2019年6月30日日曜日

桃クリ三年 柿八年 柚のばかは、、  2518

2019・7  影:Ncan
6月の特記事項、なんと柚が35年ぶりに結実したのである。

早朝、玄関口からyuの奇声のが聞こえいそいそと出て深緑の茂るユズの木を
見ると、1㌢ほどの実が陽に輝いているではないか
種植からバカの18年どころか長い月日が経っていながら、いっこうに実が付
かないので諦めてここ一、二年は伐採を考えていたところだった。

裏庭には、実生から育てた姫柚子が毎年、夏から冬に彩の変化とともに輝いて
います。
このユズの木から数年後、種から自然育ちの一回り大きい香りも強い昔ながら
の本柚を実らせたい強い願望から、二本目を植え込んだわけです。
実のつくまでの歳月は長かったが、大地にしっかり根をおろし、この木でなけ
れば果たせない夢を見ながら生きていく。彼の住民もかくあってほしいと願う。

2019年6月29日土曜日

「タクシー運転手」を観る      2517

遅ればせながら、1980年5月の韓国光州事件時の実話を基に描いた、2017年公
開の話題になったヒューマンドラマ(「約束は海を越えて」)を観る。
監督:チャン・フン/出演者:ソン・ガンホ トーマス・クレッチマン

1980年に韓国で起きた民主化運動「光州事件」を、世界に伝えようと挑んだ
ドイツ人がいた。彼を客にした平凡な韓国人のソウルのタクシー運転手の(ガン
ホ)が、軍が敷いた戒厳令態勢下の光州へ送り届ける過程での奮闘を意識の転向
とともに活写する。

家賃も払えず小学生の娘と暮らす男寡のタクシードライバーは、「通行禁止時間
までに光州に着いたら大金を支払う」というドイツ人記者(クレッチマン)を乗
せ、機転を利かせ検問も切り抜けてやっとこさ光州まで送り届けることに成功す
る。そして報酬を受け取ったので、ソウルで留守番をさせている11歳の娘が気が
かりで、危険な光州を早くたちさりたい彼だったが、拘束の危険もせまる記者は
デモに参加の大学生や、現地光州のタクシー運転手らの助けを借りて、軍の暴虐
無人の圧殺ぶりを写真に撮り取材を続けていく。
そして、運転手魂と圧制に抗する気持ちがもたげてくるのでした、、。

光州「事件」を再認識させられたうえ、権力の闇を見せられた。

(←ブログ:2019-1-13 「パルマ監督『ブラック・ダリア』観る」2349)
(←   :2019-2-8 「トム・クルーズの映画を観る」2375)
(←   :2019-2-23 「ドキュメンタリー『眠る村』を観る」2390)
(←   :2019-5-9 「ショーケンの『傷だらけの天使』を観る」2465)
(←   :2019-6-15 『ザ・クライアント』を観る」2502)

2019年6月28日金曜日

自然流トマト栽培に挑戦中      2516

20日目(19・6・28影:ncan)
トマトが野菜として一般化したのは、意外と最近で1950年(s30)代半ば
です。

野菜物を栽培してみる気になったのは、この年にして初めてです。
正宗の田舎の頃、祖母が玄関先の庭で育てた夏トマトを捥ぎ、川遊びに持って
いき、清流に浮かべながら食べた思い出がある。
真夏の炎天下の汗ばむなかで、ガブリとほおばる熟れたトマトの美味しかった
こと、冷やしトマトの比ではない。

2週間前に苗を買って鉢に浅植えしが、順調に根付いたようだ。
いまのところ化学肥料や農薬は使わず、自然栽培を目指している。だが、畑と
違って鉢植えなので土壌環境がどうなのか、不安な面もある。
毎日、水を欠かさず指して観察している。あわせて、葉腋から伸びる腋芽を指
でつまみかきとり、支柱をたてたところ。
日照不足と茎葉の茂りすぎに注意することが落花を少なくし、着果させるコツ
のようです。乞うご期待。

2019年6月27日木曜日

ハシゴ酒になる悪しきクセ      2515

癖と云うのか、誘惑に負けると云うのか昔から、「もう一杯」で長引くことが
ママにしてあった。

それも、歳とともに外出が半減していることと、飲み始める時間を午後3時頃
からとか一気に早めに調整できるようになったことで、すくなくなった。
ところがである、都心よりできるだけ家に近づけて立川などで一席もうけて、
夜の張がおりるころ解散するも、そのまま家路に着けば何ら問題ないのだが、
「でん八」のような馴染みの店が在るわけでもないのにハシゴしてしまう。

そのあげく、自分ではしっかりしているつもりが泥酔して、家の近くで足を取
られて転んだまま寝てしまうかそれ状態になることが二度ばかりあった。
先日は、顔面制動で血だらけになっているのに気づかずトボトボ玄関口まで帰
って、yuにはあきれ果てられ、禁酒の決断か、と反省したのですが、、(笑)

ではどうしたらいいのか?
これまで、休肝日は99%なく、外で飲まない日は風呂上り大好きな本格芋焼
酎を、「はむらの水」氷ブロックを入れたステンレスタンブラー(今では)に
注ぎ、香りとコクを楽しみます。それと、手作り松前漬けとか薩摩揚げ、タコ
キュウリ柚子酢などの肴を並べ、1時間あまりかけて2杯をチビリチビリやっ
てご機嫌になり、真夜中に浸るのがベター。

望月衣塑子著『新聞記者』を読む   2514

書影
本書の著者・望月女性記者(東京新聞)が官房長官(管)の会見で舌鋒鋭く質
問したり、ほかの取材でも臆することなくハキハキ喋る姿勢に注目してきた。
また一部メディア自らが、ジェラシー的に揶揄する場面も見てきたが、、。

森友・加計家問題は、未だ疑惑が山積みしている。政権や官僚たちの「文書は
ない」「メモは捨てた」「記憶にない」という発言は、どう考えても不自然だ
し、プロセスは不透明としかいいようがない。
不屈のジャーナリストが、たとえ最後の一人になろうとも、これからも記事や
講演などを通じて、政治・社会の不都合を撃つ覚悟が伝わってくる。

(←ブログ:2019-5-12 「『サイパン最後の記録』東和社刊を読む」2468)

2019年6月25日火曜日

開かれた大学図書館の連携      2513

影:ncan
早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンター(図書館)は、共同で図書
館システムを構築し、運用する段階にきているという。
連携することで運営コストの削減になるし、両大学の学生にとっては両館の書
籍・雑誌を閲覧できるわけで、願ったりかなったり。
両館合わせた所蔵冊数は、国内の大学図書館としては最大の約1070万冊。

共有化の背景は、書籍や学術誌の電子化が急進展するのに伴い、大学図書館が
変化してきていること。
コスト抑制にも繋がっている。

2019年6月24日月曜日

動き出した出版社への買い切り仕入提案 2512

2019・6・24影:ncan
先に、「日本の取次は雑誌ありきで成り立ってきたが⁉」(ブログ:2504)
と云う考察が、尻切れトンボに終始しているので、も少し追求してみる。
<ツタヤも書籍「買い切り」へ>の情報を、先週に完さんからもらっている。

要は、TSUTAYAが出版社に対して、今後刊行される新刊に返品枠を設定した
買い切り条件を提案している。これは、新刊から追加まで全商品を対象にした
もので、仕入れ方法を大転換させる動きだ。
これまでも、書店主導型の発注し仕入れる流れが出てきていることについては
実感としてある。

すでに、Amazonや紀伊國屋書店などが直接取引による大幅な粗利益率改善を
一部商品で実現している。
TSUTAYAは本部・商品部が各店舗への配本部数を決めるプラットフォーム機
能を生かせるわけで、返品抑制と売上拡大の両面の施策を目指すと意気込む。
物流と商流は従来通り日販との合弁会社MPDが担うが、仕入交渉から部数決
定まで、TSUTAYA本部が行うという。
トーハンは、「マーケットイン型」供給への移行を推し進めている。

2019年6月23日日曜日

秋田湯沢三関のさくらんぼが届く   2511

みつせきの🍒(2019・6・23影:Sℳ
初夏を彩る「こまちの瞳」・赤い味覚さくらんぼがとどく。

三関は、雄物川の中流で水はけがよいので、果樹栽培が盛んなところ。
またサクランボ収穫期の6月の最高気温と最低気温の差が十数度と大きいこと
や、日照時間が長いことで、濃いい甘さのなかにほどよい酸味が加わり最高級
ジューシーフルーツに。
採取は軸を手で押さえて、その先の実だけ採る。小枝に来年の花芽を残して、
軸つきで採るのは熟練のプロにして可能とか。

ハル曰く、ももと言えば岡山の水密白桃で、さくらんぼと言えばば秋田のみせ
きサクランボと、、旬の新物を待ちどおしくまつ。

2019年6月22日土曜日

弱きを助け、権力を撃つ映画雑誌 映秘⑧ 2510

8月号表紙
映画秘宝/8月号」(2019)から

カンヌexpress~観たぞ!『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
本作で初めて共演したディカプリオとブラピが、俳優として最高のコンビネー
ションをみせてくれる。(佐藤久理子)
監督・タランティーノ曰く「彼らはロバート・レッドフォードとポール・ニュ
ーマン以来の最高にダイナミックなスター・デュオだ」。

実話秘宝TABOO  怒りの鉄槌SPECIAL特集で紹介の数本は観てみたい。
なかでも、「東京新聞」の望月記者の『新聞記者』(角川新書)を原案とした
内閣府情報調査室の職員・杉原(松坂桃李)を通して、メディア圧力の官僚の
闇をいまだ未解決ながら事実に基づき迫り、エンターテインメント性もあるよ
うだ。

『トイ・ストーリー』についての、田野辺尚人のうがった文がイイ。
感動的に終わった三部作の高評価に対して、実は「毒の塊のように苦く、異様
な後味を残す映画」になっている。それは人間に、「自分たちが意志を持って
いて、自由に動き回れる存在であることを決して知られてはいけない」(ミニ
カーは別)というおもちゃ世界の鉄の規律があると、、。面白い!



2019年6月21日金曜日

皇紀2600年と2680年         2509

皇紀2680年、つまり2020年の前夜を生きる僕にとって、2603年生まれの
女性は祖母から聞かされた伝説のひとで、会ってゆっくり生い立ちから語って
もらうのは、初めてのことでした。

なんでこんなややこしい言い回しをしているかと云ううと、僕の生誕は1940
年(昭和15年)で、紀元2600年のちょうちん行列に始まる記念行事で祝っ
た伝説がある。

2019年6月20日木曜日

食べそこねたホッカイエビ      2508

北海道野付湾のホッカイエビ(シマエビ)伝統漁始まると、残念な事件を想い
出す。

北海道別海町の野付湾で、夏(秋と二回)のホッカイエビ漁が18日の早朝か
ら、朝陽の照らすなか、三角形の白い帆を張った「打瀬船」25艘が風おいっぱ
い受けてゆっくりと漁場へ向かう写真を見た。

野付湾の突端まで歩いて、水深が浅く、ホッカイエビの住処に適した海藻「ア
マモ」が一面に茂る海中を眺めることができた。
野付湾では、このアマモを傷つけないよう帆で風を受けて網を静かに引く漁法
が100年以上続けられている。

野付湾のつけ根に宿をとって、ホッカイエビづくしの夜食を期待したにもかか
わらず、熱中症にヤラレて発熱と下痢で七転八倒の状態でホテルにやっと辿り
着くザマでした。
数年後に、神田駅近くに野付湾のホッカイエビをウリにした海鮮居酒屋を発見
し食したが、やはり地場料理の鮮度と旨味とはかけ離れていると感じた。

あゆみB魂未だに健在なり      2507

2019・6・19 影:ncan
一昨日、20年余り前からビジネスで、草野球でも、交流を深めてきた二人と久しぶりに宴席(酒亭「玉河」)をもった。

(←ブログ:2012・2・17 「あゆみBooks感謝の会へ」37)

2019年6月18日火曜日

父の日に ステンレスタンブラー   2506

2019・6・18  影:ncan
大きな紙箱に入った贈物が届いた。
なかにあったのは、布袋に入れられた「ステンレスタンブラー」の対でした。

毎年、誕生日や父の日(母の日)になるとプレゼントが届くのは恒例になって
いる。これは義娘のなせる技ながら、その日メモリアルデーを忘れることなく
記憶にとどめ、相手の好みに合わせてセレクトし送る準備をする行為に頭が下
がる。

今夜は早速、深みのあるステンレスタンブラー(冷し込みずみ)にハイネケン
を注意深く泡立たせ注ぎ込む。一本空けるまでタンブラーグラスの温度が全く
変わらず、冷えたビールの味が持続するのに感激。
それに、唇がタンブラーにあたる部分のカットと手触りのフィット感がたまら
なくイイ。

2019年6月17日月曜日

雲取山登山 記憶の深層㉚      2505

雲取山に登山したのは、川苔山(1364㍍)の頂上を極めたことが自信になり、
その一年後だったか。

それは、東京で一番高い場所へ行ってみたいという挑戦の気持ちからだった。
日本百名山に名を連ねる奥多摩の名峰・雲取山は標高2017㍍あり、都民の
水源にもなっている。
一昨年、ハルの希望で多摩川の水源探訪で、奥多摩湖に流れ込む小袖川を車で
行かれる到達点までさかのぼったこともある。

東京の山初登山の川苔山への発案とルートガイドはyuだったが、この雲取山
も基準備をしてくれた。
奥多摩湖畔の鴨沢から出発して、比較的広いなだらかな樹林帯の登山道を黙々
と歩き七つ石山(1757)へ。森を抜けると眺望が一気に開けて感動する。
ここから雲取山までのブナ坂を踏みしめながら、ほぼ360度の絶景展望を見
ながら頂上を目指すので爽快。絶景の富士山も望むことができた。
頂上までの歩行時間は、マイペースで7時間弱かかった。
宿泊した奥多摩小屋は、最近閉鎖されてない。

(←ブログ:2016・2・22 「東京で最初の川苔山 記憶の深層①」1293)
(←ブログ:2019・4・15 「浄土寺から西國寺へ 記憶の深層㉘」2441)
(←   :2019・5・3 「鷲羽山の約束 記憶の深層㉙」2459)

2019年6月16日日曜日

日本の取次は雑誌ありきで成り立てきた⁉2504

本当にそうなのだろうか、、。
先に、日本の出版業界二大取次の決算報告があったところで、それぞれの苦境が
わかる数字を並べてみた。

ここ数年いわれ続けてきた流通構造のほころびを修復するどころか、遅々として
進捗していない。早急に出版社も痛みを伴う対応というのか提案をしていかない
と共倒れになる。取次や書店が機能不全に陥れば、出版文化を担う元締めと言え
ども存続できなくなるのだ。

最大手取次日販グループは、2019年3月期決算が19年ぶりに赤字。
トーハンも、連結決算で前年比で30%の減益だった。

2019年6月15日土曜日

1960(s35)6・15「安保反対!」 2503

今朝から雨が降りつづけているが、59年前も国会周辺は小ぬか雨だった。

第一次安保闘争のこの日、岸信介首相(政府)はなんとか条約を批准したいが
ため、右翼団体や旧軍人、右翼宗教団体ほか息のかかったあらゆる組織を糾合
した。
一方、実力阻止闘争は「岸を倒せ!」で、全国で580万人が集結しピークに
至った。そのさなか、国会前で警察側の暴力で東大生樺美智子さんが死亡した。

新安保条約は6月19日午前零時に自然承認。
その後日、全学連は主流派と反主流派が別々に集会を行って分裂した。

(←ブログ:2013・6・16 「1960安保闘争6・15」)
(←   :2014・6・18 「6・15とサイパン」575)
(←   :2015・6・16 「6・15と「安保法案」1041)
(←   :2016・6・15 「56年目の6・15」1407)
(←   :2017・6・14 「6・15強行採決」1772)
(←   :2018・6・15 「6・15は糠雨だった」2137)

「ザ・クライアント」を観る     2502

原作:ジョン・グリシャム/監督:ジョエル・シュマッカ―が描く緊迫のサス
ペンス。 二人の演技派スーザン・サランドとトミー・リー・ジョーンズの対
決が見もの。マーク・スウェイ少年役のブラッド・レンフロも印象的。

二人の少年(兄弟)が森のなかで、弁護士(マフィア顧問)が拳銃を口に突っ
込み自殺するのを目撃してしまう。
兄弟のうち弟は恐怖で声も出なくなるが、11歳の兄マークは連邦検事に証言
を強要され、マフィアからは命を狙われることになる。
自殺した弁護士は、ある殺人の重要な証人だったのだ。「しゃべったら殺され
る」状況に追いつめられた彼は、手持ち1ドルで女弁護士を雇うことができた。
サスペンスながら、人情味あふれる少年と女弁護士の絆がストリーを深める。

(←ブログ:2019-1-13 「パルマ監督『ブラック・ダリア』観る」2349)
(←   :2019-2-8 「トム・クルーズの映画を観る」2375)
(←   :2019-2-23 「ドキュメンタリー『眠る村』を観る」2390)
(←   :2019-5-9 「ショーケンの『傷だらけの天使』を観る」2465)

2019年6月13日木曜日

透明度抜群のオヴジャンビーチ log'④  2501

午後から2回の潜水地は、サイパンのオヴジャンビーチ。潜水時間:90分

20㍍の深度で仰向けになると、真っ青な空が透けて見える抜群の透明感。
真っ白のサンゴの砂底から、ワラビの若芽のように顔をのぞかせる「チンアナ
ゴ」を初めてみた。
周囲をハナダイが悠然と泳ぐ輪のなかで時間を忘れてのんびり戯れる。
潜水仲間と素晴らしい世界を共感できることがダイビングの魅力でハマりそう。
(バディ&ガイドは、ノムラアキト)

(←ブログ:2019・3・13 「サイパン/laulau's beach log'①」2407)
(←ブログ:2019・4・19 「伊良部島/ファンダイビング log'②」2445)
(←   :2019・5・16 「teniann gurotto log'③」2472) 

きょうは何の日 「鰯祭り」の日   2500

きょう6月12日、ポルトガルでは毎年「聖アントニオ祭り」、別名「鰯祭り」
が町をあげて盛り上がる。

浜田晃の芝居「リスボン三部作」(桃井章作・演出)を観劇することで、ポルト
ガルが身近になり、食生活や文化の一端を知ることとなった。
ポルトガルでは鰯は国民食と言えるほどポピュラーで、今年も6月12日の鰯祭り
は街中公道で炭火焼にしているアツアツのイワシを、ポルトガルワインを片手に
むしゃむしゃ頬張っているだろう。
美しい石畳とイワシを焼く香り、最もリスボンらしい風情が感じられる6月の祭
日である。

Gyoは昨年この時期、仕事でリスボンへ行ったついでに、この祭りを見て食して
いるので、熱気に満ちた街の雰囲気を体験している。
そして、鰯の缶詰を土産にとどけてくれた。

2019年6月11日火曜日

日本近代文学館か~東大駒場キャンパス2499

【駒場─民藝館・前田侯爵邸を巡る④】
日本近代文学館
1960年代、「文学資料を未来に」と高見順や小田切進、川端康成ら有志が開設
した。
原稿や書簡、書籍など約120万点の所蔵資料の多くが作家や遺族、出版者から
の寄贈だ。展覧会や蔵書閲覧などの事業のほか、開館当初に名著を復刻。
装丁や活字の組み方など一つひとつに刊行時の思いがにじみ出て、文庫本では味
わえない作品の世界が広がる。
いまは、生誕110年「太宰治-創作の舞台裏」を春の特別展として公開していた。

東京大学駒場キャンパ
教養学部1号館(有形文化財):一高時代の本館。北側の壁面には一高校旗だっ
た「護国旗」のレリーフがある。
⇛900番教室(講堂)⇒駒場博物館:自然科学や美術を中心に学内の幅広い研
究活動からテーマをしぼり展覧会を開催。展示室では、解析し複製した土器から
古代アンデスの神秘的な音色が響いていた。⇛駒場ファカルティハウス(国際学
術交流会館)⇛駒場寮跡⇛駒場池(一二郎池)

(←ブログ:2019-6-1 「東大駒場散策① 日本民藝館」2489)
(←   :2019-6-3 「藍染の絞り特別展 駒場を歩く②」2491)
(←   :2019-6-8 「旧前田家本邸/駒場を歩く③」2496)



日販とトーハンの3月期決算出そろう 2498

先に、日本出版販売は第71期(2018年4月1日~19年3月31日)の決算を発表
した。
連結で、売上高:5457億6100万円/営業利益:10億2600万円/経常利益:
10億8400万円。過去最も低い水準となった。
赤字決算は2000年3月期以来、19年ぶりとか。
売上高では雑誌中心とした店売りの落ち込み、廃業店の増加などによって前期
より333億円の減収となっている。

トーハンは5月31日、第72期(同)決算概況を発表。
単体の売上高:3971億6000万円/当期純利益:6億5200万円で、2年連続の
減収減益決算だった。(18年2月の星光堂との業務提携の要因別途)。
返品率は、送品部数の適正化を推進し減じる方向性がはっきりしてきた。
また、運賃上昇の影響があっても、実質的に前年並みの売り上げ水準を確保で
きている理由について、送品と返品のバランスが改善できコスト抑制に貢献し
たと。さらに、出版社との協力関係で運賃協力金に協力するところが補填に寄
与しているようだ。
近藤社長が先頭に立って進める、出版取次としての本業への回帰活性化と事業
領域のダイナミックな拡大を、中期経営計画としてスタートしていることに、
革新への途を見てみたい。

2019年6月9日日曜日

だし巻き玉子焼きに再挑戦      2497

2019-6-8  影:ncan
再挑戦で焼き上がった出汁巻き玉子は、きれいな火照りが浮いて食べたとたん
に独特の甘い香りが鼻から抜けた。
とりあえず成功して、この味だよな、と満足しました。

料理をあまりすることはない自分が、玉子焼きになんでこだわるのか。
出汁巻き玉子が好きなこともあるが、一番はスキー友だちがむかし、アルミの
弁当箱にカステラ風に焼いた玉子を数箱持参してきた。そしてそれは、一時間
余りかけてじっくり焼いてきたという。
皆が手に取って頬張ったが、寿司屋の厚焼き玉子より旨いと絶賛の声が上がっ
たことを思い出していた。

そのときは、そんなに時間をかけて水分が飛んでしまったりこげないものかと
特殊技術に料理趣味のなせることぐらいに留めていた。
実際に、出汁作りから、卵選び、卵液の作り方、フライパンの使い方、温度は
弱火の調整など慎重にならざるを得ないことが少し解ってきた。
次は、卵液にブレンドするプラス素材にヤマイモやハモすり身などを加えて味
比べしてみる欲が出てきた。乞うご期待!


(←ブログ:2019-5-24 「出汁巻き玉子  大失敗の巻」2480)

2019年6月8日土曜日

旧前田家本邸/駒場を歩く③     2496

華族の館・旧前田家本邸(2019-6-1影:ncan)
閑静な文京地区で知られる駒場(目黒区)は、江戸時代、将軍の鷹狩りの場だ
った。地名の由来は、馬(駒)係留場所とか、馬牧場だったなどの説がある。

その跡地「駒場公園」の中に、「旧前田家本邸」として国の重要文化財に指定
されて在る。
この地に在る経緯は、大正15年、駒場の東大農学部と敷地交換した前田家は、
取得した5万坪のうち、1万3千坪を前田侯爵家本邸用とし、その周辺部を使用
人や親類縁者の宅地として使わせました。
本邸敷地内に豪華な東洋一といわれる大邸宅を建設し、多くの賓客を招きいれ
ました。
本館と併せて、渡り廊下で結んだ純日本風の和館も一年後に竣工。庭園側から
見ると、銀閣寺と似ているといわれる。

本邸洋館の見どころは、外壁と三カ所の塔屋、玄関ホールやテラスの扁平アー
チ、蛇紋石の柱と柱頭、木製階段の精巧な彫刻、サロンの装飾、家族夫々の居
室の意匠、大食堂の装飾、壁紙、特注の家、具、外壁の「壁泉」とベランダ上
のライオン像、その他、照明器具の装飾や家紋入りのプランターなど、、、。

(←ブログ:2019-6-1 「東大駒場散策① 日本民藝館」2489)
(←   :2019-6-3 「藍染の絞り特別展 駒場を歩く②」2491)


2019年6月7日金曜日

祝 『笑う 神さま図鑑』出版       2495

書影
新刊として出たばかりの『笑う  神さま図鑑』(言視舎刊)の著者・川副秀樹
さんを囲む版元主催の宴会に出席。

川副さんはこれまで数度、酒席で一緒になったことがある。
きょうは隣席になったので、これまでに読んだことのある『浅草と高尾山の不
思議』など、フォークロア的視点の強い著作を介して、彼自身の民俗学への途
を聞いてみることができた。在野の研究者だが、フイ―ルドワークの領域は多
彩ながら視点がハッキリしているから解りやすくおもしろい。

高尾山ボランティア活動や武蔵野市「古文書の会」会員であり、資料収集など
も豊富で、それを基に「歴史散歩」を企図し実行ているらしい。

2019年6月6日木曜日

追悼 十十木哲夫          2494

笑顔の十十木さん(影:Pen)
嗚呼!想いでのいっぱいあるトドキさんが亡くなった。

先月末に「やすい会」が、西武線久米川駅前の中国料理店であったが、その宴
席冒頭で世話役のタキイさんから会友の十十木さんの闘病報告があった。
そのとき、入院中の本人と直接会話できなかったと聞き、厳しい状況にあるの
を知った。ところが、すでにその前日亡くなっていたと今知ることとなり、生
ある人間の不条理をひしひしと実感させられる。


トーハン弘前支店や仙台支店長を歴任したことのある彼からは、多くの有益な
サポートをもらった、、。
そして、この歴史あるやすい会へ初めて誘ったのは1986年の新宿「青梅雨」へ
だった。新宿紀伊國屋書店の取次担当で人文社会科学系出版社との付き合いは
好むところでメンバーとの交流も深まっていった。
いまではほとんどが、現役を退き悠々自適に過ごすひとが多いなか十十木さん
も広い農園で四季折々の野菜果樹の収穫を楽しみながら、詩吟を吟じると一流
の域に達していたが、、。
人と人との交流、縁を大変大事にする人柄でした。
合掌。


2019年6月5日水曜日

植村美恵子さんを悼む        2493

未來社OB会のヨシダ君から、近況報告かと思いきや、同僚だった植村美恵子
さん死去を親族から知らされたとの、メールをもらった。

一月に未來社元編集長、影書房代表だった松本昌次さんが亡くなり、つづけて
植村さんの訃報に接すると、一人また一人と消えていく悲哀をひしひしと感じ
ます。
僕が未来社に入社したのは1964年で、そのとき植村美恵子さんと秋山順子
さん(故人)も相次いでいる。
それから55年経って、現実に遭遇する「彼岸の人」の物語の何と多いことよ。

植村さんは、現役を引退してから出版クラブで囲碁を始め、めきめきと腕を上
げ出版関係者の大会で入賞をしているとも聞く。
今春新年会で集まったNk君や果樹園農業に精を出すTm君と、今年中に女性
たちにも声掛けしてOB会を定例化しようと発案していたことなのに、偲ぶ会
になろうとは、残念です。
合掌。

2019年6月4日火曜日

クワの花序を食する         2492

2019-6-4 影:Ncan
駐車場の垣根に桑の木が植わっている。
何年も過ごしていながら、クワの果実が黒紫に色づいているのを始めてまじ
まじと見た。

わが家の以前の土地は、多摩川沿い高台の桑畑だったらしい。
明治のころ、日本近代化に貢献したのは製糸業だった。青梅から羽村一帯の
養蚕農家はそれを下支えし、蚕が食べる桑の葉の茂る風景が広がっていたと
想像できる。
事実、40年前この地に住み着いたころでも、桑の木や桐の木、柿の木がの
っぱらに残るのを見ることができた。番のキジやウサギもはねていた。

また、美作の田舎でも学校からの下校時に、クワの実を頬張って食べ口の周
りを紫に染めたこともある。最近はマルベリーと呼ばれジャムパンで人気だ。

2019年6月3日月曜日

日本民藝館/藍染の絞り特別展 歩く② 2491

木綿地藍染爨斗目小華繋紋折縫紋着物
民藝館で藍染絞りの第一人者とし知られる片野元彦の仕事・作品展を観ること
ができて幸運。

僕の第二の田舎倉敷は国産ジーンズの故郷児島が近いが、天然の藍染で仕上げ
た「Gパン」ははいていてあきない。ジーンズ工房の玄関口には、藍染の壺が
置かれており染色技術の深みを知ることになる。

天然藍は毎日の世話が必要不可欠であり熟練の技も要します。また、糸で縫絞
り、あるいは折り畳んで紋様をつける絞りの技法も、非常に手間暇のかかる仕
事。そして、後に「片野絞」という独創的な技を見いだした。
本展で片野の絞り染め作品をみたが、感動的で圧倒されました。
天然藍による色の深みと、藍と白のコントラストが醸し出す生き生きとした紋
様の力強さを堪能させてもらった。

(←ブログ:2019-6-1 「東大駒場散策① 日本民藝館」2489)

「さらばラファイエット」を観劇   2490

(2019-6-2影:ncan)
きょうは、早稲田小劇場どらま館公演「百面鏡/さらばラファイエット」を観
に東西線で早稲田へ。
むかし、喫茶店「モンシェリー」があった所に早稲田小劇場どらま館が甦った。

「百面鏡」(脚本・岸本宏)は朗読劇、「さらばラファイエット」(原作レイ
・ブラッドベリ)は一幕劇で、いずれにもわが親友・浜田晃が準主役を張って
いる。
「さらばラファイエット」は、アメリカのレイ・ブラッドベリ原作の短篇
を劇化した反戦ドラマツルギー。
浜田晃は、1960年に早大劇団・自由舞台に入団した35期生。それからずっ
と現役で舞台、映画、TVで芸歴を高めてきた一途な男。
そして、ここに参加するのが二瓶鮫一(32期)、岸本宏(36期)、紅一点田畑
ゆり(劇団民藝)に演出の緒方陽一(36期)。

芝居が跳ねたあと、専修が一緒のゴトウ、ウメハラ君と高田馬場へ繰り出し、
劇評を交えながらシコタマ飲みました。

(←ブログ:2019-3-19 「浜の芝居で内藤君の快気祝い」2414)

2019年6月1日土曜日

駒場~民芸館&前田侯爵定邸を巡る① 2489

2019-6-1影:ncan
早朝8時前に家を出て、吉祥寺乗り換え井の頭線で、東大駒場駅前へ。
この駅に降り立つのは1960年の夏以来だが、景観が変わりほとんど思い出
せない。

駒場散策だが、今回はポイントを絞り日本民芸館及び旧前田侯爵邸洋館・和館
の内部と展示を見学(フリー)。
駒場の地が幕府の鷹狩りの場所であったため、紀州徳川家の下屋敷がつくられ
た。
明治になると旧佐賀藩鍋島家が明治9年に払い下げをうけ、士族の救済のため
「松濤園」という茶園の経営を始める。
そして、茶園も廃止され明治37年鍋島農場「畑果樹園種畜牧場」となったが、
関東大震災後、分譲地となり、高級住宅地として事業家、政府要人、著名人の
邸宅へと変貌していく。かつては、大岡昇平や三島由紀夫の邸宅があった。

駒場野公園→駒場公園→
日本民芸館、、
創設者の柳宗悦は、民衆が用いる日用品の美しさに着目しその無名の品に「民
衆的工芸品」を略し「民芸」と名付け、民芸品の蒐集運動を起こした。
(→後日)