2021年12月31日金曜日

2021年 極私的・ワンポイント    3334

新型コロナ禍で不確実性の世情になって二年になるが、明るい兆しは見えてこ
ない。
個人的には、左ひざと右肩を痛めて整形外科へ通院していたが、ここ一週間で
目だって回復してきた。健康な時には思いもよらないことが、階段を登れない
孫とキャッチボールすらできない痛みを抱えると、このままの生活を余儀なく
するのではと深刻になってしまう。こんな事でも、年越しが気分転換になる。

1月 Gyoファミリーと菅平でスキーを楽しむ。といってもスピードについて
行けず、途中のコブで転んだり足腰の粘りが無くなっているのを痛感。
2月 毎日の飲酒を晩酌なら隔日に、外での飲み会の場合は飲酒一日とする。
3月 3・11東日本大震災から10年経過しながら結節点とは感じられず、改
めて復興とは何か、を考えてみる。被災地の人たちのトラウマは根深い。
4月 ファミリー5人で、50年ぶりにボーリング大会。マイボールの頃を想う。
5月 コロナ禍で、ワクチン第一回目接種。羽村スポーツセンターにて。
6月 義理の御祖母ちゃん、大槌のひと・ひて子さんが104歳で大往生、合掌。
7月 東京オリンピック、賛否両論のなかで開催。
8月 富士見運動場で、三角ベースボールをファミリ5人ではじめて夢の実現。
9月  秋分の日、墓参に行く途中の青梅梅ケ谷峠越えで彼岸花の群生を発見。
10月  市の特定健康診断受診指定のうち、近所の整形クリニックで受診する。
11月  元「信毎」の松木茂隆さん黄泉のひとに。信州から上京で旧交を温める。
12月  禁欲のなかで、ドタカンF会(横浜)、町田の会は実施。   

2021年12月30日木曜日

年末の大掃除終了          3333


12月13日の恒例の「煤払い」の行事にならって、わが家の大掃除始めとして
総日数5日かけて今日ほぼ終了した。
一日3時間時間前後の所要で、無理なく計画したので疲れることもなく快調に
はかどった。

大掃除も昔に比べると、便利な小道具が年々開発されて清掃具合いも上々で、
満足感もある。
まず一日目は、二階の二か所のベランダの壁と、ガラス窓拭き。排水溝の落ち
葉取り。そしてサッシを外してシャワー洗い。
このシャワーで絶大なる効力を発揮するのがジェット散水機。値段も手ごろな
のでそれぞれのホースにジャストしている。
二日目、台所の換気扇と網桟の油落としと水洗い。続けて風呂の換気扇も。
三日目、各部屋の窓と戸・網戸&戸袋、ブラインドの水洗いから、ウオッシュ
ペーパー拭き。
四日目の今日は、ダイニングのガラス天窓をモップで水洗い、トイレとタンク
の清掃、フィニッシュは玄関の扉をジェット噴射で水洗い。

習得した技として、左右の手で違う拭き方をすることでスピードアップ。左手
でカラ吹きをし、右手で水拭きを同時にする。ほこり取りと水拭きとか可能。
コロナ禍で進化した薄くて強いビニール手袋の使い勝手がイイ。

2021年12月29日水曜日

出版本郷会/近況と今年の収穫まとめ① 3332

書影
この会の師走恒例となった、会員それぞれの近況と「今年の収穫」をまとめた
ファイルが届いた。
コロナ禍で年数度の例会が開けないで二年にもなると、このレポートは、直接
面体すること叶わずとも会員の近況がヴィビットに伝わって有難い。
毎度のことながら、若い事務局方に感謝です。

近況を、ポイント・アップしてみると
Seさん 知らなかったなぁ、山スキーをやってるんだ。富士山須走の斜面を
滑降だと、、。そうとう上級なんだろうな!
読書は、『シベリア出兵』、『竹島 もうひとつの日韓関係史』、『戦前日本
のポピュリズム』、『徴用工問題とは何か』。

Joさん 山梨に引っ越して2年、同時にタバコをやめて2年。
目がかすみ、長時間読書ができなくなった。

Soさん 週1~2回の将棋と月2回の麻雀を楽しむ。

Sオオワさん アルバイト暮らし10年目。TV映画鑑賞で我慢。

Ykさん 東所沢の角川武蔵野ミュージャムへ行く。現役生活続行中。
数冊の中から、辺見庸の『コロナ時代のパンセ』(毎日新聞出版・刊)

Asさん 色川武大『狂人日記』『怪しい来客簿』、川本三郎『我もまた渚を
枕』、佐木隆三『沖縄と私と娼婦』。新刊より「積ん読」から読む傾向にある。  

2021年12月28日火曜日

異年同日 消えた大トリの「でん八」会3331

影:pen
師走のニッパチに固定して十数年続いた「でん八会」の忘年会が途切れて3年
になる。
50年近くの長きにわたり、新宿「でん八」を贔屓にしてきた酒好きたちが年
の瀬で嗜むたのしい忘年会だった。

店主の松尾兄弟の兄きが10年前に亡くなり、慣れ親しんだアキさんも歳が寄
り隠居することで寂しく休閑状態になってしまっている。
アキさんは足腰が大分弱って階段の上り下りも儘ならず、自宅に閉じこもり状
態と聞くがしばらく話していないので心配。

最初、暖簾をくぐった頃の「コの字型」カウンター越しのおでん鍋を囲って、
森もっちゃん、タケさん、フタミチャン、根もっちゃん、チビサダ君、関根ち
ゃん、せっちゃん、ミエさん、アイちゃん、、田舎の小学校で呼び合うような
すっかり親しくなった面々の飲み方は違うが、魅力的な雰囲気を醸していた。
なんだかはっきりしない年の暮れに、こんなことを思い出した。

かぶら寿しが届く          3330

以前、氷見の人から「かぶら寿し」と「ます寿司」を年交互に暮れになると、
送ってもらった。僕が最上の好物としていることを知ってのうえでのことで、
有難く感じ入ったものです。

そしてこの度また、金沢で手配した上等なかぶら寿しが届いたが「志」の意味
も込められた御歳暮と思うと複雑な気持ちになった。
話に聞いているのは、本来、お正月に食べる料理で選りすぐりの大カブと特製
酒粕に寒ブリを挟んで発酵させ熟れさせた、その家の一品だそうです。
そんなことを思い出しながら、燗酒をぐい飲みしながら美味しくいただいた。

2021年12月26日日曜日

今年一年の追憶のひと        3329

きょうは厚手のセーターを取り出して着込む。
日本海側列島は強い寒気に覆われて、大雪積雪注意報が間断なく流れている。
東京の積雪情報はないが、朝ベランダから眺める富士山は全体が白く膨らんで
見えるほど雪に包まれている。
僕は遠く離れたところから遠望しているが、富士山の麓の村人たちの暮らしで
は、いつも日本一の山に見守られているのだろう。

友との過ぎ去った事象を思ってみる。
70歳前後から近しい同年輩の友人がぽつりぽつりと彼岸へ旅立っているが、
更に10年経って傘寿を過ぎると少し年下の人の死に遭遇し心底堪える。
4月になれば秋田の果樹園にさくらんぼの手入れに出かける日を前にして急逝
した高山君。二作目の小説を語ってくれた川上君。未来社時代からスキー付き
合いのあった信濃毎日新聞の松木さん。小学校で徒競走の好敵手だった勝尾
は、岡山から勤務先の札幌手稲で結婚して定住していたが、奥さんから訃報が
届いた。5月には手作り黒ニンニクを恵贈されたばかりで、9月に逝ってしま
った荒川了
他に身近で関係した人、清水邦夫さん、古賀稔彦さん、瀬戸内晴美さん、柏木
博さんも、、。
追憶すれど、コロナ禍で一度も葬儀に参じることができなかったことを不如意
としている。

2021年12月25日土曜日

お節用素材の買い出しへ       3328

2021・12・25 (影:ncan)
閉じこもりをいいことに、早朝からあきる野JAから、午後にかけて青梅IC
サイドの大型スーパーへドライバーを担わされる。

おせち料理のなかでも大好物の「膾作り」に欠かせない正統三浦大根。
日常的な食材の青首大根などはフルシーズン手に入るが三浦大根はそうはいか
ない。
羽村大橋を渡って到着したのは9時半ころだったが、既に店内は活況を呈して
いた。良質な中型のモノをゲット。
ほかに地元農家自家製の樽漬け白菜と泥つきネギなど。

午後からは、わが家を挟んでJAとは対極の方向になるカインズ&ベイシアへ。
掃除作業用品や生花、酒類、鮮魚など食料品の買い出し。
冬至を過ぎてこれからは少しずつ陽が高くなると云うのに、帰り道は暗くなり
始めていた。

2021年12月24日金曜日

出版業界ワンポイントNews     3327

コロナ禍でも、出版流通の改革として正常流通の枠を超え提携する動きが加速
している。

出版取次のトーハンと電子書籍流通最大大手のメディアドゥが資本業務提携し
書店をデジタルコンテンツで支援するため、雑誌や写真集にブロックチェーン
技術を使った「NFT特典」付き出版物を刊行開始。10月からはじめた数社の
出版物の事前予約も、店頭販売でも好調で反響を呼んでいるようだ。

出版流通改革に向けた取り組みを加速。
日販は改革の進捗を業界内外に示す「出版流通改革レポート」の発表を定期化。
トーハンは大日本印刷DNPと出版流通改革に向けて全面的提携することを発表。

メディアドゥが電子から、さらに紙、海外へと事業展開を拡大。
講談社、集英社、小学館の3社と丸紅は出版流通の新会社を設立。 

2021年12月23日木曜日

冬至の風物詩            3326

庭の柚子(2021・12・23 影:ncan)

冬至の日に、ハルが学校帰りに寄ってくれる。

陰陽説では、冬至は、もっとも「陰」が極まった地点。そこから、再び「陽」
が萌してくることを、「一陽来復」といいます。
コロナ禍からの脱出の萌しが期待される日でもあるか。

夕食は、縁側に転ばせ日光浴したかぼちゃの乱切り煮を食べる。
南瓜は長持ちする野菜でビタミンや植物繊維が豊富な食材。日頃馴染みのない
ハルにとっては一つの発見になったようだ。
かぼちゃを食べて、裏庭の柚子をとって湯船にぷかぷか浮かせた「ゆず湯」に
入れば、風邪をひかず万病を防いでくれるだろう。
実際にゆず湯にゆったり浸かると、ほのかな柚子の香りと相まって、肌を丈夫
にし抵抗力をつけてくれるような気がする。

2021年12月22日水曜日

「映画秘宝」永続革命あるのみだ!  3325

書影
「映画秘宝」の商標登記し、雑誌コードを取得したのは1995年のことだ。
それから27年、編集長とスタッフの変遷は幾たびかあったが、激動を乗り越え
てきた。
岡本敦史編集長、奈良夏子、小沢涼子、ギンディ小林、市川祐太郎くんたちの
厳しい状況下での健闘を称えたい。
工藤工のオレンチじかけのメッセージ 「誰にも届かずとも どんな世の中に
なろうとも この場所を与えて頂ける限り ここで叫び続けるよ」! 

映画秘宝/2月号】(2022’)

2021年12月21日火曜日

極私的回顧             3324

師走のこの時期になると、一年を振り返ってみる機会が多くなる。
何に一番精を出したかとか、今年の収穫(本・映画・芝居・美術など)を上げ
ると、あるいは旅やスポーツの遊びで記憶に残るものは、病気やトラブルなど
はなかったか、、。

コロナ自粛で自宅での生活が日常となり、日本社会特有な状況に置かれている
ことを実感させられている。
面体でのコミュニケーションが限定され、解決できる問題を複雑にして齟齬が
生まれる。
さらに家での自粛生活のなかで一層SNSが進化して「同調圧力」、ヘイトが
蔓延し「炎上」と云う一方的世相をつくり出している。異論・反論をしづらい
状況に急速に陥ってしまった。

月刊誌「映画秘宝」を何とか復刊(オフィス秘宝)にこぎつけて、さぁこれか
らという今年初めにトラブルに遭遇し、処理に年末までかかって未だカタがつ
いてないないのが実情。年越しの検証案件になってしまった。

2021年12月20日月曜日

多摩川を見下ろすあきる野墓地②   3323

美作・正宗の菩提寺(影:pen)
先日はお墓物語①で、わが家の三代前の曽御祖父さんから父親まで眠っている
田舎へのおもいを記したが、
もう一つの御墓が多摩川を見下ろすあきる野本願寺にある。(yu建立)

僕は、いまのところ正宗の御墓をたたんであきる野の御墓にまとめたい意思が
あるわけでもないのである。
言ってしまえば、分骨して終の棲家と決めたこの場所から川ひとつ隔てた処に
墓石があれば、儀礼として墓掃除もし花と御酒を供えて合掌することでスッキ
リすれば清々しい気分になれると云うだけのことである。
これは信仰心ではない。

(←ブログ:2021・12・15 「わが家のお墓物語①」3317)

忘年会第三舞台は小田急町田で    3322


こんなにちりぢりの場所での忘年会が続くとは思わなかった。

きょうの忘年会の主役は、熱海に「草庵」をもち町田の住まいとを半々の生活
を楽しむ御仁。
小田急町田駅北口近くの繁華街のダイニング居酒屋を予約してくれていた。
二次会まで梯子して四時間に及ぶ楽しい会だった。

2021年12月19日日曜日

横浜で恒例の忘年会         3321


きょうは、朝からひさしぶりに南武線を使って横浜へ向かう。
気がおけない仲間との年に一度になってしまった忘年会の会場へ。
50年前なら横浜駅ジョイナス栄松堂書店で知られていたが、そのJOINAUSの
地下3階の「銀座ライオン」がきょうの予約席。
アタラシイ ヨコハマへの変貌ぶりには目をみはるものがある。

二時間半で到着した。時間どおり皆集まっている。
二年ぶりの一人に細身に変身した姿を見て心配すると、スイミングトレで筋肉
質な健康体になったんだよと、自信たっぷり。
もう一人は、出版社との契約の仕事が終わるので、とりあえず闘病中の弟さん
の介護に専念するという。
さらに彼は、奥只見で獲れた立派なイワナの自家燻製を持参し、参加者の皆に
進呈してくれる。現物のイワナを前に、自宅のベランダで段ボールを使って燻
製機を作りつくり、半日ほどかけて仕上げる様子をリアルに語ってくれる。
皆、ビックリ仰天でした。
話は未だまだ弾みにはずんで盛り沢山の話題が続出で、イイ息抜きになった。

次は、それぞれの真ん中になるエリアで調整する提案あり。僕のように横浜ま
でが遠隔になるものにとっては「溝の口駅」周辺だと有難いと、、了承された。

2021年12月17日金曜日

井関竜平さんの「六島地ビール」に乾杯3320


岡山県児島の最南端笠岡諸島で一番の外れで、むしろ四国に近い小さな六島。
(そして、僕が上京した一年後の4月から、父はこの島に赴任している)。

その離島のクラフトビールの小さな「六島浜醸造所」から、ついに5種類を醸
造するまでに到達しているという。笠岡諸島で採れるキンカンやミカン、桑の
実、カキ、ヒジキなどを用いた地ビールを1万リットル醸造を目指していると
オーナーの井関竜平さんは語る。もちろん、原料となる麦も自家栽培だ。
(一昨日のBS・TV画面から)
彼は元地域おこし協力隊員としてビジネスマンから転職し、祖母のいる故郷の
島にリターンすることを選択した。

5年前に弟たちとノスタルジックな木造建築の小学校を訪ねたとき、宿泊した
民宿で、竜平さんは、そのいきさつや夢を酒を酌み交わしながら夜を徹して語
ってくれた。
今では、一杯の「六島ビール」を味わうために来島する人が増えているという。
自然に流れる時間を楽しみながら地ビールで乾杯‼

2021年12月16日木曜日

雑誌創刊100周年の特別号を手にする 3319

604頁もある厚ツカの雑誌を1200円で購入すると、さすがに安いうえに得
した気分になる。

100周年を機に表紙も変わった。
燃える赤の配色に特色のある絵を描く日本画の村上裕二。
(作品「ミャーゴの港から」など)。
特集のヘッドは、独占インタビュー「トヨタ豊田章男社長 すべての疑問に答
える!」で、昨日14日発表の30年までに「トヨタ、EV投資4兆円」と、連動
している感ありだ。雑誌と企業宣伝の一体化、うまく使っているな、と思う⁉
緊急特集では、「天皇と日本人」が10本並ぶ中で、<昭和天皇「日米開戦」七
つの謎>を最近の興味から読む。
後は、100周年記念企画「100年の100人」のなかの夏目漱石(半藤末利子)
原敬(小沢一郎)/田中角栄(朝賀昭)/宮本顕治(筆坂秀世)/松田優作
(國村隼)/オノ・ヨーコ(加藤登紀子)・寺山修司(麿赤児)らを拝読。
他の連載物「部落解放同盟の研究」を読み始める。

今年一番の盛会           3318

目黒自然教育園(2021・11影)
「文学・歴史を散策する会」を、満を持して紅葉シーズンの11月に決行した。
10年になろうかというこの会の中心的テーマである「歩く会」も、コロナ禍で
二年間抑圧されていたので、集合と当時に皆笑顔になった。

都心のなかの、縄文年代から保護されてきた緑の自然森も味わい深いものがあ
りました。
会の写真班が撮った数枚が送られてきた。
写真を見ると70,80代の年恰好のあまり変わらない会員の趣味人たるまとまり
が想像できる。

さて新年は、墨田七福神散策を予定しており、墨田川沿いをブラブラできるの
は初めてのことで楽しみだ。コロナよ、このまま沈静化してくれ。 

2021年12月15日水曜日

わが家のお墓物語①         3317

正宗橋と吉井川(:pen)
東京に出てきてから60余年になるが、美作・奥津の正宗という土地に強い思い
入れがある。

なぜ、正宗に惹きつけるのか。その理由は、生まれ育ったところであるとか、
小さな生家だったが自前の山の木を切り出して建てた「お城のような家」だっ
たとか、家の前の大川(吉井川)が水遊びや魚取りのメッカだったとか、いろ
いろあるが、最たるものは先祖の墓が川向うにあって、ある時から長男である
僕が墓守をしているからだと思う。

今そこには、父の祖父、父親・祖母、父が順番に眠っている。僕からする祖父
(勝次)が亡くなったのは自分が生まれるずっと前で、まだ若かった祖母が祖
父の名前を一段と深く墓石に刻んであったことが不思議に記憶されている。
しかしその後、或る事情と母方の祖父の意見で、近くの菩提寺に一括移転して
僕が管理するようになった。あらたに立てた墓石はシンップルに「〇〇家の墓」
と刻まれ、僕が建立したことになっている。祖父の思いを継いだわけで、元の
墓石も境内に残してある。

2021年12月13日月曜日

恒例の煤払いはじめ         3316

わが家の煤払いは、ただ暮れの大掃除はじめと云ったところです。

本来ならば大晦日直前に一気呵成にしていた屋内外の掃除を、この数年は家に
閉じこもっている手前、早め速めに一日二、三時間実行するように切り替えた。
まず二階の左右ベランダ&外壁の水洗いから始める、第一日目。

煤払いは、単なる大掃除という以上に一年の厄を取り払う重要な節目であった
ようだ。
身を清めた白衣の装束や作務衣にマスク姿で緑の羽根竹を箒にして、神社仏閣
を煤払いして清める風景写真が掲載された夕刊紙を見た。
この使用済みの煤竹は神聖視され、地方によって様々な崇め方があるようで、
フォークロア的見方は深淵だ。 

2021年12月12日日曜日

山梨市駅~松本/三島/お花畑駅 駅舎⑧ 3315

松本駅(左上)/三島駅(右上)
秩父鉄道御花畑駅(左下)/山梨市駅(右下)
風船ドライブの途中で休憩がてら立ち寄り駐車した際に、瞬撮した写真だが、
この4枚は一行程中のモノではない。

長野駅は、出版「人文会」の研修旅行で長野平安堂や長谷川書店に寄り、善行
寺参りの後、参道の精進料理の老舗旅館で懇親会をしたことを想いだす。
また、長野市街経由で戸隠や白馬方面へ峠越えしたこともある。
ただし、写真の近代的デザインに改築された駅は長野新幹線開通後の新駅で、
旧駅の仏閣型駅舎が懐かしい。
山梨市駅の駅ロータリでは、勇壮な衣装で練り歩く「信玄まつり」出くわす。
静岡の三島駅には、湧き水を探す旅で、富士山の伏流水がもこもこと湧き出る
公園により、三嶋大社の樹齢1200年を超える金木犀の芳香を嗅いたのちに寄
った。
秩父鉄道の御花畑駅は、100m南に西武秩父駅が位置する。「御花畑」と云
う駅名であるが、周囲は花畑ではなく、秩父夜祭の「御旅所」の美称からつけ
られたもの。

(←ブログ:2021・5・7 「駅① 網走~釧路~根室~伊達紋別駅」3196)
(←   :2021・6・1 「駅② 山形~角館~酒田~羽後本荘駅」3221)
(←   :2021・7・3 「鰺ヶ沢~村上~新発田~新津駅 舎③」3253)
(←   :2021・8・9 「伊勢崎~館林~桐生~足利駅 舎④」3290)
(←   :2021・9・9 「土樽~黒磯~会津若松~いわき駅 舎⑤」3320)
(←   :2021・10・4 「八戸~階上~久慈~宮古駅 駅舎⑥」3245)
(←   :2021・11・3 「土樽~黒磯~会津若松~いわき駅 ⑦」3320)

2021年12月11日土曜日

多摩川の流木と鳥たち        3314

先の洪水で上流から流れ着いた5m以上の流木が、桧原村の三頭山を源とする
秋川と一級河川多摩川の合流地点の中州の瀬にしっかりと留まっている。

この瀬は、魚などの生き物にとって大変重要な場所になります。
とくに巨大な流木は木の根っこが水を滞留させて、浅い川底は小石と砂で、太
陽の光が十分届くので藻類などの微生物が育ち、それを食べる水生昆虫が住む
ため魚のえさ場になる。
せき止めた流木で少し白波が立っていたが、その気根の上には幾種類もの鳥た
ちが入れ替わりに飛来しては魚の捕獲に熱中するのを、オペラグラスで数時間
に渡り観察した。

ハヤブサ、トビ、チョウゲンボウ、ノスリ、タカブシギ、カワガラス、など。

2021年12月10日金曜日

南洋庁の歴史とサイパン小学校②   3313

サイパン尋常小学校(昭和12年)
南洋庁の下にトラック、サイパン、ヤップ、パラオ、ポナペ、ヤルートに小学
校が設置されていた。

中島敦も親父がサイパン島へ向かったと同じ年(昭和16年6月)に、南洋庁の
官吏としてサイパン島に寄ってミクロネシアのパラオに赴任している。任務は
「国語編修書記」として雇われ、島民の子どもたちが公学校で使う国語教科書
を作るための調査に赴いたと云うこと。(中島敦著『南洋通信』)

日本海軍軍人の事業から、専門知識をもった「教師」が派遣され担当するるこ
とになる。民政(1918~1921年)の始まり。
色々の強引な政策を強要することで島民から批判を受けたり、欧米諸国からの
反発が起こる。
そんななかで第一次大戦後のベルサイユ条約では、米国は日本がグアム以外の
ミクロネシア諸島を支配するⅭ級委任統治とすることに不本意ながら合意した。
(後日に続く⇒③)

(←ブログ:2021・11・27「南洋庁の歴史とサイパン小学校のこと」3300)

2021年12月9日木曜日

ステイーヴン・キング原作『ミザリー』3312

スティーヴン・キング原作 ロブ・ライナー監督の『ミザリー』を再観する。
小説「ミザリー」シリーズの愛読者で乙女モードだったアニー役キャッシー・
ベイツの豹変ぶりを怪演する。
また、小説家・ポール役のジェームズ・カーンは、豪雪の雪道で転落し大けが
をしたところをアニーに助けられるが、その痛々しい演技がドウに入っている。

さて大筋は、、。
事故から救出し、献身的に介護をしてくれ、ポールの命を救ってくれたアニー。
「ミザリー」の狂信的な読者であるアニーは、ポールに新作の小説を読ませて
もらう。介護しつつ、食事と薬を運んできた際、小説の内容に怒りをあらわに
したり、褒めたり、なぜミザリーを殺したのか、と怒りをポールにぶつけるよ
うに豹変する。
その頃、捜索隊が雪で埋まった森の中を捜索し始める。
雪に閉じ込められた二人だけの家の中では、欝な事態が進行していく。
ベッド、車椅子、タイプライター、睡眠薬、ヘアピンが散在、、。
アニーが外に出かけたすきをみて、ポールはアルバムを発見。
彼女が連続幼児殺人犯であることを知った、、、。

アニーのキャシー・ベイツの優しい顔と豹変した顔の恐ろしさ、迫力満点だ。
ストーカーとサイコパスの恐怖はこれか、と思わせられた。

2021年12月8日水曜日

この風景はハワイの現地で実際に見た 3311

アリゾナ・メモリアル
昭和16年(1941)12月8日。80年前の今日。
日本軍が真珠湾奇襲攻撃により太平洋戦争の戦端を開いた。

それから足かけ5年、日本は戦争の時代に身をおくことになる。
僕の5歳までのことで当時の記憶はマダラだが、親父のサイパン島への赴任が
重なっておりこの歳にしてなお脳裏を覚醒する。

この時代の世界の構図は、ドイツがソ連との戦端を開き、イギリス(チャーチ
ル)はドイツの力を二分させるために米国の参戦を強く望んでいた。三国同盟
の一つ、日本が米国に攻撃を仕掛ける方向に誘導した。シナリオ通り日本は、
「真珠湾攻撃」し、戦火のドツボにはまったのである。
今、またモタゲテきた「敵基地攻撃論」は、戦争を客観的に判断できない思考
欠如の愚の骨頂である。

敗戦までの戦中5年 年表抄⑨    3310

⑧続き⇒
1943年7月29日 キスカ島の日本軍約5000人、濃霧にまぎれて撤退。
昭和18年7・25 ムソリーニ首相失脚
7・30     女子の学徒動員決まる。
8・1      日本占領下のビルマで、独立宣言、米英に宣戦布告。
8・22     島崎藤村没
9・4      米豪連合軍、ニューギニアのラエ・サラモアに、続いて
         フィンシハーフェンに上陸(蛙跳び作戦開始)
         上野動物園、空襲時の混乱にそなえライオンなどの猛獣
         を薬殺、供養式。
9・8      連合国、バドリオ政府との休戦協定を公表、イタリア、
         無条件降伏。
9・15     日独共同声明、同盟を再確認。
9・30     御前会議、絶対防衛線をマリアナ・カロリン・西ニュー
         ギニアの線に後退を決める。
10・2     ソロモン群島中部のコロンバンガラ島の日本軍1万2000
         人撤退完了
         在学徴集延期臨時特例公布 12月1日第1回学徒出陣 
         文部省に国史編修準備委員会を設置(国史編修調査会)
10・14    フィリピン共和国独立宣言、日比同盟条約調印
10・18    大日本育英会が設立される。
10・21    学徒壮行大会を、神宮外苑競技場で挙行、東京近在77
         校の学徒数万、雨中に行進。
10・21    中野正剛、倒閣容疑で憲兵に逮捕、釈放後、自殺。58歳

2021年12月6日月曜日

小雪舞う水沢六角堂 記憶の断層115 3309

水沢寺六角二重塔(影:pen)
「 風船旅」をして、ふと思った。
「旅」を意味する英単語がいろいろあるなかで、わがクルマ旅は「ジャーニー」
と言ってもいいかなと。「一日の仕事、行程」という硬めの原意から転じて、
「道程、旅路、人生行路」など意味するとなっている。これ人生と相似形だ。

初雪が舞うのも近いような冷え込みで、水沢六角堂へ行った日のことを想いだ
した。圏央道青梅ICからのって、関越道・渋川伊香保ICより約12㌔ばかりなだ
らかに登ること20分ぐらいで着く。
六角輪転を三回廻して、何を祈願したかな、、。

その後駐車した、古くからあるなかでも最も古い「水沢うどん」の大本家「田
丸屋」の座敷のテーブルに着く。
麺は透きとおるような純白で、強いコシと弾力性がある。冷たいざるうどんで
特長のある醬油つゆとごまつゆに食べ分けて、ツルツルっとのど越しで食べる。
小麦粉、水、塩、出汁のすべてに家伝のこだわりをもち、引き継いだ伝統と製
法を誇示している。

我が田舎の倉敷うどん(讃岐系)、稲庭うどんもそれぞれ製法や太さに独特な
違いがあって美味しいが、水沢うどんのツルツル感は極北だ。

2021年12月5日日曜日

脳梗塞で倒れた大叔父を訪ねる    3308

2021・6・17 影:yuri
親戚のなかでも特に親しんできた大叔父が半身不随状態で入院中と聞き、病院
を訪ねた。

入院先は都内ながら、未知な場所で病院へ到達するまで時間を要してしまった。
日頃の乗車駅から、立川(青梅R)~西国分寺(中央R)~武蔵野線で北朝霞
駅下車し乗り換え朝霞台駅(東武東上R)~常盤台駅下車、タクシーで病院へ。
乗り換えが多くてどうなることかと不安になったが、予約面会時間になんとか
たどり着くことができて安堵。

コロナ禍での予約特別面会なので、ビニール防着に手袋着用で、アクリル板越
しに車椅子に乗ったカツミさんに対面することができた。
見慣れたニコニコ顔で右手を少し上げて、僕を愛称ではっきり呼んでくれたの
でホッとした。

2021年12月4日土曜日

忘年会第一弾 青森ねぶたの店   3307

今日は早朝から都心へ。午前中に雑誌編集者と2時間ほど意見交換。
最近のTwitter上での「炎上」が頻出していることが話題になる。

午後からは、四谷での或る定例理事会に出席。
新年のイベント、「隅田川・七福神を歩く」の合意。
そして、「文学・歴史散歩」の選択資料をもとにした抽出。

中心的理事の一人がガン治療を段階的に終えた快気祝いもかねて忘年会に場所
替えする。
その居酒屋は、天井に原色の「ねぶた絵」がびっしっり貼り付けれていた。
津軽&下北半島の変わり種焼酎を、海峡で獲れた魚貝と山芋を肴に美味しく頂
きました。
2時間余り、話題に事欠くことなくしばらくぶりながら空白が埋まった。

2021年12月3日金曜日

良かった! 梅野隆太郎残留決定❣    3306

阪神タイガース・梅野隆太郎捕手が3日、今季取得した国内FA権を行使せず残留することを表明した。シーズン終了後から熟考を重ねてきたが、来季もタイガースの一員としてリーグ制覇、日本一を目指すとコメント。

「今年あと少しのところで優勝を逃して本当に悔しい思いをして、やっぱりこのチームで優勝したい。その思いが1番でした。今のチームは年齢的にも若いチームで、絶対にこれからもっと強くなっていきますし、その中心でタイガースを引っ張っていきたいという思いです。本当にこのメンバーとこれからも野球をしたい、みんなと優勝したいという思いで残留することを決めました」、と。

今シーズンのプロ野球の守備ベストナインを選ぶ「ゴールデングラブ賞」で、
セ・リーグの外野部門で阪神タイガースの近本光司外野手が初めて選出される。
守備のスペシャリストとしての称号に値するGGを、梅野は18、19、20年の
三度獲っているところの猛虎生え抜きの絶対捕手だ。
僕のなかでは、鳥谷が千葉ロッテへ移籍した後のミスタータイガースは梅ちゃ
んなのだ。FA権を行使しないことを心底願がっていた。 乾杯❣ 

トーハン~日販GHD 中間決算から  3305

コロナ・ウイルス禍の二年目になるなかで、出版二大取次は中間決算(21・4月
~9月)を発表。
トーハン
書籍の売上増と返品減および出版社からの運賃協力金などにより、出版流通事
業が黒字化。
売上高:単体売上 1994億9800万円(前年同期比10・1%増)
    経常利益 9億5200万円(同77・2%増)
増収増益になっているが、会計基準を変更したことで、営業利益73・7%減。
増収は、丸善ジュンク堂書店の新規取引が大きく寄与している。
    返品率;書籍は同3・6ポイント減の37・2%雑誌同1・8増の48・5%
日販GHD
売上高:グループ連結 2463億9900万円(前年同期比1・5%増)
    営業利益;16億4500万円(同17・4%増)
    経常利益;19億6900万円(同32・6%増)
    返品率;書籍は同2・5ポイント減の28・9%と20%代に。
        雑誌は同3・6ポイント増の50・4%増の50%を越えた。
人件費や送品拠点リニューアルなどで固定費を削減し、出版社への運賃(物流)
協力金の回答が進捗して潤った部分がある。

2021年12月1日水曜日

大益 牧雄 木工展(轆轤ろくろ)へ 3304


久しぶりに、地下鉄東西線の神楽坂駅で降り階段を上って早稲田通りに出た。
親友・大益君の4年ぶり東京での木工展(轆轤)AYUMI  へ。

冬深し 知る人ぞ知る 味土野塗   塗り椀が 都にのぼる 雪を出て

大益君は京都丹後半島の標高400㍍近い山中の味土野で暮らす。すでに初雪は
あったようで、新年を迎える頃になると1㍍の積雪になることも珍しくない所。
本能寺の変後、明智光秀の娘細川ガラシャが幽閉された地で近くにお墓もある。
彼はデラシネ的なところがあり、東京を離れて九州筑豊へ。その後、木の魅力
にとりつかれ、境界村落になった京丹後の「味土野」に移り住んで50年余。
ウルシを漆の木から育てて、ろくろから漆塗りまですべての行程を一人で熟す。
この日常生活はテレビのドキュメンタリー映像で数本知れるところだ。

コロナ禍で先延ばしになっていた個展に接することができ、安堵した。
そして起ち振る舞いは、木工ろくろ師の域にまぎれもなく入っている。乾杯。

霜月 11月のblogテーマ別更新歴  3303


社会・歴史&時事:国民総進撃の一大運動へ 年表抄⑧
          南洋庁の歴史とサイパン小学校のこと
          コロナ・ウイルスの国内感染者急減、なぜ
読んだほん:武田一義『ペリリュー』を見る・読む
観た映画:大森立嗣監督『マザー』を観る
会の履歴:「自然教育園」探索する  歴史散策の会/
友人帳:追悼・松木茂隆さん/勝尾春正くん/荒川了/瀬戸内晴美さんのこと
駅舎物語:盛~南気仙沼~女川~石巻駅  駅舎⑦
猛虎コラム:鳥谷敬賛歌!引退最終章/
日常雑記:総合健康診断の結果🌸/膝の異常サインか/
      思いがけない祖母の冊子
     

2021年11月29日月曜日

追悼 荒川 了            3302

荒川了さんの訃報を娘さんから知らされショックを受けている。

今年、5月25日に、了了庵謹製(手作り)黒ニンニクに、近況報告の手紙が添
えられ届いたばかりでした。
学生から出版社に就職して編集者になった荒川さんとはほとんど無縁であった。
彼と僕の交流を語るキーマンは、白水社の営業部長だった白井君と、古くから
の親友、故門倉との出版と政治党派、酒に行きつく。
荒川さんが現代思潮社の編集者からサンマーク出版の取締役に転出し、その出
版営業の指南役だったのが白井君。
門倉君との接点は驚いたことに、W文学部でセクトを異にしながらずっと交流
が続いていたようだ。そんなわけで、門倉君が亡くなる直前に、彼から「辺見
庸を読め」と言われ、熟読したことを吐露されたこともあった。僕も、辺見の
ことは熟知していることから、不思議なつながりに通底するものを感じたので
した。

最後に会ったのは、昨年6月の安保60周年記念講演会のあった憲政記念館でだ
った。そして、このコロナ・ウイルスかのなかで6人の同級生・知人・友人が
この世を去りましたが、一度も葬儀に参じることができなかったことを不如意
と話してくれた。
どちらかと云うと、僕のほうが刺激ある活力をもらっていたので、残念でなり
ません。
甘くてちょっぴり酸味があってコーヒーの味がする「黒ニンニク」の一片を頂
きながら、壮士・荒川了を偲ばせてもらいます。 合掌。

2021年11月28日日曜日

裏ワザ同期会            3301

コロナ禍になる数年前だろうか、郷里が倉敷で中学と高校が錯綜する一緒の三人
だけの「同期会」を、東京駅地下「酔心」で開いたことがある。

当初、僕と中学が同窓の二人だけで飲む機会を作っていたところに、僕とは初対
面である彼の高校同級生と「一緒に飲もうや」と誘われ、その気になった。
その一人は、僕が東京へ出るまで住んでいた柳井原から倉敷の街に出る場合に渡
る高梁川の対岸の「酒津」の出身であることが話題のなかで判ったのである。
因みにサカズは、酒津焼と桜の名所。出会いとは奇なものである。

もう一人の彼は、中学転校直後から仲良くなり社会人になってからもずっと自然
体でつきあってきている。中学校時代のことだが、意に反することがあれば先生
でもストレートに理屈で論破するタイプで、弱者とつきあえる。
僕は親父が教師の手前、抵抗力をそがれるところがあったが、内心では同じだっ
たのかもしれない。

会を催すときは電話するのが、最近は今夏。新型コロナウイルス禍が1年半も続
き、先が見えないときだった。「××!  二人でだけでヤリたいな」。
東京の同期会には二人のおんな友達がいるが、コロナで避けて敢えて「二人で」
と強めのノボちゃんの声を聞くだけで安心する。

2021年11月27日土曜日

南洋庁の歴史とサイパン小学校のこと①3300

サイパン小学校最初の校舎
(大正14年)
親父が赴任していたサイパン小学校(国民学校)について、視点を変えながら
ではあるが往還することで、これまで重複した追求・記録になっているきらい
がある。

このことは致し方ない。親父のサイパン島での教師時代の光と影を追い始めた
のが2014年のことで8年が経過している。新しい資料や聞き書きも出てくると
単純に時系列で簡略化できず、思考が停滞し整理し直しを迫られることになる
のである。

1922年(大正11)3月に、日本政府は総理府の下に「南洋庁」を設置し海軍か
ら事業を引き継いだ。また24年には総理府から外務省に所管が移され、本格的
な民政を開始した経緯がある。
日本海軍は、ドイツが占領していた南洋諸島を占領し、軍政をひいた。日本は
第一次大戦終了後の領有を前提として、この南洋群島に軍政をひいて東南アジ
アへの経済進出と軍事上の拠点作りに邁進したのである。(植民地化政策)
南洋諸島は二千を超える島が散在し、その面積は東京都とほぼ同となる。
教育機関に限って言えば、「島民学校」を作り、「未開無知」の人を教化する
ために日本化教育(日本語教育)をほどこした。
トラック、サイパン、ヤップ、パラオ、ポナペ、ヤルートの各島に小学校を設
置。教科書は「南洋群島国語読本」を編纂し、占領政策としての日本語教育に
力を注いだのである。
(→後日②に続く)

2021年11月26日金曜日

千両、万両、山茶花 咲く       3299

マンリョウ
マンリョウの実は葉の下に垂れるようにつける。
年々、下葉がなくなり幹が伸びる。
山茶花
母の記念樹で、ヒサヱサザンカと称す。
センリョウ
センリョウは株立ちになり上を向いて真珠のように輝く。
縁起木で正月飾りに使う。
(2021・11・26 影:ncan)

年末に欠礼の葉書を拝受すると    3298

年賀欠礼の喪中の葉書がぼつぼつ来る時期になっている。

出す年賀状の枚数も年々少しは減らしているが、この欠礼の挨拶状は年ごとに増
すようにひしひしと感じる。
お互い歳を重ねることで、喪中の対象者は両親であったりしたのが、近年は兄弟
姉妹であり、さらに驚かされるのは当人の死を縁者から知らされることです。
それだけ年を取ったと云うことだろう。
死者が心理的に近しいものになっていく。

年末になると、だれ彼がすでに此岸に存在しないことを、思いめぐらす。

2021年11月25日木曜日

仮想 por tintin でくつろぐ     3297

今日は、「por  tintin」(ポル・ティンティン)は私の店と言ってはばからな
い、由利さんに会った。
彼女は、僕の祖母の弟が父親にあたり、僕の親父とは従妹どうしの間柄(従叔
母)になる。

由利さんは、店の10周年記念の冊子で感謝の気持ちを記している。
「幾つもの視線が眩しくて、顔中こわばり、水割を作る手元が緊張気で震えた。
胃炎で倒れ、人だかりのなかを救急車で運ばれたこともあった。
 店の前を通りがかった人が、奇妙な横文字の看板を見つけては、<一体何だ
ろう」と不思議に思ったそうだ。当時、あたりはまだ店もまばらで人気が少な
く、街はひっそりとしていた。
 それから、カウンターを囲んで夜ごと沢山のドラマが繰りひろげられてきた。
(中略)
 代々木上原の街も、すっかり様変わりして賑やかになり、わがtin  tinはもは
や古株になってしまった。
 あんなに殺風景だった空間が、近頃、色とりどりに模様をつけ、温かいたた
ずまいに見えるのは、変わらず足を運んでくださった人々の心が深く残されて
きているからなのかも知れない」、と。

実のところ、これは前ぶりで由利さんの兄上(従叔父)が夏の終わりに脳梗塞
で倒れ緊急入院して3ヶ月になるとの知らせがあって、急遽直接会うことになっ
たのである。 

2021年11月23日火曜日

酒を間に置くからこそ交流できる   3296

年齢のせえとコロナ禍が相まって、家飲みばかりの日々を続けていると、外飲
みとの落差を感じるようになった。
これだけ家飲みを長く経験すると、世間様(友人、知人、縁者)との差しつ差
されつ交流するのがいかに大切か、あらためて知らされた次第。

20代半ばからの若い頃は、出版社務めという職業柄、新宿のエディターやクリ
エーター、そして演劇人の集まるところで飲んでいました。もっぱら、居酒屋
からスナックのたまり場だった。
そのうち、博覧強記のマスターを知ることとなり、三日を開けず通いつめるよ
うになりました。わが家のように落ち着きを覚えました。
その店(でん八)の主人たち、兄弟経営者とエル字型カウンター越しに会話し
ながら飲めるのが至福の時と言っても過言でない。だから、長く一人でも暖簾
くぐっていた。
こんな居酒屋はもうない。

2021年11月22日月曜日

手放して後悔したクルマについて②  3295

RX‐7初乗りの頃(影:pen)
僕は自分の特異なこだわりの性格から、マツダ車をずっと乗り継いできた。
その中でも思い出深く魅力的クルマは、RXセブンだった。

1990年代に5年ばかり乗ったクルマだが、がっしりした地を蹴るような最高に
スポーティなクルマだった。
一度はスポーツカータイプの車に乗りたいと思っていた時、1991年12月、3代
目RX‐7としてデビューを機会に親しくしているディーラーにすすめられて、
決断した。
エンジンはシーケンシャルツインターボが装着された13B型ロータリーで255
馬力を発生。1260㎏の軽量な車重との組み合わせで、優れたパワーウエイトを
発揮してくれる。
これからは新エネルギー自動車の時代にとって代わり、自動運転化も近づいて
いるが、、、。
走行していて、人間が細部まで操作する自動車で身体的ワクワク感をもたらし
てくれた「セブン」。
そんなに好きなクルマだったが、yuと家族と共用するには評判が芳しくなか
ったんです。

2021年11月21日日曜日

スケキヨ! 仮面をめくっておやり! 3294

書影
映画秘宝1月号 2022’ 
角川映画生誕45周年/『ヴェノム』寄生生命体博物館へようこそ!
オイラは巻末近くの、みうらじゅん、杉作J太郎、工藤工&しょこたん、、の
1ページエッセイ辺りを楽しく読む術しかないのだが、、。

2021年11月20日土曜日

ハンドルを握る爽快感を満喫①    3293

MPV
多摩川の羽村堰から対岸に架かる羽村大橋を渡ってショッピングモールや丘陵
の墓参への道中に、愛車のハンドルを握るひと時が最高の気分転換になる。
今の季節は段丘の紅葉と柚子園の黄色に色づくグラデを楽しみ、架橋下の魚道
の水量を見て夏の日を想ったりしてみる。なによりビークル自体がイイなぁ。

運転歴は50年以上だが、最初のきっかけは幼少のGyoとスキーを楽しむための
移動手段で、当時のメインドライバー・yuのサポーターでした。
楽しさに目覚めたのは、40代半ばにちょっと遠出して美味しい魚を食べに新潟
の寺泊へ関越道を走ってみたり、中央道にのって霧ケ峰高原へ四季の花をもと
めて飛ばして訪ねるうちに、クルマの魅力にとりつかれていった。

最初に乗ってからずっとマツダ車ファンになり、これまで8台を乗り継いだ。
いま乗っているクルマは「MPV」で、同一車種で2台目。

2021年11月19日金曜日

落葉前の柿木の上に月蝕を見る    3292

月蝕/ベランダから
(2021・11・19  6時35分影:ncan)
今夕、月の一部が地球の影に入ってかけたように見える部分月食を魅入った。

月のほとんどが6時過ぎに影の中に入って、かすかに光が残る風情だった。
5時0分から欠けはじめ、裏の柿の木の根元から上へ昇ってきた。
月蝕が最大(97%)になったのは6時2分。月の大部分が隠れたためやや色づい
て見えた。
大自然の現象は驚異であるが、平和だ。 

2021年11月18日木曜日

膝の異常サインか          3291

やはり加齢による境界体にあるせいなのか、身体にまつわる話が多くなる。
今朝、寝起きに左ひざが猛烈にひきつり立ち上がれなくなった。

近くの整形クリニックで左脛部位にアロハ―波を照射し始めて一ヵ月になった
ところで、この様にいささか消耗している。
午後から都心に出てのミーティングを急遽変更してもらい、そろりソロリと歩
き、やっとの思いでかかりつけ医と面体。
レントゲンの結果、前回と見比べても骨に異常はなく、「ひざに水がたまる」
初期の「関節水腫」と呼ばれる症状と診断。

少し痛みがある程度で、歩けるし、曲げ伸ばしもできるので、そのうち元通り
になるだろうと自己判断によって悪化しつつあると云うことだろう。
母方の祖母が関節リウマチで痛がっていたのを幼少のころ見ているので、そち
らの方も気になるところだ。

武田一義『ペリリュー 』を見る・読む 3290

書影
原案協力は『玉砕の島々』(洋泉社刊)の著者・平塚柾緒であることを後に知
った。

太平洋戦争末期(1944年)に日本と米国の激戦地となったパラオ共和国のペリ
リュー島。米軍上陸により70日間にわたる激しい戦闘によって日本軍は約1万
人、米軍1700人の人たちが戦死した。
今さらながら、グアム、サイパンに次ぐ委任統治領南洋群島の一部ペリリュー
島の戦争とは、戦場とはどういうものなのかを、コミックだからこそ可能な表
現で描出してくれる。

(←ブログ:2015・2・17「『玉砕の島々」(平塚柾緒著)を読む!」920)

2021年11月16日火曜日

追悼 勝尾春正くん         3289

札幌市手稲から小学校時代の友人・勝尾春正くんの訃報が奥様から届いた。

1999年8月に札幌のホテルで数十年ぶりに再会する。
僕は中学2年の夏に倉敷に転校したので、その後、社会人になってからの彼と
会うことなく空白期間が続いた。人づてに、自衛隊に入隊し除隊後は手稲スキ
ー場近くで居を構え、いたずら少年だった故郷を遠く離れて暮らしていると聞
いていた。
僕が札幌から小樽へ出張の際、一献酌み交わしながら夜更かしした。お互いの
空白時期を埋めるでもなく一気に小学校時代に飛んで喋りあったものです。

中国山系の美作、泉が山のその麓に集った「36の瞳」(小学一年生18人)の中
に長身の勝尾君と小さめの僕がいた。
秋の運動会になると、直線50㍍走と楕円周100㍍走があって直線では僅かの差
で勝てず、周回100㍍ではチビの僕が敏捷なコーナーワークで勝っていた。
この競い合った勝負は小学時代ずっと変わらず、彼も懐かしそうに思い出し盛
り上がった。
そしてつぶやくように美作弁で応じあったのである。
合掌。 

2021年11月15日月曜日

おばあちゃんの冊子から②      3288

1972・1影:pen
祖母の暗青色のノートを何十年ぶりに開いた。
おばあちゃんは80歳過ぎて東京に呼びよせ在宅していたが、僕自身多忙にかま
けて相手することがお座なりになっていたことを悔やんでも悔やみきれない。
彼女のその辺りの心情が文のなかに浮かび上がり、今更ながら想いを馳せた。

雨戸うつ。風おとすごく。冬ちかし老いの身急に。さむさおぼゆる
あゆみし  いばらのみちは  久しくも  今はめぐまれ 孫たちのもと
まどあけて  雲間にもれる  月みては ふるさとしのび  まなこかすみぬ
年々若き  孫たちしのび  今さらに  すまぬ思ひに  明暮の日日
おのがかを  鏡にうつして  今さらに  やをほそりしに  おとらんおぼゆ

(←ブログ:2021・11・15 「思いがけない祖母の冊子①」3287)