2021年4月30日金曜日

4卯月のblogテーマ別更新歴     3189


毎日更新している4月のタイトルをテーマ別に抽出すると以下の通り。

出版業界話:電子書籍の定額読み放題の利用意向
歴史&時事:戦前5年間を時系列で追ってみると①
近辺ぶらぶら歩き:御岳渓谷の清流音瀬と新緑を歩く/奥多摩澤井・寒山寺
同日異年1965・4・2:築地中央会館での親戚縁者・友人の集い。
記憶の深層:花と海の風船・片貝/鎌倉へ~カイドウの花
記憶の断層:キュランダでコアラ抱っこ
日本の原風景:「寒立馬」のいる尻屋崎①
日常雑記:半世紀ぶりにボーリング大会/新型コロナのワクチン接種予約なる
阪神タイガース」応援記:新人・伊藤将司投手初白星 ローテに期待!
クルマ遍歴:アクセラスポーツ④
映画秘宝」情報:hiho6月号  かいじゅうたちのいる映画雑誌
追悼偲ぶ会:柳田昭彦君7年周忌/龍円正憲君のこと/追悼清水邦夫と「署
名人」/加計呂麻島で逝った征郎さんを偲ぶ/さくらんぼ作りの高山君急逝す

2021年4月29日木曜日

尻屋崎 日本の原風景        3188

尻屋崎/海の広さを撮る(影:pen)
ザ・原風景のごとき2枚に、尻屋崎の「寒立馬」をたずねて大地に立った記憶
が湧きだした。
下北半島の東端に位置するこの尻屋崎は、大間からクルマに出合うこともほと
んどない牧歌的な道を走り抜けると、寒立馬が悠々自適に草原で暮らす岬だ。
山あいの田舎育ちの僕はそこに広がる大海原の景色を見ると反応するのである。
尻屋崎/岬の上から海の広がりを撮る

(←ブログ:2013・11・2「下北半島下風呂温泉 記憶の断層12」)
(←ブログ:2013・11・8「尻屋の村から太平洋沿岸を南下~記憶の断層13)

2021年4月28日水曜日

電子書籍の定額読み放題の利用意向  3187

両刀使いなのだが、辞書機能だと「電子書籍もイイなぁ、」と使ってみること
もある。

さて、年々電子書籍部分の売上比率は上昇しているが現状はどうなのだろう。
LINEが日本の18歳から59歳の男女を対象に、「電子書籍の定額読み放題サー
ビス」の現状の認知度、利用率、流行予測などについてリサーチし発表した。
これをみると60歳から僕の歳に至る20歳幅が除外されており、高齢者は対象
外なのか、といいたくもなるが、、。

有効回収数2108サンプルの内
知っていると答えた人83%  その内「使っている」現在利用率は全体で9%。
また、一年後身辺で利用している人が100人中どれほどいると思うか25・5%。
流行予測では、4人に1人が1年後に利用していそうと云うイメージとなる。
今後の利用意向についてはぜひ使ってみたい、と機会があれば使ってみたいを
合わせると全体で28%だった。
一方利用意向のない人の割合は全体で50%となり半数を占める結果となった。
もっとも高い利用は10代~20代の女性。
「どのジャンルの本を読み放題したいか」を聞いたところ、全体のトップは、
「マンガ」69% 次いで「雑誌」50% 「小説&実用書」41%の割合だ。

未だまだ紙の書籍で読むことが圧倒的だが、持ち歩きに便利であったり、経年
劣化にあわずにすむことなどの利便性もあり、一部電子書籍に傾斜してもおか
しくないと思うようになった。 

2021年4月27日火曜日

戦前5年間を時系列で追ってみると① 3186

親父のサイパン教師時代を追跡すると、どうしても僕自らの幼少時代と重なる
昭和15(1940)年から敗戦に至る昭和(1945)年の総合年表をあらまし見て
おかないとどうしても欠落部分が棘になって残る。
以下そのメモである。

1940年 *南洋群島島内航空路開設。
1・16 米内光政内閣成立。 
世のなかは紀元2600年祝賀で沸く。学術・思想面では、津田左右吉右翼からの
攻撃が高まり早大教授を辞任。国外では毛沢東<新民主主義論>発表。
3・9 衆議院、聖戦貫徹決議案可決。日米通商航海条約が失効。
大日本航空、横浜・サイパン・パラオ間で島内定期航空路を開始。厚生大臣吉田
茂、議会答弁で労働組合の自発的解消を要望。芸術では「文化組織」創刊(中野
秀人・花田清輝・岡本潤)。サルトル「壁」が堀口大学訳で中央公論に掲載。
筑摩書房創業。
国外では日本の支援で汪兆銘、<国民政府>の南京遷都を宣言。
(→後日に続く) 

2021年4月26日月曜日

サクランボ作りの高山正男君急逝す 3185

2019・1 影:ncan
未来社時代からの同僚で友人の高山君がガンで急逝の知らせが入る。
今ごろ秋田の果樹園でサクランボの手入れに早朝から精を出している姿を想像
し、そろそろ恒例の発注を掛けなければと思っていた。

その矢先、「未来社オールドの会」と称して毎年新所沢で新年会で集まる一人
ニシタニk君から、声をつまらせながら高山君の奥さんからの連絡として語ら
れたのである。

最後のメールとなった近況からを添えさせてもらいます。
明けましておめでとうございます。
きょうは狭山湖まで一万五千歩あるきました。
晴天に恵まれ素晴らしい元旦でした。
高橋源一郎の本おもしろそうですね。(「安保60周年*記念講演記録」から)
僕は佐高信の竹中平蔵への退場勧告を読んでいます。
さらに、カメラ愛好家でもある彼らしく、、。
狭山湖から撮った富士山の黎明と、湖のほとりに咲くロウバイを添付。
その一方、秋田は大雪で大変そうです、と。
僕より5歳若い。ショックです。
合掌。

2021年4月25日日曜日

木の樹形に魅せられて       3184

本棚から
本は読みたいから買うのが日常だが、時にというか以前はこれだけはどうして
も本棚に置いておきたいと云う衝動に駆られて購入する本もあった。

美術書や写真集などは普通だが、学術図鑑なのにどうしても手元に置いて見た
くなって、なけなしの金をはたいて入手したモノがある。
『原色樹木大圖鑑』と『野草大図鑑』である。いずれも北隆館から発行。

この『原色樹木大図鑑』では、日本産の樹木をオールカラー図版で網羅してい
る。最大の特色は、樹形図をすべての種に掲載されていることです。
それに樹皮、葉、花、雄蕊・雌蕊の拡大図付。
旅行や散策していて木の名前がわからないとき、樹形を確認して、改めて図鑑
(3500余種)を開いて判明したとき安堵の快感がある。
僕は樹木研究者ではないが、この歳になって野草を観て、そこに立つ樹木を眺
める好き具合が深まった。

2021年4月24日土曜日

もう二度と行けない店       3183

急に消えて、もう二度と行けない店。学生時分からあんなに通ったのになくな
った店。

55年の想い出をたどると、あまりのも濃密な時間がギシギシと逆回転して針
が振りきれる。
最後のお別れはあっけなく終わった。
最初に出合った店主であるアニキはすでに亡く、残った弟のアキさんもとっく
に傘寿を越えて店をきりもりすることはできなくなった。

その店は「おでん居酒屋」だった。
貧乏学生だった後半から、酒はあまり飲めないのに腹を満たすためおでんを食
べに立ち寄った。
おでんが特別美味しいというわけでもないが、L字型のカウンター席を挟んで
飛び交う会話が魅力的だったのである。昔のその光景が今も網膜にしっかりと
焼き付けられている。
最初の頃の贔屓客は、ジャズ喫茶アシベの歌手やプレーヤにそのファン。
つづいて、フリーのライターや出版関係者がカオス化して集まって来ていた。
その集客の熱量はアキさんであり、影のアニキだったのは間違いない。
新型コロナウイルス禍が直接の原因ではない、その前に消えたが喪失感は残る。

『新宿 でん八物語』(発行 大槌の風/発売 言視舎)乞う購読。

加計呂麻島で逝った征郎さんを偲ぶ 3182

2021・4・10 影:wat
友人であるおんな闘士の弟さんが亡くなったことは、これまで二度聞き三度は
他の物件とあわせてルポルタージュ(記録)の文章をもらった。

亡くなったのは四年前の十月だから、彼女が参加したその年の暮のW忘年会で
知らされたが身内の訃報として聞いたに過ぎなかった。ところが過日、柳田君
の墓参に際して偶然に同じ長津田の墓地に弟さんも眠っていることが分かった
のである。
柳田君の墓参の後、弟さんの墓にも寄って合掌。

その礼状が今日届いたが、その文章によると弟・征郎さんは、奄美群島の加計
呂麻島で不慮の水死、とあった。
島尾敏雄の小説に憑かれるように加計呂麻島にたどりつき、宿の前の真っ青な
海に魅入られるように入っていったようです。
沖縄でダイビングしたことのある僕の経験からすれば、沖縄の海はフルシーズ
ン潜れるがジャケットを着てのことで、10月になると水温が下がるときもある。
そのためのショックによったのではなかろうかと、残念な推測をしているのだ
が、、。

78年の生涯を閉じた彼とは、大学のキャンパスで数度会っていることを思い出
した。が、その後NHKのディレクターだったり、ヴァイオリニスト、チョン・
キョンファのプロデュースを手掛けたり多岐にわたる活動をやっていた長い長
い空白があることをつゆぞ知らずいたく感銘している。 

2021年4月22日木曜日

かいじゅうたちのいる映画雑誌   3181

6月号表紙
読みどころ・見どころ
杉作J太郎✕大槻大槻ケンヂ『シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ』を語る‼
斎藤工の「映画じかけのオレンチ」141回『赤頭巾ちゃん気をつけて』
執筆:藤木TDC 江戸木純 みうらじゅん 伊東美和 二階堂卓也 中川翔子

映画秘宝6月号 2021’      Contents

2021年4月21日水曜日

一杯のコーヒーから、、至福の時間 3180

今朝は、「キリマン」をペーパードリップ式のフィルターを使用した淹れ方で
つくった。

注文した「焙煎」優れものなのか、強い酸味と苦みがバランスよくマッチング
した調和のとれた個性的な味で、コーヒー独特の香りがする。
深煎りランクで注文したが、特徴を引き出しており満足している
夏でも雪を冠むるあのキリマンジャロの大自然の恵みが感じるコーヒーで、野
性味ただようコーヒーといっていい。

60年前の学生時代、喫茶店の店名になるほど「キリマンジャロ」は人気でし
た。あと、モカとかブラジル、、。
僕は、ヘミングウェイ『キリマンジャロの雪』を連想して、高品質のキリマン
の香りについつい嗜好がいきます。

2021年4月20日火曜日

鎌倉へーかいどうの花 記憶の深層㊽  3179

鎌倉へ「かいどうの花」を観に出かける。これが花旅の初めになる。1984年。

鎌倉駅に近い妙本寺の海棠(カイドウ)がちょうど見ごろだった。
樹高3mか。赤みを含んだ若芽と八重の桃色の花が垂れ濃艶である。
野に自生する野海棠も観てみたいものだ。
ほかにも扇が谷にある海蔵寺や、長谷にある光則寺は大樹で花が美しい。

(←ブログ:2021・1・12「白鳥と雪見旅 記憶の深層㊺」3080)
(←   :2021・1・12「瓢湖→月岡温泉→再瓢湖~記憶の深層㊻」3081)
(←   :2021・2・18「伊豆爪木崎の水仙 記憶の深層㊼」3118) 

子供が手元に置いた本300冊余りか  3178

50年前の本を中心に
この本棚に102冊余り陳列されており、屋根裏部屋の「アーサー・ランサム全
集」や「新美南吉全集」、「ケストナー少年文学全集」、「日本の民話」など
読み物と絵本を合わせると、300冊はゆうに越えるだろう。
これらが母親が読み聞かせ、子ども自らも読んだ成果の残滓といえる。

50年も前に通勤の帰宅途上新宿ステーションスクエア5階だったか、山下書店
や紀伊國屋書店で買って子どもに子どもにプレゼントしたものです。
十年ほど前に一度は処分しようと決断したが孫世代のことを慮って残してある。
いまの子どもは手元に本を置くという行為は希薄になっているように思われる
が、でも何かのきっかけに一冊の本を書店で買うという判断は金銭感覚も身に
つくし読書の真剣度も違ってくるようだ。このことは自分だけの本をもつと云
うことで、その後長くかけがえのない刻印になるはずです。

活字離れが言われるいま、国語力アップと本に触れる機会とすべく新聞社、出
版社、書店は「こどものための100冊キャンペーン」が実施しようとしている。

2021年4月18日日曜日

柿の若葉に魅入る          3177

2021・4・18 影:ncan
庭先のツツジやスノーフレークなどの春の花々がひとしきり咲くと新緑がやっ
てくる。

僕は柿の若葉が広がる様が好きで地面からや二階のベランダ越しに眺めて見飽
きることはない。
枯れ枝のように見えたところに、赤ちゃんの手のひらのように出てきたばかり。
それはけがれのないみずみずしい輝きに満ちている。これから白い雌花がふく
らみ、実をつけ真夏になるころには黄ばむ。そして秋には、緑の軟らかな葉も
色気を失い赤黒いゴワゴワした葉に老いてヒラヒラ舞って落ちる。木枯らしが
吹き抜けるころになると柿の実だけが晩秋をつげることになる。

植樹して40年以上になる柿の幹は成木して、肌はコルク化して裂け灰黒褐色に
なって年期を感じさせる。
種類は甘柿で「富有」だが、接ぎ木の台木のせいか枝によって渋柿が混ざる不
思議なカキの木でもある。
因みに小名Kakiは和名による。 

2021年4月17日土曜日

追悼 清水邦夫と「署名人」     3176

書影
劇作家であり演出家の清水邦夫さんが84歳で亡くなった。 合掌。

演劇専修クラスで、清水さんのデビュー作『署名人』を1960年秋の早稲田祭
で公演した。
清水さんから公演許可を取ったのは本作の演出を担った梅原弘君で、まだどこ
の劇団でも手つかずの初演だったのではないかと思う。
舞台に上がったのは、現役で活躍中の浜田晃君に、山田y、田口k君。
照明も現役の内藤重臣と後藤秀吉君が担当で、他の役割で井家上(森田)尚子
さんや松田(寺村)陽子、竹下道子さん、横川純一、春山t君らが参加。
内容は、60年安保が敗北に終わった直後の時代背景における政治がからむ話し
で、伊藤博文暗殺とか人間解放とか、今の時代には馴染みにくいテーマであっ
たかもしれない。
でも、その後の別役実らの不条理演劇のはしりで、終わってみて不気味さが漂
う、いまもって好きな印象に残る芝居です。

最初に出版された『署名人』は未来社からで、<未来劇場>双書の一冊として
刊行している。これも縁だったかもしれない。

2021年4月16日金曜日

新型コロナウイルスのワクチン接種予約3175

市より65歳以上のワクチン接種の事前予約の案内を受け取る。

早速、インターネット予約のシステムが使えるので、その日の深夜に挑戦して
みる。
混みあっていたり、手続き上面倒なことが生じるのではないかと危惧しながら
PCの画面に接したが、あっけなく二回接種の予約が取れてしまった。

さて、一ヵ月後にワクチンを受けたとして、本当に新型コロナウイルス感染症
の発症を予防できるのだろうか。期待されてはいるが、ワクチンを受けたひと
から他人への感染をどの程度予防できるかは未だ未知数な領域のはずだ。
ワクチン接種を終えたからといって、行動の制限は先のさきまで続きそうだ。
また、二回接種後の副反応について、接種部位の痛みや少々の発熱は良しとす
るも、治療を要する稀人になっても困りものだと思っている。

花と海の風船/片貝~ 記憶の断層106  3174

九十九里/片貝海岸

朝、思いたって千葉房総へふうせんクルマ旅。(1995・3)
片貝~鯉の浦~千倉(宿・千海荘)~白浜~金谷港フェリー~
白浜で摘んだ、ストックとポピーをたくさん抱えて帰宅。

九十九里の片貝海岸はyuがツ反の結果によって、片貝の叔母の家で静養して
いたことがある。そして夏は家の床板を波打ち際に持ち出し腹ばいになり、波
乗り(サーフィン)をして楽しんだ懐かしい場所だという。
その痕跡をさがしながら砂丘を踏みしめる。

「鯛の浦」では、マダイが群泳(水深10~20m)する姿が岩場の路から見られ
た。鯛の浦タイ生息地の名称で、特別天然記念物に指定されこの海域ないでは
釣り等は禁止されている。

2021年4月14日水曜日

龍円正憲くんのこと 友人帳⑥    3173

影:pen

学年は二学年下だったと思うが、こまめに接してくれる友人だった。
68歳で亡くなってすでに十年になる。

早逝した辻野t君とは共通の友人で、彼の奥方京子さんを誘って御岳渓谷を散
策した後、偲ぶ一席をわが家でもったこともある。h清水さんも一緒だった。
渓流沿いを歩いた遊歩道は残雪がキラキラ輝き清々しく清められた感じでした。
偲ぶ会の発案は龍円君で返礼で急遽家に寄ってもらったと云うこと。

彼とは会席料理を囲むことが何度かあったが、こんな面子でふぐ料理屋に呼び
出されたことがある。門倉k、鈴木s、山元tと俺。
小倉出身の龍君自身、ふぐ料理がすきだった。
この時の銀座の店は、産地直送のとらふぐを「泳いだまま」仕入ている新鮮な
上物がテーブルにのったのは間違いない。

2021年4月13日火曜日

アクセラスポーツ クルマ遍歴④   3172

シャンテ、ファミリアからスポーツカーに近い感覚の空間になっているタイト
な「アクセラ」に乗り換えた。

新開発のプラットフォームは、フォードグループに移行した時期と重なるころ
だったと思う。
2003年のデビュー車。前後ランプは鋭いデザインが施され、ボディ全体もアグ
レッシブな外観で爽快感を満足できた。
キビキビとしたいかにも運動神経のよい操縦性が特徴だった。
駆動はFF方式/変速機は5AT

(←ブログ:2021・1・20「クルマ遍歴 ミレーニア」3088)
(←   :2021・2・19「最初のクルマ<シャンテ>クルマ遍歴②」3119)
(←   :2021・3・4  「二代目<ファミリア>乗車歴5年③」3130)

2021年4月12日月曜日

母との想いで②           3171

1954・10・1影
親父については「サイパン教師」として、戦前5年間の意識のふれあいとして
語ってきたが、おふくろについての想い出は愛おしけれ、なものだ。

母は僕が5歳のとき「肺病」になっていた。
どのようないきさつで発病が分かったのか知らないし、きくこともしなかった。
知らないうちに母の生家の離れで隔離生活になっていたのを思い出すだけだ。
だから、小学校の入学式は祖母と一緒だった。そのことが祖母にとっては忘れ
がたい校庭の桜吹雪とともに後々まで記憶されていた。

学校から帰った時に母が家にはいない。となると、そのつぎに会えるのは夏休
みに母方の祖父母の家に行くか、秋の運動会に外出の特別許可で伯母に連れら
れて応援に来てくれた日くらいだった。とくに運動会の日は、ムシロの応援席
に座っている姿が気になって仕方なかった。
その日運動会が終了すると、母たちは先に一度正宗の家に帰って僕を待ってい
る約束だった。
下校はギリギリだった。教室で終わりを告げられると同時にダッシュし走りに
走って家にたどり着いた。おふくろは50メートル走の一等を喜んでくれた。
だが、すでに帰り支度をしていた。

(←ブログ:2020・8・29 「母のこと」2945)

2021年4月11日日曜日

先輩 鎌さんからfax届く 埴谷雄高の記事3170

二月からファックス故障で使用できなかった。

いまの時代、電子メールがあることだしそのまま修理しないで放置していた。
ところが、通信手段について超アナグロの御仁がいて、急ぎの案内を知らせる
のにfaxを修理して何とか間に合うよう対応できた。

本旨はこのことではない。
ファクス機の修理をなんとなく終えたところで、カタカタカタ、、、連続音が
して既受信の印字された用紙が吐き出されるではないか。
これにはビックリしながら、記録は残されているんだと有難く思った。
その中の一枚が、出版界の先輩鎌塚さんからの情報だった。

「昨日の<朝日新聞>夕刊(2月17日付)『死霊』埴谷雄高。の記事を近くの
コンビニから午前中Faxしました。ご連絡が、今になってしまいすみません」
と。
僕が埴谷さんと関りあることを承知しており、なお「朝日新聞」を購読してい
ないことから、コンビニまで走りファックスしてくれた。こんな事情を、先日
まで気づかず遣り過ごしていたことを恥じて、手紙をしたためた。

記事の内容は感動的なものでした。
福島市の本カフェ、信夫山文庫で「埴谷雄高『死霊』を読む会」が開かれた。
主宰者以外は初めてこの本を手にとる男女6人が、一年余りかけて読了した、
という。
埴谷さんが言う、人類の思索を深めていける「精神のリレー」とは、こうした
読書人であったり、鎌塚さんその人のことだと思いつつ意を強くした。

墓参 友人柳田昭彦君7年周忌    3169

2021・4・10 影:ncan
友人、柳田a君が亡くなって満で7年になる。
あの日から生きのびて、いつ誰の番がきてもおかしくない60年代安保世代の面
面が桜の木の下に墓参した。

新調なった南武線津田山駅に早朝集合。
いつもならこの日は桜吹雪のトンネルの坂道を皆ゆっくり上っていくのだが、
コロナ禍の今年はすでに緑の葉桜でおおわれていた。
そして坂道の途中では、いまや珍くなった二ホンタンポポが群生する黄色の絨
毯を見ることができ感動。
天候は晴れだったが、寒気があって体感は低く感じる。

生花、線香、昼食、御酒、ビール党だった柳田用麦酒はナベさん、エンちゃん
が用意してくれる。感謝。
密をさけた陣取り。
献杯に始まりほどほどの昼飲みで、おだやかな一刻を過ごす。

2021年4月9日金曜日

白秋歌碑&青年の像と楓橋      3168

つづきの続き、、。
澤乃井庭園には、北原白秋が御岳山に登った帰りに詠んだ歌の碑がある。
西多摩の山の酒屋の鉾杉は三もと五もと青き鉾杉

鵜瀬渓谷ぞいに立つ「青年の像」は、作者の朝倉文夫が青梅市内に疎開してい
たことから、遺族から寄贈される。 

2021年4月8日木曜日

新人・伊藤投手初白星 ローテに期待! 3167

先発の新人、伊藤将(JR東日本から)が7回6安打、114球熱投でプロ初勝
利を飾った。
安定した投球に100球超えにも球は衰えず安定したピッチング。

試合はタイガースが投打がかみ合い4連勝。3回に相手エラーで先制すると、
4回は近本、絶好調糸原の連続適時打で加点する。さらに5回にはサンズの4号
2ランで突き放した。
糸原のバッテング開眼は大きい。打席での右足首の微妙な着地バランスがポイ
ントになっているように見える。
開幕から11戦連続ヒット猛打ショーに、4回適時2塁打!これが勝利の起点にな
っている。猛虎、ダイナマイトどんどん!
阪神 7対1 巨人(甲子園) 

2021年4月7日水曜日

赤穂浪士討ち入りの年に創業の酒蔵  3166

寒山寺&楓橋(影:pen)
御岳寒山寺に続いて下見のしたみを敢行。
今回の御岳渓流散策の最終到達地になるのが、澤乃井醸造元の清流ガーデン。
その小澤酒造の歴史に触れると、、。

清酒「澤乃井」の蔵元、小沢酒造は忠臣蔵・赤穂浪士の討ち入りの年、元禄15
年に創業。日本の米と奥多摩の名水がある限り、至高の美酒を探求し続けると
謳っている。

さらに歴史をさかのぼってみると、人心の素朴な奥多摩沢井の地の地主であっ
たのが小澤家で、先に取り上げた日本寒山寺を建立したり、青梅線の開発に尽
力している。
東京の奥座敷ともいわれるこのエリアの川溿の割烹旅館、紅葉亭には寒山寺の
故事をしたって、当時の文人墨客がおおぜい訪れている。
かつての紅葉亭は、いま、名水で造る豆腐ゆば料理の「まゝごと屋」である。

2021年4月6日火曜日

奥多摩澤井/寒山寺          3165

きょう御岳渓谷から渓流の下見のしたみに行ってきた。
多摩川上流の御岳渓谷から川沿いを下って、歩道橋「鵜の瀬橋」を渡りさらに
10分ほどで、鵜の瀬渓谷にのぞんで小さいながら中国蘇州の寒山寺より渡来
釈迦像に御対面できる。

歩道から堂の軒まで76段上る途中に鐘撞場があり鐘声が多摩川の清流に吸い込
まれるように響く。
是非とも一突きして梵鐘上の格天井の華やかな揮毫も見落とさないようにして
ほしい。

中国の寒山寺は蘇州市にあり、天台宗の三賢といわれる、寒山・拾得・豊干の
像が安置されている。
のちには、寒山・拾得は文殊菩薩・普賢菩薩のともいわれ伝説化されている。

2021年4月5日月曜日

『魔女街道の旅』著者西村佑子から届く3164

書影
ドイツの魔女のおっかけの旅も数十年、「魔女街道」と称して実際の旅路と、
歴史の深層まで縦横に交差させた成果。

1999年に『グリム童話の魔女たち―ドイツ魔女街道』を洋泉社から出版して
おり、おそらくこれが著者のスタート地点になったのであろう。
ドイツ文学者とはいえ、ドイツの現地を訪ねる一途な探求心に敬服する。
本書はロマンティック街道やメルヘン街道のような夢を追うと期待外れになる
が、歴史の深淵と毒を喰らう快楽うけあいだ。

本書の造本について気づいたことから。
本書の本文用紙を変えてエピソード的コラムの頁を挟み込んだり、ふんだんに
挿入された写真、挿絵、図版とそのキャプションが楽しい。

(←ブログ:2014・2・26 「西村佑子『不思議な薬草箱』を落掌』) 

2021年4月4日日曜日

半世紀ぶりにボーリングを楽しむ   3163

西東京スターレーン(2021・4 影:gyo)
50余年ぶりか、ボーリングを楽しむ。

まさかこの歳でボーリング場に入り投擲するシーンに出くわすことがあろうと
は思ってもみなかった。
きっかけは、ハルが友達とボーリングに興じストライクを取った自慢話からで
した。
早速近くの「西東京スターレーン」に乗り込んで行ったというわけです。
僕はマイボールをもっていたことを思い出し、屋根裏部屋で眠っていたバッグ
を探し出した。ズシリとくる球を手に取ってなつかしかった。まさか今の時代
に使用球できるとはおもわなかったが、まったく遜色ないのには驚いた。

50年前のスキーでいえば、板はナラ材で輸入材のヒッコリーになると上等の部
類から、グラスファイバー製に50数年の間で進化を遂げているのにだ、、。
たしかにスコアカード&ボードは完全に電子化され競技に熱中できて盛り上が
りもイイ感じで、環境の変化は著しい。
50年の空白はさほど感じなかったが、Gyoやハルのパワーボーリングを見なが
ら、ピンを吹っ飛ばして身体もファールライン越えるような溌剌とした姿を想
ってみた。 

2021年4月3日土曜日

キュランダでコアラ抱っこ 記憶断層105 3162

ケアンズの「ワイルドライフパーク」(キュランダ)にて、オーストラリアを
代表する動物たちと触れ合ったが、なかでもコアラを抱っこした感触を忘れら
れない。
  (←ブログ:2021・1・22「長瀞・宝登山の蠟梅 記憶の断層101」3090)
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2021年4月2日金曜日

1965年4月2日 同日異年    3161

庭のサツキ(2021・4・2影:ncan)
玄関先庭のサツキが、記録的な暖春でつぼみが開き始め今日の日を華やかにし
てくれる。
世のなかはコロナ禍で明るくないが、植物は生き活きしてそれぞれの色彩を明
るくはっきりさせてきている。
さくら、あんず、ぼけ、花かいどう、山吹、ひなげし、れんげ、さつき、、。

こんな華やぐ頃、わが人生で最も多くの縁者親戚、友人たちに、自らを囲んで
もらった忘れられない日がある。
場所は、中央区の築地中央会館だった。
大伯父ナカイ医師、旧間組タダオさん、角川書店カツミさん、F観光汽船機関
長アキオさん、大久保病院眼科女医、そして友人では二見、伊藤、坂手、柳田、
出口、辺見君らです。

2021年4月1日木曜日

御岳渓谷の清流音瀬と新緑を歩く   3160

→玉堂美術館と御岳渓谷清流歩き②

自然野草園
御岳への赤い鳥居下にある北島さん個人が管理する野草園。
この時季(春)にはカタクリの花、イカリソウなどが群生する魅力的な隠れ所。
いまの季節の花ではないが「残り花」にであえることもある。
5月に咲くのはヒョウタンボク。赤い二つの実が並び合着して瓢箪形になる。
野草園下から沢井まで、新緑におおわれた渓流の流れる音を聴きながら川沿い
の歩道を歩いて行きます。
澄んだ流れの川では、釣をしている人、ラフティングやカヌーを楽しんでいる
若者。真夏の盛りには速い流れをきにしながら泳ぐ人も見かける。
夏でも水温はかなり低め。
歩道をゆっくり歩いて30分ほどすると【櫛のかんざし美術館
江戸から昭和にかけての櫛とかんざしを中心に、季節に合わせた作品等約400点
を展示する歴史・文化施設。
【寒山寺】
歩行者専用橋の「楓橋」のたもとに建つのが寒山寺です。
中国の蘇州にある寒山寺にちなんで建立した、小さいながら趣のあるお堂に出合
える。