2023年1月31日火曜日

黄柚子のしぼり汁           3729

2023・1・31影:

例年この時期に黄柚子の採り納め。
寒さが緩み風もなく穏やかな陽射のもと、脚立を使ったり直接木に登って剪定
鋏でユズを殆どもいだ。合計で180個で、昨年並みの収穫。

夏の青柚子は酸味も香りも強いが、最後に取る汁一杯の黄柚子は、ほのかな香
が漂い酸味も適度で甘みがある。
お湯で薄めてはちみつを加えた一杯を作ってくれた。
これからシーズンの青柚子ができるまでの半年は、一部は生で使い残りを冷蔵
庫に丸ごと、しぼった果汁、皮を乾燥し保存しておく。それが、毎日の食卓に
だされることになる。                                   

2023年1月30日月曜日

手編みのセーター賛歌         3728


この頃例年になく、セーターを多種多様に着こなせている。
その背景にははいろいろなことが重なってそうなっている。

例年になく寒く、新老人にとって身に堪え重ね着しているところに、何十年来
の古い手編みのセーターが思いがけず出てきたことによる。
というか、探し出してくれた。
それにしても、上等な毛糸とセレクトすることから始まって、デザインし少し
ずつ数ヶ月かけ「夜なべして」編み上げた逸品は、年を重ねても飽きないこと
がわかった。実に50年以上も前に制作のなつかしいモノもあった。

手編みの着るものは、実用的であるとともに文化性をもち合わせている。北欧
では長い年月にわたり、祖母から母へそして子へ営々として編み継ぎ再生もす
る、生活の知恵であり技術になっている。
ところが、昨今の「衣」の変化はファッション性変重で消費の速度が著しく、
セーターを着てる姿は衰退してしまっている。さらに手編みする人はまれにな
り、伝承されてきた手作りのアイデアや技術は失われてしまいそうだ。
何はともあれ、過ぎし日の時代や着こなした場所を想いだしながら、暖かみを
満喫している。

平野啓一郎著『ある男』を読む     3727

書影
平野啓一郎の小説を読むのは初めて。
彼は、ブログやSNSで結構、政治的な発言をしており気に留めていた。

里枝がある事情で離婚した後に、愛した夫は名前も素性も別人だった。では彼
は「誰」なのか、、、人間の存在の根源を描いた小説で埴谷的存在の深淵の問
いかとも思えるし、清張的ミステリーとしての面白さにも引き寄せられる。
物語の構成もよくできており、個の自己同一性や自同律の不快といったことま
で思索することになる。

2023年1月28日土曜日

岸野のノートから⑬          3726


金属螺旋で綴じたノートを開くとき、いつも、祖母の手触りを感じる。

ねむれぬままに うとうとし 夢の枕返 逝きし吾立つ
ふるさとを まぶたに浮かべ なつかしく 思い出つきづ ここちよし
照だまりに つくしのぼをや あたま出し
何ごとも わが宿命と 思いつつ 家庭円満 ひたすら祈る
皆そろひ 食卓かこみ 笑ひ声    嬉しく 心もはれる    

2023年1月27日金曜日

際限のない軍拡競争に突き進む イイのか⁉ 3725

毎日、ロシアのウクライナ侵攻の戦況分析を垂れ流す世情のなかで、防衛費倍
増、自公が「反撃能力」、敵基地攻撃能力の保有に合意しての国会論戦の真っ
最中。

繰り返し何度でも言うが、一夜にして「防衛政策転換」を唯の首相が為すのは
おかしい。完全に「憲法違反」なのだから。現状の憲法で180度違えた憲法違
反であって、こんな政策などあってはならない禁じ手だ。
憲法解釈では歴史的に少しずつ逸脱してきたが、厚顔無恥にもほどがある。
内政の不都合を隠蔽するために、近隣国との敵対関係を煽って、アメリカに擦
りより兵器購入などで防衛費増額だの敵機攻撃能力整備などと、この小国を更
に貧乏なエセ軍事国家にしていく滅びの愚策だと思っている。これでいいのか。

平和共存という言葉もあまり好きではないが、東アジア諸国と経済進出ばかり
でなく、安全保障に関して真の「外交」を構築する以外生きる途はない。

(←ブログ:2023・1・15 「いまある状況の事実を凝視しよう」3713)
(←ブログ:2023・1・24 「戦中、戦後から戦前へ 」3721)

同日異年 1月26日          3724


2003年1月26日くもり
スキューバーダイビング免許取得の申込。自称サイパン島観光大使、gyoに
勧められて決断。池袋から東中野に戻り、「桃太郎寿司」で握りをつまみなが
ら、現役の楽しむ秘訣をきく。
(遅い免許皆伝であったが、60代、70代に伊豆、大島、佐渡、沖縄、サイパン
ハワイ、極めつけはオーストラリアのバリアリーフまで100時間以上水中散歩
が楽しめたことは幸運だ)。

2005・1・26 日くもり
読売新聞新春の会(東京会館9階)に出席。

2007・1・26(金)はれ
田中基『縄文のメドーサ』出版を祝う会 於いて:AGE 会費:1万円
門倉、鈴木、増田、北村、野中、大西に藤森。AGEのS弘子さんが盛りあげて
くれ深夜に及ぶ。

2011・1・26(水)はれ
出口米次郎君を見舞う。体重65㌔を維持しているも頭髪は真っ白に変貌。
これより、週一見舞いうかがいすることに。

2014・1・26(日)はれ
Gyo、「館山マラソン」にp走友会メンバーで出場。遂に4時間を切る快挙。

2019・1・26(土)はれ
北千住七福神めぐり。森鴎外旧居~千住宿~名倉医院(健保でお世話になった
名倉先生の本家)、、。北千住駅前大衆居酒屋で新年会。20人余参加。

2022・1・26(水)はれ
江夏豊氏インタビュー企画の準備。『善と悪ーラストメッセージ』ほか江夏本
数冊読みこむ。

2023年1月25日水曜日

白鳥の雪見行/瓢湖 記憶の深層63    3723

新潟の「瓢湖」には三度訪ねている。

1月の雪と寒の襲来で、瓢湖に集まる白鳥たちを想いだす。(1999・1・17)

(←ブログ:2021・1・12「白鳥と雪見旅 記憶の深層㊺」3080)
(←ブログ:2022・1・19「再び瓢湖と日本海の旅 記憶の深層52」3383)

2023年1月24日火曜日

「10年に一度」の寒波        3722


倉敷の弟から雪情報が入る。
夜のニュースでは、岡山県北津山で30数㌢、真庭郡で41㌢の積雪と、北陸や
新潟地域の豪雪並に大々的な報じ方に驚く。
真庭と言えばまさに弟の出自したところで、その家や栗拾いや山菜採りをした
裏山や余野川一面の雪景色を想像できる。九州や四国の一昨年に続く積雪被害
も驚いて見ていたが、我が郷里の事となると一層関心が高まる。

京都先斗町や博多中州に降りそそぐ雪の風景を眺めている瞬時は清々しいが、
翌朝の路面凍結やスリップに遭遇すると、現実の対処で苦汁ををなめる。 

戦中、戦後から戦前へ 何たる無様な姿よ3721

きょうから始まった国会は、大きな歴史的転換にしてしまうのか、危険を孕ん
いる。

歴史的転換に向かって、2013年に「秘密保護法」が、2015年は「安保法制
2017年に「共謀罪」と、確実に国として参戦可能なステージに上がっている。
(←ブログ:2015・4・27「あれから55年集団的自衛権行使に!」991)

菅政権の「学術会議」の露骨な任命拒否も、無知丸出しの戦中と変わらない言
論統制で怖い。
もう直ぐ一ヵ月で、プーチンロシアのウクライナ侵攻は一年になる。その戦火
のウクライナに、岸田首相は出かけるという。あわせて台湾の臨戦態勢を日本
の危機と情宣し、民をドツボに追い込む。この危険なプロパガンダに、現状の
野党には対峙する術が見受けられない。
「敵基地攻撃義悪し」も「膨大な防衛費」についても、「反対できないだろう」
と恫喝されているに等しい。

さて個的にはどうする⁉
迫りくる「有事」であることは間違いないが、やはり、原点回帰しかない。
トマホークなど戦争兵器をアメリカから買ったりするのではなく、徹底的に外
交の手立てを尽くし平常に戻す努力を重ねる以外にない。

2023年1月22日日曜日

阪神タイガースの’23カレンダー落手  3720


阪神タイガースの2023年版ビジュアルカレンダーがÐ猛虎会から届いた。
早速、わが家の応援席に飾った。

もらうのは恒例になっているが、今シーズンから待望の岡田新監督の再登板で
暦に登場する月々の選手の顔にも覇気が感じられる。
余裕たっぷりの表情で構える岡田監督の顔がイイ。
2月は、選手個々のアピール合戦に始まり、中旬からの1・2軍合同紅白戦で
の選手の入れ替え、さらに対外6試合を予定。そんなに競争、競争を必要以上
にあおるようなことはしないという。
解説者から監督になって一貫してる戦略(岡田の法則)は、守備位置で選手を
固定し守りから入ってオーダーを決める。すなわち現状でも、遊撃と右翼以外
のレギュラーはほぼ固まっているはず。勿論、実戦を重ねながら自然とポジシ
ョンもローテーションも微調整で決まっていくという確信を持っている。
シーズン143試合のなかで、ニューヒーローが傑出する楽しみも倍加すると云
うものだ。

(←ブログ:2023・1・6「18年ぶりのAREをめざす岡田監督へ檄」3704)

2023年1月21日土曜日

浅草七福神巡り③ 待乳山聖天~浅草寺  3719

2023・1・17 影:ncan
今戸神社→7分で→待乳山聖天毘沙門天
浅草寺の子院の一つ。寺院でありながら本堂正面には「聖天宮」の額が掲げら
れており神仏習合が今も生きている。
この寺は、昨年春の隅田川散策で渡った「桜橋」に隣接した小高い丘(待乳山)
にあった。待乳山は、かつては周囲が見渡せる山であり、江戸時代には文人墨
客が子の地を訪れている。歌川広重の絵図で小山がひときわ目立つ存在であっ
たことがうかがえる。
例年一月に行われる「大根まつり」でもしられる。

→15分で→浅草神社恵比寿)、浅草寺大黒天
浅草寺の二天門をくぐったら、まずは三社祭で名高い浅草神社へ。何とも鮮や
かな極彩色で、見事な木彫りの恵比須神像が祀られている。
そしてラストは、復活内外観光客で大にぎわいの浅草寺へ。
 
ガイドはスノさん。ウンチク語りで笑いを誘う名案内でした。
会の新年会が、京成百貨店前の無国籍料理居酒屋であった。
雷門前の名店で、「御家宝」探し入手。

2023年1月20日金曜日

「週刊朝日」5月末で休刊      3718


日本最古の総合週刊誌「週刊朝日」(朝日新聞出版)が、6月9日号で休刊。
同社のHPであきらかにしている。
2008年には、朝日新聞の分社化で発行元が朝日新聞出版になる。

その背景は、急速に販売部数減、入り広告が減少するなか、ウェブニュースや
書籍出版部門にシフトするという。
こうした経緯のなかで、100年を超える歴史に幕を下ろす。
絶頂期には100万部突破もあった。

1950年代以降、出版社が続々と週刊誌を創刊したが、世界の激動を政治、経済
や教育などの話題中心に硬派な内容の誌面展開で読者の支持を得てきた。
1955年、神武以来の好景気。
1956年、「週刊新潮」創刊。
1959年、「朝日ジャーナル」がお目見え。
1964年、「平凡パンチ」創刊。
僕が20代、30代頃は、表紙写真が篠山紀信撮り下ろしが目を引き、司馬遼太郎
の「街道をゆく」や村上春樹「村上朝日堂」の連載、いきのイイ開高健のエッセ
イありで、定期的購読に繋がっていたように思う。

2023年1月19日木曜日

浅草七福神巡り② 吉原神社~今戸神社 3717

コースマップ
鳳神社から5分ほどで吉原神社弁財天
1872(明治5)年に創建された。吉原遊郭には四隅を守護する稲荷神社が5社
あったが、明治5年に合祀したのが吉原神社の起源である。境内には、俳人・
久保田万太郎の句碑がある。
吉原遊郭は、江戸幕府によって公認された遊郭である。はじめは江戸日本橋近
く(現日本橋人形町)にあり、明暦の大火後、浅草寺裏の日本堤に移転し前者
を元吉原、後者を新吉原と呼んだ。多くの下級遊女たちの悲惨な境遇にもかか
わらず、吉原遊郭は新しい文化の発信地でもあったのだ。
ブラ歩きしたが、いまでは見る影もない。

次は土手通り、山谷堀跡の舗装された路を2㌔弱歩き今戸神社福禄寿)に着。
この神社は、源頼義・義家親子が奥州討伐のおり、京都の石清水八幡宮を当地
に勧進し祈願したのが始まり。江戸時代に人気となった”招き猫発祥の地”であ
り、新選組の”沖田総司の終焉の地”でも有名。
今戸焼は、台東区の今戸や橋場とその周辺で焼かれていた素焼き及び楽焼の陶
磁器。今戸は、招き猫の唯一の生産地だそうです。

2023年1月18日水曜日

新春 浅草名所七福神巡り①      3716

鳳神社(2023・1・17 影:ncan)

浅草七福神はすでにこの会で散策しているが、僕は参加していない。
前回と同様の福神もあったようだがだが、これにて七福神めぐり完結になる。
浅草田原町から、くるりと一周し浅草寺・雷門で了。&新年会。

早朝8時に家を出て、神田で地下鉄銀座線で集合場所の田原町駅の地上に上る。
新年早々、「散策の会」今年はじめての企画に、冷え込み厳しいなか元気に顔
見せ。

田原町駅→合羽橋道具問屋街をチラチラのぞきながら~矢崎稲荷神社福禄寿
徳川三代将軍家光が、浅草に武道錬成のため「浅草三十三間堂」を建立。
拝殿の格天井には、日本乗馬史をモチーフにした絵が奉納されている。
伏見を訪ねたとき見た藤森神社にも、競馬の祭りごとがあったのを思い出した。

鳳神社寿老人
「おとりさま」と呼ばれ、江戸庶民から愛されている神社。毎年11月の酉の日
には、福運や材をかき込む”かっこめ””はっこめ”という熊手お守り授けられ、
江戸の粋であふれかえる。その様子は樋口一葉の「たけくらべ」に登場する他
多くの文芸作品に描かれている。ここの寿老人の木像はつややかに磨かれ、表
情が穏やかだ。
(ここの”かっこめ”をハルに福飾りに入手してやった)。

後日⇒吉原神社(弁財天)~

追悼 川口昭            3715


つづけて、親友の訃報で呆然としている。
浅草七福神巡りから帰宅して、あの川口昭君が亡くなっている知らせ。

こんなに早く川口昭の追悼をすることになるとは思っていなかった。
半年前に入院先の緑内障の手術後、御茶ノ水の病院を抜け出し電話してくれた
のが最後になってしまった。
退院後の落ち着いたところで、会うときはいつものところ、御徒町の寿司屋で
飲みながら文学から始まり世情一般を論談発止で駄弁り合おうと決めていた。
その約束は幻と消えてしまい残念です。

彼は長崎から上京したのが1967年頃で、それから間もない時期に会っている。

2023年1月16日月曜日

中野ブロードウェイ今昔       3714


中央線のと云うか総武線の中野駅に乗降することが結構頻繁にある。

古く上京してスグは大叔父が中野国立療養所の院長先生だった頃、一時期居候
して江古田から中野駅に出ていた。
次に、中野ブロードウェイが誕生(1966年)したとき、その二階に四国松山か
ら出ってきた「明屋書店」に出入りしていた。今も現存するが、当時の話題を
派手に提供する勢いのある昔の面影はない。
でも、80年代にミニ漫画専門古書店をオープンした「まんだらけ」が、”サブ
カルの聖地”の道を切り拓いた。ミニショップがカオス化してひしめいている。

さらにナショ


ナルチェーン店「ブックファースト」がブロードウェイサイドに
在る。打合せ場所としても使っている。
他にも、演劇や芸能を小屋掛けする小劇場にも通っていた。

JR中野駅北口正面からまっすぐに伸びる中野サンモール商店街が、ブロードウ
ェイへの参道に見立てることができる。
極めつけは60年余りにわたる、裏路地にひしめく居酒屋やスナック通い。昔は
書店人と出版関係者だったが、ときとして役者仲間との慰労会などがあって、
いまでは、人生終盤の親交を温めるおだやかな会処などとしてつづいている。

2023年1月15日日曜日

いまある状況の事実を凝視しよう   3713


はや一月も半ばだ。今年は何か大きな地殻変動の予震を感じる。
世の中がざわついている。剥き出しになってきたリアルな現実。
それは、政治という、経済という、IT(横文字)社会という露骨な現実をさけ
られない。
ちょっとしたことでも気づくようになった、ジャーナリズムの変わりよう。戦争
プロパガンダの映像の世界も変わる。今夜のNHKの特集が照射していた。
日本の権力は、民の声をきかずして一方的に戦中へ突っ込んでいっている。
いまの状況では、直接戦争はないが間接戦争、代理戦争のかたちをとるのはまぎ
れもない事実。
前のめりする現状を見ていると、アメリカによって戦争をやらされるものに突き
落とされるよ。
この皮膚感覚は僕だけではないひとたちも感じ取っている。

2023年1月14日土曜日

『MONOS』を観る         3712


コロンビア、アルゼンチン、オランダ、ドイツなど合作映画。
監督・脚本は、アレハンドロ・ランデス。

ファーストシーンで、雲海が広がるにしたに廃墟がたたずむ高原地帯で暮らす
ゲリラ組織”モノス”に属する八人の少年少女の暮らす姿。
猿というコードネームを与えられた彼らは、人質のアメリカ女性”博士”の監視
と世話を任されている。

登場人物の名前からして、ウルフ、レデイ、ランボー、ビッグフット、ドッグ
など不思議な名前ばかりで、人間というより「ヒト」という生きものの話か。
モノスに軋轢が生じ、集団の秩序が乱れ始める。大切な乳牛をドッグが不注意
で射殺してしまうことから、、。そして博士につづきランボーまで脱走されて
しまう。
未成年者がなぜ兵士になったのか分からず、銃器を掲げて大人びた行動をとる
姿が怖い。ただ、ここに出てくる子供たちは家族のような集団を結成している。
だけれども、最終的には孤独な一人を認めよ、といっているようでもある。
コロンビア内戦をもとにした境界のわからない”曖昧”を由とする映画なのです。

2023年1月13日金曜日

追悼 田中基様           3711

弟さんから突然の、君の急逝を知らされて啞然としましたが、とても亡くなった
とは思えず、追悼できずにいます。

思えばあなたと最初に出会ったのは、1960年春のWキャンパスでした。当時は、
政治闘争で大隈銅像前は集会で騒然としていました。あなたとは10代最後で同学
年の若さでした。そのとき何故か、長靴をはいていたのを覚えている。後に、民
俗学に傾倒し、全国の祭祀や古墳発掘に出かけていたことを知ることになる。

あなたの志は一貫して持続され変わりませんでした。このコトに僕は驚きます。
持続こそ思想であり主体的哲学であると確信します。
君の労作『縄文のメドゥーサ』(傍題「土器図像と神話文脈」)を再読している。

65年に及ぶ現世での交友に幕引きすることになた。
高潔な男よ 二度と言えないサヨウナラ。

シネマ遍歴 2022        3710


2022年度にスクリーンで観た主たる作品。 

(←ブログ:2022・1・5  「白石和彌監督『孤狼の血』を観る」 3339)
(←ブログ:2022・2・10   「究極のリアリズム『アルジェの戦い』」3375)
(←ブログ:2022・3・22   「濱口竜介監督『ドライブ・マイ・かー』3417)
(←ブログ:2022・4・7  「吉田恵輔監督『空白』を観る」 3432
(←ブログ:2022・4・11   「映画『夜叉ヶ池』よみがえる」 3436)
(←ブログ:2022・5・23   「浦山桐郎監督『キューポラのある街』 3476)
(←ブログ:2022・5・26   「ポーランド映画『地下水道』を見る」 3479)
(←ブログ:2022・7・19   「堤幸彦監督『望み』を観る」 3533)
(←ブログ:2022・8・24   「『ゴッドファーザーPARTⅢ』何回目か見る」3566)
(←ブログ:2022・9・24   「『護られなかった者たちへ』観る」 3600)
(←ブログ:2022・10・3   「実話に基づく『ゴーン・ガール』を観る」3609)
(←ブログ:2022・11・7   「映画『草の響き』(原作佐藤泰志)観る」3644)
(←ブログ:2022・11・27 「李相日監督『流浪の月』観る」 3664)
(←ブログ:2022・12・19 「『セブン』を見る」 3686)

2023年1月11日水曜日

天下の名瀑 白糸ノ滝 記憶の断層129 3709

影:pen
寒い朝に出発したドライブだった。(’96・1)
八王子インターから中央自動車を走り河口湖ジャンクションを朝霧高原に向か
う。暖冬だったのか、銀嶺の雪は薄化粧。

白糸と名のつく滝は数々あるが、信州「小瀬温泉の白糸の滝」に次いで好きな
名瀑といえるのが、「富士宮の白糸ノ滝」です。
この滝は富士山の雪解け水が、新富士火山層と古富士火山層の境の崖から湧き
出しているという。そうした悠久の過程を想像するだけで自然に溶け込むこと
ができる。
ワイドな絶壁から、太いの細いの糸の滝が落下している。滝つぼ近くに立って
見たが、幻想的で時間を忘れ佇む。 

2023年1月10日火曜日

賀状片々 ’2023 ②         3708

続けて、賀状~北から南から。

大分湯布院暮らしも十余年になる不二さんから。「年末には大益さんが熊本の
個展後にこちらに寄ってくれました。私は、昨年は紙芝居で平和を語る」の会
をやりました」。

、、で、現在は栃木で特養ホームを経営し、老人支援に精力的なYk女史から。
「”大槌の風”に注目!(井出、古谷さん鬼籍から)嘗て60年代半ば「読書新聞」
編集部に在籍していた時代を懐かしくおもいだした。老いてなお私も日本の劣
化を見届けたいと思います」。

嘗て、朝日新聞中東特派員でもあった剛さんは、「パンデミックと戦乱の世が
21世紀に再現するとは思ってもいませんでした。」と。

松江の山下さんから。(「山陰中央新報」東京支社時代の知人)
「ご無沙汰しております。長野の松木さんとの別れがこたえました。どうぞ、
お元気で」と、元信濃毎日新聞の共通の飲み仲間でもあった松木さんを悼む。

でん八仲間の関根女史からは、「アキちゃん残念でした。だんだん寂しくなり
ます。お元気でお過ごしください」。
偲ぶ会の要望が、セキネちゃんのほかに根本、森本、セッチャンらからあった。

2023年1月9日月曜日

どんど火祭り参観          3707

はむらどんど焼き
('23・1・9 影:SMH)
久々に「羽村火祭り・どんど焼き」を見た。
早朝、ウオーキング身支度をして門松や松飾を携えて堰の河原まで出かけた。
僕の田舎、美作正宗の集落では「とんど焼」と言っていたと思う。

10歳頃までのことだが、わが家の近くの三ツ門広場でのとんど焼に行くと、
成績が上がったり、青竹に挟んで焼いたおもちなどを食べると一年無病息災で
過ごせると、御祖母ちゃんに言われたものです。
それと正月松の内明けで、大勢が集まり火を囲んでワイワイガヤガヤ囃し立て
るのが、何とも言えない雰囲気で好きだった。

コロナ禍で実施されたはむらの「どんど焼き」は、河原に竹や木の棒で7,8
㍍のどんどやぐらを組み、そこに門松や正月飾りをいれて火入れする。すると
勢いよく、竜が天空に向かうがごとく火柱と煙が渦を巻く。
思い出す正宗の家族的火祭りとは段違いのダイナミックさに、数百人の衆人が
静かに見つめる。

2023年1月8日日曜日

年賀状片々’23           3706

新年の賀状は北は北海道から、南は沖縄から届く。

女性編集者で稚内に帰郷して、そのまま居ついてしまった知人から、一度は来て
くださいと。「海峡で獲れた大ダコの足を薄切りにして、煮立った利尻コブの出
し汁のなかでサッと湯がき食べる「たこしゃぶ」を、振舞うよ」。

もう一人の男友達は、「私は函館です(介護のため)。いつの日か再度海峡を渡
れるか⁉」。

ほかにも、東京から奥さん方の実家島根?へ今年引っ越すことを宣言、僕のBlog
を見ての賀状。送別会やらなければ、、。

鹿児島南さつま市の縁者から、、。「~コロナも落ちつかず、岡山にもしばらく
帰っておりません」。

花巻市のKs縁者からは、不慮の事故にあい「~日々の暮らしに注意をはらいな
がら生活せしていきます」。全快を祝す。

広島の友人。「久しぶりに早稲田に行きました。大変な様変わり、三朝庵はコン
ビニに、高田牧舎はピザハウスにと、60年前のワセダはありませんでした。
きれいな早稲田ワセダでした」。彼とは広島へ出張時には、宿泊して夜明かし。

ほかにも、政治的発言や体力劣化と運動、アキさん追悼と偲ぶ会を、90歳代突入
の言辞、アレ・AREの夢語り、近況報告と、、尽きない。

2023年1月7日土曜日

七草粥               3705


七草粥は正月七日に食べてきた。
若菜は初春の若返りの植物であり、はむらの堰上手にある阿蘇神社下の湿地帯
でセリは採れる。それに、なずな(カブ)、すずしろ(大根)の本命と牛蒡、
黄金人参、タラの芽、ミツバの俗称七草を調理したものをいただく。
オイラの健康は、こうした素食こそが原点のような気がする。

しめ飾りと門松もはずした。

2023年1月6日金曜日

18年ぶりのAREをめざす岡田監督へ檄 3704

阪神・岡田彰布監督は二度目の大役を引き受けた。一年目から全力で現役時代
の経験や、監督でも経験してきた人生の集大成として、若い選手に全力でぶつ
けて、最終的にアレを勝ち取る覚悟が伝わってくる。

新年の球団開きを終え、「デイリー」の改発博明社長と18年ぶりの奪冠を宣言
した。
トラ番歴20余年の改発博明記者(2007年当時)が、一シーズンの阪神タイガー
スの日々を克明につづった秘話。
現、デイリースポーツ・改発社長は岡田彰布監督より一歳年上、監督とは喜怒
哀楽をぶつけ合える仲。
球界最年長の知将岡田監督がAREを成し遂げたのちに、今岡、球児、鳥谷ら
若返りをどう指導していくのか、大事な仕事だと思う。心底期待しているよ。

2023年1月5日木曜日

岡山~倉敷~西阿知~新倉敷駅 駅舎㉑ 3703

岡山駅(左上)/新倉敷駅(右上)
倉敷駅(左下)/西阿知駅(右下)
これまで、旅の途中で寄った駅舎を写真に撮ってきた。
何か目的があったのではなく、二度とこの地には立ち寄ることもないかもしれ
ないとの思いで記憶にのこしてきた。

ところが今回の四つの駅舎は、高校時代の通学や郷里に帰る際に乗り降りして
きた、郷愁に誘われる親近感あるステーションです。
岡  山  駅:正面のロータリーにはサルとキジを従えた桃太郎の銅像が立つ。
      当駅で在来線の山陽本線や津山線、伯備線に乗り換えたり、途中
      下車して、友人に逢ったりする。
倉  敷  駅:弟たちの家に滞在したり倉敷美術館などへ行くときの起点となる。
    
西阿知駅:高校通学に使った駅で、駅前に自転車預かり所が未だある。
     自伝小説『わが闘争』(三一書房刊)の作家・堤玲子さんが駅売
     店に勤務しており、話題になった。
             (担当編集者は井家上隆幸さん)。

新倉敷駅:在来線の玉島駅と併設されたのは、新幹線が延長されてからで、
     僕が上京して後のことである。岡山~新倉敷間7分で、一時住ん
     でいた湖畔の家が一瞬、車窓から見える。

2023年1月4日水曜日

正月の変貌             3702


日常生活は在宅暮らしが圧倒的になってきているが、夜型人間に変わりない。
多分、昼寝時間を自由にとっているから、早寝にならないのだろう。

就眠午前1時前後、5時頃朝刊をポストから取り入れ、ふたたび寝て8時頃起床
の生活が3年ほど続いている。
これから勤めでそとで働くでもなく、このスタイルは死ぬまで変わらないよう
な気がする。今年も元旦からこのペースだ。

Gyoたちファミリーがそろって来てくれ、おだやかな正月だった。
初詣、お屠蘇、雑煮、お節(昨年からお節は義娘が持参)、煮物、膾で新年を
祝し、ハルはババからお年玉をもらい、正月の楽しみは昔と変わらないないな
と思う。
と、思いながらも、戦後5歳だった僕にしてみると、三が日の一日だけ登校し
ミカンを5個ぐらいもらい嬉々として家に持ち帰った当時、高度成長期に向か
う前の時代との記憶の落差は大きい。

2023年1月3日火曜日

初滑り/ブランシュたかやま      3701

2023・1・3 影:Gyo
ハルたちは早朝5時に起きて、初滑りで信州佐久平方面のリゾートスキー場へ
出かけた。
僕も20代後半から30代の頃は、夜明けの早朝から車山高原や谷川天神平へ
向かい日帰りでゲレンデスキーを楽しんだものだ。
ハルだって正月二日の遊び疲れのうえに、一睡したぐらいで飛び出していった
が、早速リアルな現場からの写真を送ってくれた。
昨年より一段と体格が成長しパワーアップしているので、滑り込みが楽しくて
しょうがない一分一秒の時期だと思う。

2023年1月2日月曜日

正月ふつか ウオーキング初め    3700

元旦のお屠蘇に始まり、二日目もちょっと一杯。
夜はすき焼で、新酒しぼりたて生一本をのみつづける。
80歳越の老人としては、ほどほどに節制養生しないと、とおもう。

初荷、事始め、書き初め、世のなかが動き始める日。
夕方のウオーキングやってますよ。
体脂肪量が増え、足も弱り階段に躓くようになって、筋力維持のため再度復活
して4ヶ月あまりになる。一日も欠かさず続けていると、毎日の生活リズムは
うわ向き、「今日」が最高、の気分になれる。1時間弱、歩いています。
と云うわけで、3時のおやつ後、日没にかけて鎌倉街道、ゆとろぎ道路、動物
公園道路、富士見公園周遊を手を大きく振って強弱をつけて歩いているよ。

2023年1月1日日曜日

’23 あけますておめでとうございます 3699


初詣は、ハル石神社へ、昨年につづき皆の健康第一を祈願。

わが家のベランダから元旦の富士山を見る。
昨年は、富士山の左側天空にうすい衣様雲がたなびいていたが、今朝視る富士
は群青色で透明度抜群の海中にいる様だった。
年初めの富士山を、ここ数十年撮り続けているが、悠久の富士山その物に変わ
りようはない。あるとすれば、富士山の前景となる丹沢山浪や人工物の鉄塔の
出現であろうか。

Gyoファミリーの新年あいさつを待つ。夕方賑やかにやって来た。
お節を囲んで、しぼりたて新酒でお屠蘇一杯。
正月元旦は、幼小にかえり、幾つになってもハレの日イイもんだ。