2017年1月31日火曜日

書店の出店、閉店は         1637

昨年(2016)一年の新規店、閉店のながれと、出版物の売場面積の実態のレポ
ートを業界紙で見た。

新規店133店、閉店632店(前年比5.4%減)。新規店は2000年代に入って最も少
ない。
2014年から3年間は減床面積が増床面積を大きく上回るようになってしまっている。
いまでも、1000坪を越える大型店の出店は続いているが、、。

気になるのが、紙と電子出版の市場規模の推移。
紙の書籍と雑誌の推定販売額は1兆4709億円(前年比3・4%減)で遂に1兆5千億
を切ってしまった。
電子出版市場は1909億円で前年比27・1%の伸びを続けている。
電子の出版市場全体に占める占有率は11・5%で毎年上昇を続けている。

紙の書籍と雑誌の市場は12年連続のマイナスで、その内容において、雑誌の売り
上げが書籍を下回ってしまった。1975年以来のことで、再上昇はきわめて厳しいと
言える。また、両者合わせた販売額はピーク時だった1996年の2兆6563億円と比
べると44・6%減と云う末恐ろしい数字になっている。
このリアル数字に、さらに出版に携わる労働力の推移を加味したらどうなるのだろ
うと思ってしまう。

吾輩の運転チェックシート      1636

クルマの世界にも、大きな事故が「想定外」で起きているように、何が起きたの
かわからないまま、事故に遭遇するケースを見受ける。

自宅から駅までの送迎一つ取ってみても、特に最近は、民家の路地からの飛
び出しはないだろうか、前のクルマが急ブレーキをかけたりしないか、対向車
の突然の右折はないか、等々神経質になっている。
数年前までは車間距離を少しでも詰めようとしていたが、今は十分距離を取っ
て走行するようになりました。
備えあれば患いなしか。

後から煽られた場合は左車線に逃げる。
左車線からの割り込みにはゆっくり制動をかけて先行をゆずる。
目前の先行者ばかりでなく、バックミラーで後方を、サイドミラーで並走車を観
察する。
では、加害回避の心得とは。
長距離運転では極力ナビは使わないで、相方の地図帳パイロットに委ねる。
未知の風景に出合うためにも、ゆとり運転がいい。
利便性と凶器が表裏であることを十全に認識して、クルマ好きの感性、感覚を
研ぎ澄ませて防衛力を失わないことだと思う。
この機能の低下が進めば、自ら運転をやめる時だと思っている。

(←ブログ:2017・1・27 「運転好きと高齢者ドライバー」1633)
(←ブログ:2017・1・28 「認知機能の低下について」1634)

2017年1月29日日曜日

浅丘ルリ子主演の『執炎』を観る   1635

映画のなかの場所は、ときにして長く記憶される風景がある。
その風景を実際に旅して見たり聞いたりしていると、温度差があるにせよ、その
シーンに感情移入して観たりしてしまうことがある。

映画の公開は1964年で、監督・蔵原惟繕、主演に浅丘ルリ子と伊丹一三。
劇場公開では観ていなかったことと、ストーリーの「場所」が山陰の「余部橋梁」
であることに惹かれて見てしまった。

十数年前にクルマで丹後半島から城崎経由で余部の漁村にたどり着いたことが
ある。そのとき半日ほど、この漁場を散策した後に鳥取の砂丘を経て田舎に帰っ
たのだから、お盆帰郷だったのだろう。

乗り物で移動する旅先で初めて見た風景が異様であった場合、ずっと長く映像
が焼き付いている。
この記憶された余部の小さな漁村と空中楼閣のような「餘部鉄橋」が、映画のフ
ァーストシーンで映し出される。物語は、漁村からせり上がる山間に佇む平家落
人の娘と漁師の若者との純愛を、二度にわたる徴兵と出陣を絡めて描いたもの
だが、時間の流れと四季折々の風景や民俗の表出が刺激的です。
そして、100本目の出演? 浅丘ルリ子がイイ。

2017年1月28日土曜日

認知機能の低下について       1634

最近の高齢者事故事例で多いのは、誤ってアクセルを踏んだ、あるいはブレー
キとアクセルの踏み間違い。さらには、追突しながら、「その時のことは記憶にな
い」とか、「ブレーキを踏んだが止まらなかった」と、調べに対して語っていると云
う。
こうした状況下で高齢者による特異な事故が急増しているような印象を与えられ
る。ところが柳田邦男データ分析(統計)によると、75歳以上の高齢者ドライバー
による死者を出した事故件数は、この十年間をみると毎年4百~5百件で横ばい
状態になっていると。

問題になるのは、高齢者ドライバーの特異性を鑑み、それに対して対策を万全に
講じることになろう。
すなわち、誤認判断や操作ミスを加齢によって生じやすくなることと、「認知症」に
よる正規の正しい判断が不能になる状態、の二者こそが一般的特異性ということ
になる。
よって自分としては、「認知症機能検査」によって初期症状段階から客観的に診
断を下してもらうことを心がける。

僕は、特別な遠出がなければ週に2回ほど10㌔範囲ぐらいで、買い物と書店へ
行く程度。
自分なりの運転チェックシートを考え認識させ実践するようになってきた。
(→後日に)

(←ブログ:2017・1・27 「運転好きと高齢者ドライバー」1633)

2017年1月27日金曜日

運転好きと高齢者ドライバー     1633

高齢者の運転事故が相次いでいるので、昨年からTVや新聞メディアが事故防
止について一斉に共鳴するようになった。

yuも75歳を期して免許証を返納すると言い出しているように、「高齢者」の自主
返納をする人が増えているのだろうと思う。
さてこうしたなかで、まだドライブしたいわ、買い出しの足にしているし、と諸々思
いつくが、何かバッシングを受けているような強迫観念に襲われる。

そこにタイミングよく、ノンフィクション作家で事故分析の専門家でもある柳田邦男
さんの、「私が80歳で運転する理由」なる一文を発見した。(「文藝春秋」2月号)
参照にしながら、自分の認知機能をチェックしておくことにした。

僕自身は、3・11震災の被災地のボランティア活動や縁者のことなどで、東京か
らクルマで往復(1500㌔以上)したり、かつては、一日500㌔余り走るドライブを
月に二度ぐらい、日常的に楽しんできた。
これからは、長距離運転は次第に控えるようにしたいと思っているが、、。
運転免許証を返納するか、未だ高齢者ドライバーで居続けるのか、の二者択一
ではないだろうと思っている。
(→後日に)

2017年1月26日木曜日

大井淑子書展/銀座鳩居堂画廊へ   1632

参照/軸(「大井淑子書展」から)
大井k君から招待されて、御母堂の書展を観にいくこと前の「米寿回顧書展」
につづく二回目になります。

書展を観にいくことはあまりないのだが、二度目になるとすこしばかり鑑賞眼が
肥て、ゆっくりあれやこれや思いを巡らせながら観ることができた。
僕は中学一年まで楷書の習字が上手いほうだったが、次のステップかな書に
進むことはなかった。

さくらばなさきにけらしなあしびきの
やまのかひより見ゆるしらくも        古今和歌集 紀 貫之 (軸)

み吉野の山べに咲けるさくら花
雪かとのみぞあやまたれける        古今和歌集 紀 友則 (額)

これまでの掛け軸と額に展示された「書」を見るにつけ、小字が多いのに気づく。
そして、使用された紙質がどれもこれも書かれたものに鮮やかな彩を添える選択
がなされている。
さらに、選ばれた作品の素材が素晴らしく十全に理解なしには、小字でこの染み
渡る雅を此処まで表現できないと思わせる。

(←ブログ:2014・3・4 「「大井淑子書展」でかな草書の強さを知る」)

2017年1月25日水曜日

2016*写真で刻む③         1631


【2016・月】
1960年は、第一次安保闘争終焉の時であったが、今
は、ますますモンスター化する自衛隊の「安保法制」の
問題が危機的に迫る。




月】
初めて甲子園球場に応援に行く。
なぜかこの年まで、一度も阪神甲子園球場に足を踏み
入れたことがなかった。Gyoが招待してくれた。
勿論、対巨人戦だったが、西岡選手が一塁手前でアキ
レス腱断裂で担架で運ばれた悲運な記憶に残る試合に
なってしまった。





月】
リオ・オリンピック会場からGyoが、
試合の様子をリアルタイムで添付
写真にして送ってくれる。
8月初頭から現地入りしてハードに
仕事を熟しつつ、風景や人のスポ
ットが手元に届くことで、yuは安全
を確認する始末です。





2017年1月24日火曜日

2016*写真で刻む②         1630


【2016・月】

僕の第二の故郷、倉敷の「水江の渡し」が90年の
歴史に幕を下ろすとの記事を見て、倉敷在住の
に渡船してもらった。
高校に通学していた頃は、倉敷市街への生活行路
で、自転車も乗せられてひっきりなしに往復して
た。
背景には、完成したばかりの「倉敷大橋」(510㍍)
見上げられる。景観は一変してしまった。



月】
エメラルドグリーンの海と松林の景観を誇る岩手県大槌町浪板海岸。
3・11の震災で美しい片瀬波の砂浜が消え、砂防松林も壊滅状態に
なったが、ボランティア活動と町の取り組みで再生にむけ一歩踏み出
している。
震災から5年で、このような三角屋根のおしゃれな佇まいが出現する
までになったのを見るにつけ、うれしいかぎりです。

(←ブログ:2016・12・30 「自前の写真で見る2016年」1605)


2017年1月23日月曜日

一献なしの新年会          1629

わが家の柴犬・故ポパイ(影:Pen)
ヒジカタさん、シライ君と酒を酌み交すことなく、延々とつづいた新年会。

この面子に僕が加わると云うのがいつものパターンで、正午から会食しながら語
りあう。
先ず食べ物をセレクトすることからスタート。
ヒジカタさんが酒を一滴も嗜わないので、僕たちも暗黙の了解によってジュース
とコーヒーと紅茶を飲み継ぎながら、話題に途切れることはない。

昨年仕込んだ味噌の出来栄えを報告しながら、今年の寒造りの打ち合わせをす
る。これまで通り、昨年の幹事が段取りを決めてヒジカタ夫人と相談しながら進め
られるかを、ヒジカタさんに委ねる。

シライ君は今回の味噌造りは行かれないと、言い出す。
理由は二代目のミニチュアダックスが死んで、三代目の八ヶ月になったばかりの
柴犬が来たばかりで、付き切りで離れられないらしい。
わが家でもGyoが幼少の頃、柴犬に「ポパイ」と命名して可愛がっていたので、当
時の様子を思い出しながら話す。犬が車酔いするので、泊りがけでスキーに出か
ける時には「犬ホテル」に預けざるをえなかった。あるいは、庭で飼っていたので
蚊を媒介にフィラリアの寄生で循環器障害をおこして、8年目あたりから病院通い
が大変だった事情とか、エピソードを加えながら話す。

(←ブログ2016・4・14 「土方歳三ならぬ土方Sさんと」1344)
(←ブログ2016・4・14 「多摩平の森で「花見」」1345)

2017年1月22日日曜日

岡山弁でどんどん喋る        1628


一昨日の「倉敷会」続きをも少し、、。
ナオちゃん
天気がイイと終日気分がすぐれ、人に会ったり買い物に。
歩くのが好きで、独りで旅に出ることが多くなった。
栗駒山に行ったら、「お父さん」と昔登ったときの想い出や宿を思い出す。
医者のお世話にならない人がいるが、自分は、大病の経験があるので細目に定期
検診する、と。
(旅好きなんだから、関西の集まりにも出てくればいいのに、と声掛かる)。

旦那さんに優しいヨッちゃん
隣りの子どもの洋服を縫ったり、裁縫を趣味としているようだ。
皆に迷惑かけたくないから、まだヨガとスイミングを継続中とか。見るからに姿勢が
イイ。
定年後のご主人が数年前から体調不良のなか、献身的支えとなる生活を中心に
切り盛りしているようだ。

キミちゃんから
朝5時過ぎ早起きで、大阪の事務所には8時過ぎに入っている。
独り暮らしでイライラしながら日常を過ごしているが、近くにいる娘がサポートしてく
れると。
未だバリバリで仕事するパトスに刺激される。

また、5月に集まることを約して散会。

(←ブログ:2017・1・20 「同期会に関西から出席」1626)

2017年1月21日土曜日

時空を超える映画体験ってイイな!  1627

いやぁー驚きました。

「日経新聞」の佐藤奈穂子さん(神保町シアター支配人)に聞く、「昭和シネマの
輝き」のコラム記事に接して、好みの映画が年齢差を越えて一々同じであること
に気を良くしました。
勿論、1976年生まれの若い彼女が、戦後まもない頃から1960年代高度成長
期にかけて日本映画を見て衝撃を受けた感性と、当時リアルタイムで見て熱狂
した僕とでは視点が違うのを前提にしても、と云うことですが。

佐藤さんは、まず高校生のときにたまたま中平康監督、石原裕次郎主演の『狂
った果実』を見て衝撃を受けている。
友人でハマミツ(浜田光夫)と小百合の昔の映画を片っ端から見ていた女子高生
に影響されたり、山形育ちで、「山形国際映画祭」など山形の映画ファン気質に
馴染んでいったようです。
そのころ見たのが、川島雄三監督、フランキー堺主演の『幕末太陽傳』で、こん
な凄い映画があるんだと、感銘している。
そして極め付きは、上京して映画館で働きながら一日に何本も見まくってきた中
でも、吉田喜重監督、岡田茉莉子主演の「『秋津温泉』(藤原審爾原作)を、劇場
で8回見ていますね」と。

この三本の映画は、僕も封切館で観ている。
『狂った果実』は、『太陽の季節』をより熱気を倍加させた印象に残る映画で、『幕
末太陽傳』も60年代の混沌を幕末のカオス状況に移し替えた映像美も抜群の
大好きな一本です。
そして『秋津温泉』は、わが田舎・岡山県奥津温泉がロケ地だったこともあるが、
物語の奥行、映像美、岡田・長門裕之の演技力すべてにおいて泣かせる、目と
胸に焼き付けるものがある。
四季折々、特に冬の風景の静謐な美しさのなかにタイムスリップしていく感覚に
なる。
毎年、雪の1月か、敗戦の8月にHVで見続けている。

(←ブログ:2013・4・15 「映画を観る 蝉しぐれ」)




2017年1月20日金曜日

同期会に関西から出席        1626

(2017・1・20 影:Tab)
新年会も兼ねて、倉敷時代の同期会を開催。

今回は、大阪からキミヤ君が2011年以来、急きょ上京して参加してくれることに
なり、とくに女性陣が楽しみにしていた。
キミヤ君持参の中学校の卒業写真のファイルがまわされる。
すっかり忘れていた写真を見ることができた。
何分にも、僕は2年2学期からの転校生で視野が狭く、担任の先生(牧野先生)を
忘れ、級友も不確かなままだったが、すこしばかり想いだすことができた。

関西での集まりにも二度ばかり出たことがある。

近況報告になる。
ノボちゃんから、、、4人家族で、猫も相棒。
このところ不眠続きで、読書しながら自然に眠るようにしている。
今年から年賀状を出すのをやめたが、来るのがあるので必要に応じてじて個々に
電話している、と。

飲み物は、ビール党、焼酎、ウーロン茶と、比較的酒量の少ないメンーバーといえ
る。

2017年1月19日木曜日

季節の里芋が届く          1625

(2017・1・19 影:Tab)
採り立ての里芋を、今年もまた送ってくれた。
送り主は、年に一二度しか合わないカマさんからです。

このいただきモノは、美味しいこと間違いなく天下一品です。
産地は彼の住まいの近辺で、自らも援農しているのか不確かだが、完全無農薬で
育てた大粒揃い。
早速、箱から取り出し、茹でてゆで上がったらところで、「きぬかつぎ」にして食べた
ら、ぷりんつるんの食感がたまらなくイイ。

カマさんとは、毎年暮れに一度は会ってうまい酒を交わしながら業界四方山話をし
て一時を過ごすのが恒例になっているが、昨年はジュンコウさんが亡くなった消耗
度などを鑑み発声できなかった。
それにしても長い付き合いになる。

僕が未来社駆出しの頃、1967年前後から出版社の「営研」を通じて、鎌塚さんら
多数と交流が始まる。
青木書店・山根、社会思想社・鎌塚/渡辺、現代思潮社・酒井・植村、白水社・白井
東大出版会・惣塚/安達、文理書院池田、みすず書房・小熊/関口、日本読書新
聞・田浪、大河内、三一書房・鈴木、ぺりかん社・小汀、読書人・笠井、労働旬報社
青柳、P・Sジャーナル・清水等です。

(←ブログ:「出版業界の先輩・カマさん」860)

2017年1月18日水曜日

ミーティングのなかで色々と      1624

書影(言視舎・刊)
最近、「イノベーション」とか「MOT」とか、カタカナや横文字まじりの記事や本の
タイトルに頻繁に使われるが、僕自身、いままで不慣れなジャンルの語で勉強
させられる。

こうしたカタカナ語を「解ったふりして」曖昧ではすまされない局面にあたることが
ある。
この年で分かりづらいのは、原語を思い出せないから、あるいは言語を省略して
頭文字で言っているから、とかとかの理由がある。

例えば、「開かれた組織でイノベーションの加速を」、と云う具合に新聞記事に出
れば、「革新」の多面展開で技術、経営、事業革新をオープンに、いまあるものの
更なる加速を追求することなのだろう。
それに、実践「MOT」(Management of Technology)となれば、技術をベース
にしてイノベーションに成功し儲けるための活用方法を指南すると云ううことになる
のか、、。
とに角これは、知識として学ぶことではなくて、それぞれの分野における実践の場
で、会社と自らの価値を高めると云ううことなのだろう。

他に、アマゾンでの売行き動向と連携のち密化について。
TRCへのアプローチとセット販売の可能性の追求etc。

2017年1月17日火曜日

戦前のサイパン島出生者のレポートから 1623

サイパン島/飛行場着陸へ(影:Can)
友人が、「サイパン生まれの友人がいる。」との話をしてくれたのは、昨暮れの
忘年会の時でした。
そして今朝、京都に住むその人の情報をメールでもらったので、いつか面体の
機会ができたら、と思うようになった。

今年もまた、親父のサイパンでの軌跡を戦前・戦中の島の風景のなかに手探り
で追跡してみたい思いに駆られている。
今では、ネット上にもサイパン島での戦争体験談や訪問記などを閲覧でき、そう
したものから、教鞭をとっていた彼の姿を想起してみることができる。

(←ブログ:2016・10・18 「父とサイパン島記録の中間メモ①」)1531
(       :2016・10・20 「父とサイパン島記録メモ②」)1533
(       :2016・10・30 「父とサイパン島記録メモ③」)1543
(      :2016・11・8 「サイパン島チャモロ原住民の同化教育」1552





2017年1月16日月曜日

書店のキーマンと           1622

(2017・1・15 影:Tab)
新刊、三ヵ月の実績の検討から、年末年始の書店売上と動向などをめぐって雑談。

新年から会ってきた書店人の話だと、「まぁまぁ」と言う人と「そこそこだった。」と言
う人が多かったです。そして付け加えて、12月31日の「特別発売日銘柄」が正月
三ヶ日の売り上げに寄与している、と。
実際に、年末年始六日間の総合で前年同月比、トーハンは1・4%、日販は0・6%
増と報告されている。
雑誌の発売日を汲み入れたり、特別銘柄を開発したり、版元と取次の共有による
新機軸が功を奏したといえる。ここ毎年度、数パーセントずつマイナスできていた
ことを思と幸先良い出だしで、乗っていって欲しいと願うばかりです。
付け加えて、店によって格差が出ているが路面店より百貨店系店舗が良かったと。

さらには2月に刊行される村上春樹の新作長編小説が、このところ好調の文芸部
門を先導する品目として期待しているようだ。
また、ロングセラー商品の棚づくりが目立つことについてツッコミを入れる。僕も昨
年刊行書籍で一押本として、『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』(管賀江留郎)
を最新刊時に取り上げ、周辺の人たちに薦めてきたが半年たったいま未だベスト
セラーであるのがうれしい。
冤罪ノンフィクションとして、推理小説風に、社会問題として、多岐にわたる総合知
本として読める。よって、いろんな読者が想定され、平積みから面陳と階も違えて
在る。

(←ブログ:2016・12・17 「S書店の人たちと」1591)

2017年1月15日日曜日

風花が舞った             1621

酸ヶ湯温泉(影:Can)
東京は11月に記録的な初雪で、雪の多いシーズンかと思いきや12月雪なしで
昨日から小雪が舞い庭先に氷結がみられる。

屈指の豪雪地、青森県酸ヶ湯の銀世界はこのところ毎日ニュースで流れている
が、酸ヶ湯温泉の千人風呂に浸かったことのあるものにとっては、軒下の氷柱
まで積雪で覆われている風景を容易に想像できる。
八甲田山の紅葉と春の芽吹く自然は美しいいが、冬のこの時期は一変する。

また、京丹後の味土野の里で木工轆轤漆器職人を生業とする友人・大益M君は
作業場が潰れるかと心配されるほどの豪雪とタタかっているのか、なるに任せて
囲炉裏端で燻製を肴にチビリちびりやっているのか想像してみる。
とにかく、除雪作業は切りがなく大変、と語る。

隠れ処のスパゲティ屋さん       1620


今朝、急きょお呼びがかかってハルの「子ども会」に参加した。
ハルたち組の、「にせ者とほん者の犯人さがし」と「モグラたたき」のゲームに
挑戦。

実際に児童たちが土中のモグラになって、飛び出してくる迫力あるモグラを
たたくゲームは、自分自身思っていた以上に真剣になり緊張した。

イヴェントの後、食事会になった。
場所は幡ヶ谷の商店街路地裏で、看板も目立たず小さなメニュー立看板し
か見当たらなかったが、知る人ぞ知るスパゲティ専門店らしい。
店内は、白と白木のシンプルで明るいカフェ風の若者向きのお店。

一皿一皿分茹で上げたスパゲティに選択したトッピングを味わう。
僕はメニューを見て、迷いながら「しょうゆ味・海鮮の幸」が珍しい感じがして
食指が動きながら、逆転して「ベーコン&ソーセージスパゲティトマト味」に
決めた。
まれにみる美味しさだった。


2017年1月13日金曜日

きょうは「何の日」          1619


書影カバー(洋泉社/2007・11刊)
岡田彰布監督に会った日。
2008(H20)年1月13日(日)、六本木の「いずみガーデン42階」で、阪神
タイガースの岡田監督を激励する政・経済トップの阪神ファンが集う超豪華な
後援会に出る。

前年に刊行した『「とらのしっぽ」が明かす岡田の法則』を、会場の会員各氏に
渡すことでした。
虎番記者・改発博明(現デイリースポーツ社長)さんが、阪神タイガースのシー
ズンの日々を綴った人気コラムを一冊本にした新刊です。

改発さんに最初に会ったのは新橋駅前のホテルだった。わが猛虎をずっと追
ってきた記者だけに、岡田のユーモアや人間性を聞き取り、采配で魅せる天性
のセンスを見逃さず「法則」まで昇華したかと思うと、裏話も頗る面白かった。




2017年1月12日木曜日

高田馬場ガード下に「幸寿司」あり   1618

(2017・1・12 影:key)
福生の加美平に嘗て贔屓にしていた「孝寿司」があった。
そこに、青森八戸から上京して寿司見習いをしていた青年がいた。

ところがある時、高田馬場駅のガード下角地に在る「幸寿司」に握りをつまみに
立ち寄った。そこのカウンター越しに、大柄な青年が板さんとしていたのに驚い
た。郊外と都心の50㌔も離れた一点で遭遇したのだから、相手も顔を合わすな
り声が出なかった。

会社を神楽坂に構えた頃から、朝は立ち食いうどんで夜は寿司つまみながら一
杯という調子で、独りでよく使っていました。
十何年ぶりに一昨日、遅い昼飯代りに天ぷらうどんを啜った。カウンター越しに
品出しする女性に、既に転職しているかなと思いながら「青年」のことを訊ねて
みた。応えは、「八年前に亡くなりました。」と、予想しないその後に返す言葉を
失してしまいました。
彼は、休みには大型バイクでドライブするのをを趣味にして疾走していたこと。
八戸の田舎の様子を口数控えめに語ってくれたことを想いだす。

そして、僕の好む寿司の暖簾では、地元の「孝寿司」、高田馬場の「幸寿司」、
御徒町の「寿司幸」と偶然のつながりを感じています。


2017年1月11日水曜日

「風の電話」佐々木さんからの賀状   1617

大槌町の浪板海岸から賀状が届きました。

「「風の電話」から宮沢賢治へ、そして三陸沿岸被災地の活性化を目指し、交流
と連携へ!」、と添えられている。
佐々木さんからの年の初めのに元気づけられる一葉です。
大槌町のなかにあって「活性化」が唱えられると云ううことは、3・11から6年目の
現在、復興への明るい兆しが見え始めているうれしいことです。

僕にとっての浪板海岸は、50年前初めて陸中海岸を旅して「吉里吉里駅」の名
称に気を取られ咄嗟に下車して、松林を抜けて吉里吉里海岸から浪板海岸まで
散策した忘れられない場所です。
そして、10年前には大槌町に縁あって、「浪板海岸観光ホテル」に一泊して祝い
酒を振る舞われるハレの日も経験している。
ところがあの大津波の襲来で、浪板海岸にそって建っていたホテルはほぼ壊滅
的打撃を受けました。

このホテルの経営者は3・11大津波の犠牲になり、再建が心配されたが今では
「三陸花ホテル はまぎく」としてオープンし復興の象徴になっている。
美しい松林が海辺の白浜に林立していたが、これもまた倒木と塩害で被害著し
い。この場所に大槌に縁のある宮沢賢治の「詩碑」が昨年9月建立された。
そのために尽力された佐々木さんに拍手。

(←ブログ2015・1・3  「大槌町浪板海岸」875)
(←ブログ2016・11・25 「3・11震災の内なる伝承を」1569)

拝島大師と穴八幡宮          1616

穴八幡宮(2017・1・10 影:Key)
今日は都心に出て初仕事。
早稲田界隈に打合せで行ったが、そのついでに文学部校舎の対面に在る「穴八
幡」に寄った。未だ、初もうでの人が列をなしていたのには、少々驚いた。

除夜の鐘をききながら、初詣で拝島大師に寒風のなか年に一度行っていた。
今年からそれを止めて、三が日のお墓参りにすることにした。
僕は大して宗教的「信仰心」を持っているとは思っていない。拝んだり、祈ったり、
手を打つ真似事をするが、このことで何か願望が叶えられたリ救われたりすると
信じるほどおめでたい感性を持ち合わせていない。
だが、最小単位の人たちの健康や仕事が良好であること、そして子供たちが平和
を享受していることの幸運を、形式的行為(初詣)で自らもまた一瞬にして享受で
きる恩恵は、ありがたいことです。

今日、穴八幡宮に詣でたのは、拝島大師から宗旨替えしたのではない。
学生時分、下宿先が近くで、気が滅入ったときなど階段を上った庭のベンチでごろ
寝して本を読んだりしたものです。

(←ブログ:2016・7・1 「早稲田馬場下の穴八幡宮」1423)

2017年1月9日月曜日

さて今年の出版業界はどうか      1615


暮れから新年にかけての書籍と雑誌の売り上げ動向はどうだったのだろう。

昨年、2016年の出版業界は、取次の統廃合があり、八重洲ブックセンターや
ナショナル書店チェーンの二大取次への傘下などとして、大きな変化がみられ
た。
また、従来の活字メディアの勢いはなく、年ごとに低落傾向にある。
書籍・雑誌の推定販売金額(昨年1~10月)1兆2266億(一昨年同期比4%
減)。数年減少幅は概ねこんな具合に落ち込んできていると、悲観的に見られ
ている。

目立った書籍では、『天才』(石原慎太郎)が健闘し、絵本や児童書に話題本
が多かったことと、映画の原作本がことごとく良好でメディアミックスの威力によ
って支えられている流れがある。

一方、、電子書籍は利用者を拡大して、16年度の市場規模は前年度比25%
増の2280億円。20年度には、3480億円になるとの見方を示しており、今後
も、順調に成長するか、、。
昨年衝撃的だったのは、雑誌の落ち込みが大きく(前年同期比7%減)、1975
年以来初めて書籍と雑誌の販売金額が逆転した。

数字だけでは見えない、活字文化への飽くなき読者の欲求にどう応えていくか
が出版社の存在感を示すことになると思っています。

2017年1月8日日曜日

『性と国家』(佐藤優:北原みのり)を読む1614

書影
日本軍「慰安婦」問題が、昨年12月日韓外装会談で「最終かつ不可逆的に決着
させる」と表明された合意。日本政府はおわびと反省の気持ちを表明し、元慰安
婦の「支援団体」に10億円を拠出する、としたが、その後の反政府運動の盛り上
がりの状況で、釜山の日本領事館前に「少女像」がふたたび設置される事態にな
っている。

佐藤優の執筆活動の勢いは止まらないが、これまで、僕自身は彼の著作をほと
んど読まないできた。
丁度いい機会として、彼と、フェミニズムの視点で活動する北原みのりとの対話形
式の日本軍の「慰安婦問題」に多く触れた本書を読んでみた。

まず佐藤の「はじめに」で、「人はできることと好きなことは異なるというのが、外交
官時代の自分を省みたときの私の率直な認識だ。」と記す。当人は、(元)外務省
主任分析官で多くはインテリジェンス関係の仕事に従事していたようで、自らを客
観的に見て、こうした仕事に対して適正はあったと思うが、決して好きな事柄では
なかったと吐露している。

時代は戦後71年と戦前と異なるが、同じような立場にあった石原吉郎の哈爾濱
時代のことを思った。
彼も、1941年(昭和16年)には、ロシア語の特訓教育を受けて対ソ情報要員とし
て哈爾濱の関東軍特務機関で軍状や逆宣伝の分析の任(インテリジェンス)に携
わっている。敗戦後は、この事柄で長期にわたるシベリヤ抑留につながっていく。

本題は二人の、なぜ日本軍「慰安婦」問題は解決しないのか、沖縄基地問題の真
の意味はなにか、縦横無尽に鋭く語り国家権力(暴力性)の何かを暴く。
いま、ヘイトスピーチがまかり通ったり、橋下徹の「慰安婦は必要だった」発言など
被害者の痛みや恐怖に共感することのできない世の中の風潮を抉る。
僕の問題意識に結構応えてくれる、明快な話し言葉で読ませる一冊でした。

2017年1月7日土曜日

今年も七草粥を食べられた       1613

(2017・1・7 影:Tab)
今朝、七草がゆを食した。

春の七草にお餅を加えた、わが家の御祖母ちゃんから引き継いだ慣わしの朝食で
す。おせち料理を目いっぱい食べさせられて、そろそろと云ううときの御粥は新鮮で
食欲をそそる。

きょうは、M屋書店に出かけて、その後食料品売り場に寄った。弁当やおにぎりが
並ぶ平台にどんぶり風容器に「七草がゆ」とラベルシールが貼られているのを見か
けた。節句の季節になると「恵方巻」が山と積まれるが、そのハシリになりつつある
のだろうか。
また、新春に芽吹いた若葉の生命力に肖って、健康と豊饒を願う古来からの風習
は、大きく変化する現代社会のなかでも息づいていると云うことか、、。

セリは羽村の堰の支流(小川)で摘めるが、やはり祖母と生活していた幼少に田圃
の霜柱がたつ畔で採ってかえり、手渡したころを想いだす。

(←ブログ:2014・1・7 「1月7日には七草粥を食べてきた!」)
(←ブログ:2015・1・7 「七草の節句」879)
(←ブログ:2016・1・7 「七草粥」1247)

2017年1月6日金曜日

「海よりもまだ深く」を観る      1612


昨年、是枝裕和監督の「海街diary」を観て、世代間の人生の機微こもごもを見
せるのが巧いのに感動した。

at「清瀬市旭が丘団地」とするこの映画は、監督自身が幼少時から暮らしていた
という団地が舞台になっている。
主人公(阿部寛)は、小説家として大成するのを夢追いながら、ギャンブル狂い
がやめられないダメな中年男。妻(真木よう子)とは離婚し、時として50年前から
の団地で気ままに暮らしを送る母親(樹木希林)を訪ねて、お金を無心するかと
思えば無理して小遣いを手渡す、優しさと辛辣さを込めて描き出す。

数日の出来事で紡がれる人間関係の表出ながら、中盤で主人公が小説の取材
と称して興信所に勤めるながら、離婚した妻と一人息子との関係を気をもんでフ
ォーカスするシーンなど笑える。

そして山場の舞台に。台風の一夜、母親(お祖母ちゃん)の住む狭い団地にそれ
ぞれが訪ねてくるところは泣かせるシーン。会話は次第に現在と将来に向き合う
ことになっていく。散り散りになっている「元家族」の行方や如何、、。

50年前に花形だった団地(加美平団地)を知っている。
いま、団地住まいの人たちの高齢化が進み人間関係も複雑になってきている。
象徴的映像として、天を突く巨大な給水塔やミニ公園の中のエベレスト山が淋し
く見えてしまう。でも、そこには未だドラマがあるようだ。

2017年1月5日木曜日

鈴村靖爾さんのこと          1611

書影・鈴村靖爾『生命のつぶやき』&鈴村和成『ランボー叙説』
鈴村靖爾さんが亡くなったことを知らされました。

柳田君の偲ぶ会で、久しぶりに奥方に会った時、体調を崩して療養中と聞きま
した。
いまとなって、彼女から「あのとき、ご辞退したのを今になって残念に思ってい
ます。」と言われていますが、親友であった故柳田君のこともあって生前に一度
は見舞いたかった。

鈴村靖爾さんと初めて会ったのは、東大を卒業したばかりの彼の弟・和成さん
の「ランボー論」の出版企画を、友人の故柳田君を介して持ち掛けられた際で
す。これを機会に、仲間の出版記念会やら、お祝いの会でよく会うようになっ
た。なかなかのカメラマンで、チョットしたスポット写真を撮るのがうまかった。
むかし、暗黒舞踏集団・大駱駝艦主宰、舞踏家麿赤児の映画を製作プロデュ
ースしていたが、頓挫しているはず。完成作を観てみたかったが、それも叶わ
ぬことになってしまった。

また、彼が70年代に翻訳した『タルコフスキー』、『ブレヒトの世界』は、関心を
持って読んだし、2000年代に入って数冊の英仏小説が刊行されるたびに贈
ってもらった。
彼岸でも、柳田と仲良くしてやってください。


2017年1月4日水曜日

消息あれこれと            1610

吉備津神社(1965・8 絵:yu)
毎年新年に旅先から届く賀状があるのに、今年は未だ落手できないでいる友人が
いる。
一昨年は津軽半島からで、一年前は東北から陸中まわりの途上からだったが、、。
抗がん剤の薬害で、体調を崩していることも聞いていたので心配だ。

旅をする人がいて、または、自宅近辺を自転車で徘徊を楽しむ友人がいる。
一度は出版界から足を洗って、伊那の山奥で田畑を耕す晴耕雨読を好みながら、
二年前に事情あって都心にプレーバックしている。
未だ編集者魂が擡げてくるのか、商店街の端に古書店を見かけては入って見る。
古い画集や展覧会目録を求めて自宅に持ち帰り観ていると、かつての編集者時代
の失った時間を取り戻したような安ど感がある、という。(A了)

さらには、写真付きで岡山吉備津宮。本殿の中にピラミッド状の神体山を胎蔵。
1425年の再建であるが寺院建築のような、天竺様・和洋の折衷は博覧強記の
重源をおもわせる、と附記。(A健)
僕も二度ばかり訪ねたことがあり、釜が印象的。




2017年1月3日火曜日

賀状アラカルト            1609

小学生のころから営々と年賀状の交流をしつづけているが、何なんだろうと思う
ことがある。

この歳になると、同世代から「年賀状を書くのが億劫になってきたため、今年で
打ち止めにしたいと思っています。(お互いに、、。)」というような、ニュアンス的
賀状をちらほら頂くようになりました。
確かに、儀礼的付き合いであったり、なりゆき虚礼はやめた方がいいと思うが、
長い交流のなかで、未だ元気でやっているかなと想ってみるのもおつなことだと
自分勝手にこの時期になって思う。

北海道から、東北から、琵琶湖に近い甲賀から、京都、大阪関西に多い旧友達
から、故郷岡山から、四国、九州、沖縄から、近況を一葉いっぱいに埋める人、
新情報を披瀝する人、会やイベントの予告をくれる人、年テーマを宣言する人、
読書する人、健康不良を訴える人、今シーズンの立ち位置を吠える猛虎ファン、
ブログ「大槌の風」応援歌あり、という具合です。

(健康の大切さと人の命の儚さを考えさせられる事も多くなりました)。


2017年1月2日月曜日

書初め                1608


久しぶりに途切れていたハルのお習字の座に着く。

新春の富士(2017・1 影:Tab)
彼の書道の先生らしきことをしていたが、ここ一年半ばかり遠ざかっていた。
事始めの今日、久しぶりに、宿題テーマの「美しい空」を墨筆すると云うので、
教える身として、まず正座して練習してみたが元の戻すのに手間取った。

左利きのハルを右利きに直すと云ううことではなく、右手に筆を持つことで書く
術が広がりを持つのではないかと、これまで挑戦させてきた。いまでは、自然
に両刀使いで何でも熟せているのでよかったと思っている。

二日恒例の箱根大学駅伝を観る。スタートして1区の選手が吐く息が白むこと
もなく、最終区の箱根の山登りの路面は凍り付かず、左右の山に雪を見ること
ない何十年もみない風景のなかでの淡々としたドラマだった。
往路三年連続一位青山学院大、2位に33秒差で早稲田が猛追した。


2017年1月1日日曜日

あけましておめでとうございます。   1607

(2017・1・元旦 影:Tab)
元旦の朝、ベランダから見る富士山は7合目辺りから上、真っ白な雪化粧。
比較的暖かい穏やかな新年です。

正午には、トマムスキー場で少し雪焼けしたハルが元気いっぱい新年の挨拶
にやってきた。
今年の抱負はとマイクを向けたところ、「今の位置をキープする」とハッキリ応
える成長具合に、昔の俺を重ねてみる。いろんな意味で、競争意識が芽生え
ているのだろう。

お雑煮と御屠蘇でテーブルを囲んだあと、少しふらつきながら公園でキャッチ
ボール、バッティングの相手をする。完全に左利きに固まったようで、打っても
投げてもスムーズになっている。
陽が落ちる頃、フジエベレストに新年初登頂。