2018年3月3日土曜日

『「本屋さん」との出会い』の頃   2034

書影
1987年、『「本屋さん」との出会い』という単行本を出版した頃には、いま
の様に街から書店が急に消えてしまうとは思わなかった。

ぼくは、先に「二つの書店の閉店に思う」をブログしていたが、その一週間後に
カマさんから朝日新聞「文化欄」の幸福書房閉店を惜しむ記事がコピーされて届
いた。
僕の周りの仲間内でも、最近クロスした北海道の「くすみ書房」、阿佐ヶ谷「書
原」、小石川「あゆみBooks」、、など個性派でおもしろい品揃えの本屋、専門
店が姿を消していくコトが話題にのぼる。
こうした状況を、かつてこの業界で活躍したカマさんのこと、あえてコメントし
ていなかったが悲哀を感じているのだろう。

幸福書房や近日閉店するブックメイツ新百合ヶ丘店などは、駅前の好立地で、個
性的店長の差配が生かされリピーターにも支えられた好感度店とおもっていたに
もかかわらず、である。
先日、出版取次トーハンを訪ねた際に、書店が自主仕入で利用している「店売」
へ寄った。ここでも、3月末から休止の告知が貼られているのを見る。
かつて店売は、取次を介した出版社、書店の情報発信地で活況を呈していたが、
その機能も消失し活用できなくなれば小書店は無くなってしまうのだろうか。
きょう、大学生の読書時間0が53%越えは衝撃的で、活字離れ、出版不況は言
うに及ばずの領域にあると思える。
鎌さんへのことづけでした。

(←ブログ:2018・2・19 「二つの書店の閉店に思う」2022) 

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