2022年12月31日土曜日

今年も最後の一日 ’22・師走12月Blog 3698

社会・歴史&時事:怒りをこめてふりかえれ 3694
出版・書店:’22 出版業界/zoom
③記憶の断層:肘折温泉のこけしと豪雪 記憶の断層127 3685 
会    :奥多摩路 鮎美の湯に浸かりながら5人納会 3673 
観た映画 :映画『セブン』を見る 3686
⑥読んだ本 :武田泰淳『「ゴジラ」の来る夜』を読む 3687
⑦スポーツ :W杯 ドイツ戦に続くスペインに逆転弾 3669
駅舎物語 : 駅舎⑳  
⑨追 悼  :『秋津温泉』の監督  吉田喜重さん逝く 3678
      :渡辺京二死去の知らせ 3693
日常雑記 :オーダーメイド補聴器に満足 3676
      :初めて奥多摩産「自然薯」をゲット3575

2022年12月30日金曜日

2022年 極私的/ワンポイント    3697

1月 Gyoとハル、信州へスキー。昨年、菅平のゲレンデで僕は足腰が極端に弱
   り、二人について行かれず楽しみを削いだ手前、残念ながら初滑りのお呼
   びかからず。スキューバダイビングもスキーも取り残され、年の寄るのを
   感じさせられる。
2月 江夏豊氏インタビュー+語りをコーディネート。上出来!
   2・24ロシア軍のウクライナへ全面侵攻開始に衝撃。
3月 父良太のサイパン島での正装写真が、背景の水箱(水タンク)から「教師
   の家」前であることを確定。
4月 北海道知床沖観光船沈没の海難事故。
5月 Gyo&ハルに連れられて京都で「はも料理」&散策。三日目は阪神甲子園
   球場でタイガース応援。
    帰郷。母墓参と正宗の菩提寺墓参。
6月 井出彰5月死去につづいて、親友古谷雅道君急逝。豪徳寺での告別式参列。
7月 Gyo&ハル 富士山登頂御来光見る。僕は我家のベランダから眺めるだけ。
8月 原爆被災から77年。阪神タイガースのオリジナルTシャツプレゼントあり。
9月 息子の義母が歩行中、相手自動車不注意運転で事故に遭遇。生死に関係な
   く一安心。
10月奥多摩路をMPVで紅葉ドライブ。
11月皆既月食&442年ぶり天王星食をベランダから見とどける。
   「でん八」のアキさんこと松尾豊太さん鬼籍に。被災地で一緒に泥掻き。
12月気のおけない間柄の友人たちと久々に一泊懇親会。青梅亀の井ホテルにて。 

2022年12月29日木曜日

’22出版業界/ZOOM         3696


気になった今年の出版業界ニュースをZOOMすると
11月 凸版印刷  古い手書き文字を自動解読(3648)
10月 丸善ジュンク堂書店  トーハン帳合に一本化(3631)
10月 八重洲ブックセンター本店が閉店('23年3月)する(3590)
5月   三省堂書店本店一時閉店に(3470)
1月   この厳しい情勢下で出版市場3%増だと!(3362)

僕のなかでは、やはり三省堂書店神保町本店など書店の相次ぐ閉店の事かな。
本のメッカ東京神田神保町の中心営業してきた三省堂書店神保町本店がビル建
て替えのため5月に閉店。隣接地で仮営業。
TSUTAYA  LALAガーデンつくばも10月に閉店している。
その背景は、建物の老朽化による取り壊しや、今後再出店をめざすなどにある
が、日本を代表する店舗閉店は衝撃的で、書店の悪戦苦闘を見るようだ。

2022年12月28日水曜日

或る会の恒例になっている近況&収穫 3695

書影
Esさん:山スキーで上州武尊、富士山三ヵ所口に4回挑戦。
 ゲレンデスキーではなく山スキーをやっているところがスゴイ。
 僕は孫の滑降について行くことすら厳しく、足腰の限界を感じるようになっ
 ている。
Ojさん:原朗『創作か 盗作か─<大東亜共栄圏>論をめぐって』(同時代
社・2020年)/原朗『学問と裁判』/渡邊春巳『反対尋問と事実認定2』 
(花伝社・2020年)を読み込む。
学界における盗作・剽窃の問題を、学問と裁判の関係についての深刻な案件を、
その後十年ばかり経過した今頃知り及んで再追求している。
 実は、原先生とOさんは若い頃から昵懇で、「原事件」を深刻に受け止めて
 いるようだ。

ほか16人の会員が、この半年の読書歴から映画鑑賞、身辺雑記まで饒舌に語
っている。それぞれ皆さんの元気な近況レポートに大いに刺激された。

怒りをこめて振りかえれ       3694


病院の待合室での会話、、。
「自民党は完全におかしく変質した」
「これじゃあ戦前の挙国一致体制と同類だ」
「攻撃兵器をもてば使いたくなるのが軍隊」
「大半のマスコミが煽って後押ししている」
SNSで罵詈雑言を浴びせる若年層と、そう変わらない反応を聞く。

昨今、内にも外にも急激な崩れ方で啞然としている。
憲法解釈の専守防衛を辛うじありきと認めてきたものの、それを有無も言わせ
ず敵基地攻撃を容認した後、追い打ちをかけるように原発の新規建設や60年を
越す運転も許容する方針を事も安易に決めた。恐ろしい権力行使だ。
6・11で広範囲に放射能を拡散し、未だに多くのひとが故郷に帰れずにいる
と云うのにだ、、。
被災直後は、自然エネルギーの開発にシフトし、限界のなかで生きていく健全
な姿を求めていたはずだ。

2022年12月26日月曜日

渡辺京二死去の知らせ        3693

書影
名著『逝きし世の面影』の続編ともいえる『黒船前夜』などの著作や、先に逝
った作家の石牟礼道子さんの執筆活動に半生をささげたことで知られる、日本
近代史家の渡辺京二さんが亡くなった。92歳でした。

わが洋泉社から渡辺さんの労作『黒船前夜-ロシア・アイヌ・日本の三国志』
(2010年2月刊・360頁)を出している。
本書は、編集者小川哲生の洋泉社における最後の仕事でした。
渡辺さんは、1962~1964年まで、確か「日本読書新聞」で編集者として活躍
しており、その後郷里熊本に帰ったはずです。
石牟礼さんは、熊本出身の劇作家木下順二や山本安英(当時未来社の応援団)
とも縁があった。
そして東京時代の書評紙編集者だった渡辺さんも出入りしていたことを知って
いる。
期せずして、井出彰、古谷雅道さんも、元日本読書新聞の編集者だった。
合掌。

2022年12月25日日曜日

’22 一年 追憶にふけるひと 2    3692

ことし鬼籍に入った身近な年上の縁者を想ってみる。
ごく身近な縁者であっても、年々歯がこぼれるように彼岸の方へ行ってしまう。

僕が幼少の頃は、祖母たちにして伝説の人として言われていた、いとこおいの
「克己みさん」がコロナ禍で逝ってしまった。
中国山地育ちの僕にとって、生粋の東京人であったことが未だ見ぬ憧れの縁者
であったことになる。上京して初対面してからは、同じ出版業界に在る者とし
て親身なつきあいでした。
最近、祖母のノートから分かったことだが、何かにつけ1、2万円の送金が記
帳されていた。そうした心付けに御礼も叶わず、別れてしまったことを悔やむ。
春になったら、八柱の墓苑に行き語ろうと思っている。

もう一人、義兄にあたる「用平さん」が、旧盆を迎える日に末期がんで亡くな
った。床に臥せたのは一ヶ月足らずで、肺炎でガンを発見するぐらい自覚は無
かったようです。
日暮里下町育ちで喋りが気っ風よく、几帳面なひとでもあった。
僕より目上の縁者は、みわたしてもいなくなってしまった。

’22 一年 追憶にふけるひと     3691


ことし亡くなった友との過ぎし日を想ってみる。
古希を過ぎたころから、同い年やその前後の親友が急に鬼籍に入っている。
多くが男である。男の厄年は八の倍数などと言われるが、70歳を過ぎと云うの
も確かに男の人生にとって、ひとつの節目ではあるらしい。

この5月には、大学時代からの親友で、書評紙の編集者(代表)であった井出彰
さんが急逝した。このにっくきコロナウイルス禍で会うこともできずに彼岸へ
送ってしまう不如意でした。

続けて6月には、「日本読書新聞」の編集者からフリーライター&企画マンに転
身して活躍したこともある古谷雅道さんが急に亡くなった。
彼は、一時中国に渡り日本語教師をしていた時期があって、学内や住まいの身
辺雑事をメールで頻繁にレポートとしてくれた。
二人の忘友にたいして、まだやりたい事はあったろう、と言ってやりたい心情
苛まれる。    

2022年12月23日金曜日

日乗雑記             3690

午前中まず、予約していた歯科で定期的に診てもらっている歯のメンテナンス。

次に隣の整形クリニック医院で、右肩鈍痛をやわらげるマッサージを、チーフ
整体師にやってもらう。長い通院ですっかり親しくなり、揉み加減の微調整を
しながら癒してくれる。
歳のせいもあってなかなか完治は難しく気長に対処することをススメてくれる。

さて午後からは、冷え込みのなかで年末大掃除の開始だ。
手が込んで一番面倒なキッチンと風呂の換気扇の油落としから取りかかる。
それぞれ少し機能が違って、プロペラファン(風呂)と、ドラム形羽の機種に
なっている。
プロペラ式は、簡単にネジをはずしてガンコな汚れは強力洗剤でを使って、吹
き飛ばすことができる。ところが台所のドラム型を本格的に掃除するには分解
が必要になり、素人の作業ではないと思う。そこで、長年の経験で表面の部類
を洗剤落としするだけですませた。
嫌なことを先にすますと、後の労働力と時間配分の予測ができて、楽な気分に
なるもんだ。

夜は、年賀状書きに集中す。まぁ-順調かな。

2022年12月22日木曜日

いい湯だな 柚子湯に入る     3689


きょうは、冬至  初侯。
稀な寒い日がつづいている。

沸かしたての湯に浮かぶ柚子は香りがよく、浸かった体の芯まで温めてくれる
効力を感じる。
湯から上がって、今夜の夕餉はカニすきなべ。わたり蟹だけどね。
具は、薄塩タラにホタテ、豆腐、ちくわ、糸コン、白菜、春菊そして南瓜。
鍋を、柚子ポン酢でつつきながら、チェコビール2缶をグイ―ッ。美味い❣

今年一年、世のなかは荒れほうだいで、慰みごとのない怒りっぱなしで過ごし
た思いですが、師走の節目もあと数日になった。
せめて、いい湯の湯けむりで癒したい気分です。

2022年12月21日水曜日

祖母 岸野のノートから⑫      3688

年老いて一人で部屋にて暮らす 岸野心境 詠
日々の暮らしや心情の片鱗が侘しく浮かびあがってくる。

流れくる ラジオのニュース 雪だより きいて老いの身 寒さ身にしむ
窓くれば ひと夜のうちに 銀世界 孫たちはみな と々 出かけ行く
まどごしに 降る雪ながめ 炬燵にて 感謝の思いで 今日も暮れ行く
老いの身の をつなる祈り み仏よ くみてあわれし とく✕✕✕たもれ
雪降りて 子犬の声も あわれなり  

2022年12月20日火曜日

武田泰淳「「ゴジラ」の来る夜」を読む3687

   自宅の近所上高井戸(1960年)        
『武田泰淳全集 第六巻』を引っ張り出して、「貴族の階段」を読み終えて、
続いて同載されていた「「ゴジラ」の来る夜」に関心が傾いた。
60年ほど前のこの小説は、雑誌「日本」の昭和34年7月号に発表。

武田泰淳さんは、埴谷雄高さん野間宏さんとのつきあいで知っており、第一次
戦後派の小説家でもあり、『風媒花』や『ひっかりごけ』などは好んで読んで
いる。だが、この「『ゴジラ~』の来る夜」という奇妙な本編は未読でした。

タイトル通り、ゴジラ襲来に怯える東京を舞台とした小説は、経済団体の副会
長であるが、対ゴジラ作戦の「特攻隊」に配属されたことから物語が開始。
最新の映画『シン・ゴジラ』の危機対策シミュレーションゲームとは異質で、
小説では肝心の対ゴジラ作戦の戦略が明かされることはない。選ばれし特攻隊
員の間はいたって楽観的な気分で満ちている。
そんななかで、いよいよゴジラによる破壊が開始されるが、それでもゴジラが
その姿を現すことはない。透明ゴジラは家を踏みつぶしながら破壊して行った。
潜在的宗教者泰淳が描く「ゴジラ」による破壊の場面は、人類に対する神の報
復であり、同時に等しく救済であるかのごとき身につまされる思いになる。

現代の強権者の言動はあまりにもあからさまだ。
武器には武器をもって対峙せよと、度し難い前のめりになってきた。 

2022年12月19日月曜日

『セブン』をみる          3686

監督:デヴィッド・フィンチャー 出演:ブラッド・ピット(ミルズ刑事)、
モーガン・フリーマン(サマセット部長刑事)

サスペンス映画はよく観てきたが、本作「SE7EN」は見損なっていた。
公開時から評価の高いアメリカ映画でした。
オープニングシーンの殺人現場から、カトリックの「七つの罪」をモチーフに
連続猟奇殺人をとりあつかったサスペンスだと予測できる。
発端の事件が月曜日から始まって、引退まで七日と迫ったサマセット老刑事と
新米のミルズ刑事の絡みがあり、二人がこの猟奇事件を追い引き込まれていく
序章になる。
フリーマンの静かなおちついた刑事役、ブラピの眼光鋭いいかにもという表情
は迫力十分。全体的にしだいに何とも言えない不安が増殖して伝わってくる。
続く曜日ごとに、大食、強欲、怠情、憤怒、肉欲、、と怪事件が続く仕掛け。
全体的にはダークでシリアスな展開だが、ラストは異化作用が強すぎる。

2022年12月18日日曜日

肘折温泉のこけしと豪雪 記憶の断層128 3685

伝統こけしyuコレクション

今日の東北・北陸地方は強い寒気団におおわれ一気に豪雪に見舞われている。
気象情報によると、山形の肘折温泉は一日で最も雪が積もった場所となってい
る模様。積雪196㌢だよ。
週末は更なる強い寒気が予想されており心配だ。

湯とこけしの里、肘折温泉へは未来社で東北のこけしの本を集中的に出版した
時期(1961~62年頃)があり、入社後に、実際に製作者の現地工房を訪ねた
ことがある。
近年では、肘折温泉から福島市の土湯へ寄り「西田記念館」で、原郷のこけし
群を見て回りかつての熱気を思い出す。西田峯吉さんの著作『こけし風土記』
『鳴子・こけし・工人』は、未来社から刊行している。

50年余前になるが、yuも伝統こけしに魅入られ、製作作家別に系統的に数十
本蒐集している。

2022年12月17日土曜日

忘年会 あれこれ          3684


慌ただしい師走の近年の様子を省みる。と云うか、家で過ごす時間が圧倒して
いるので、掃除の段取や買い出しに余裕があっての為せることだと思う。

12月に入ると、過去には、やすい会や出版社・書店との忘年会、草野球仲間
カンバイズ、ダイナマイツの納会(泊りがけもあった)、さらには大学や在京
の中高の忘年会、、とびっしりと埋まっていた。
それが、歳を重ねつきあいを抑制してきたことと、コロナウイルス禍が始まっ
て以降(三度目)、忘年会は忘却されすっかりやる気がなくなっている。
これは、皆の意識の変化が大きい。僕の場合は一年を通じて友人、知人、仕事
人と会う機会がめっきり減ったので納会はほとんど成立しない。
だが先日、温泉ホテルで楽しんだ忘年(懇親)会のような少人数で遣りたい人
同士での集まりはイイもんだ。

掃除の仕方にも、年賀状書きにも余裕ができた。

2022年12月16日金曜日

飯山~岐阜~石山寺~橿原神宮前駅 ⑳ 3683

飯山駅(左上)/岐阜駅(右上)
石山寺駅(左下)/樫原神宮前駅(右下)
飯山駅は20年前の晩秋に旅したときの立ち寄りで、岐阜駅は2004年に岐阜城
に登城し長良川で遊んだときのものです。
旧飯山駅:

岐阜駅:

石山寺駅
樫原神宮前駅: 

2022年12月15日木曜日

毎年恒例二つのカレンダー      3682

この二十年来、偶然だが二つのカレンダー(暦)を愛用している。
ひとつは、僕のメインデスクの前に、もう一帳はyuの書斎に飾られる。
上:八木書店の2023年版。「古代・中世の古記録の図版史料写真を掲載。
下:いけばな「宏道流」の2023年版カレンダー。                
八木書店の暦は、河出書房新社→八木書店勤務時代からの友人から、八木書店
の一文を添えて頂戴する。
宏道流カレンダーは、 宏道流情宣と師範をつとめ、草野球仲間でもある友人か
らつれあいあてに送られてくる。感謝です。

2022年12月14日水曜日

ハル 突如現る            3681


午後のコーヒーブレークを楽しんでいるところに、裏口からハルが突如登場。

ハルは感染病で延期になっていた修学旅行が一年ぶりに実現して、奈良・京都
方面へ行ってきた。
京都へは半年前にも出かけているので、偶然にも京都通になったことになる。
そして、帰ってきたばかりなのにあたふたと、生八つ橋「おたべ」をカバンに
入れやって来て、yuへのお土産渡しとなったと云うわけ。
僕も中高の記憶している修学旅行のことを想うと、ハルの心情わかるなぁ~。

yuが「生八つ橋」を大好物だと知っていて、修学旅行中の菓子工房実習見学
に参加して、コシヒカリ米粉の生地に黒豆あん、栗きんとんあんを包み込む作
業をしたようで、そのひとつずつ包装されたおたべを楽しませてもらった。
ハルはこの貴重な経験を忘れることなく、生八つ橋の話題ではイキイキと蘊蓄
傾けられるだろう。

2022年12月13日火曜日

銀行つきあいから年末の一次買い出し 3680


半冷たい小雨半晴。
オーダー補聴器用で、急きょお金の支出(口座の切替)があって、取引銀行へ
出かけた。久しぶりに銀行の行内を眺めたが、働く社員は数人で、変更手続き
から現金化までひとりで画面を見ながらキーをたたいて完了していた。
コロナ禍も影響しているのだろうが、合理化が進んでいるように思えた。

正午には雨は上がり青空の先に雪をかぶった富士山がくっきり浮かんで見える。
多摩川を渡り峠越で、富士山に向かって2㌔ばかり走ると日の出のモール。
少し早いが、年末用の買い出しにお付き合い。ウイークデーと云うのに結構な
人出で食料品売り場は混雑していた。未だマスクを依然としてつけているが、
雰囲気的にはコロナ前の日常にかえってきている。間違いなく表情も明るい。

2022年12月12日月曜日

シネマ遍歴 2015        3679


2016年度にスクリーンで観た主だった作品 

(←ブログ:2015・7・14 「園子温の映画『愛のむきだし』観る」1066)
(←ブログ:2015・7・19 「安保法制破棄!/映画を観よう!」1074)
(←ブログ:2015・7・25 「戦後70年に想う『野火』1080)
(←ブログ:2015・7・27 「『アメリカン・スナイパー』を観る 1082)
(←ブログ:2015・7・30 「井上光晴について『地の群れ』 1085)
(←ブログ:2015・11・29 『ブルーベルベット』を観る」1208)

2022年12月11日日曜日

『秋津温泉』の監督 吉田喜重さん逝く 3678


1960年の監督デビュー作「ろくでなし」、70年の「エロス+虐殺」、「戒
厳令」などで知られる吉田喜重監督が89歳で亡くなった。

62年作品『秋津温泉』は僕のなかでは何回も観続けるベスト映画だが、監督と
奥さんの岡田茉莉子さんとは少し縁がある。
かつてお喋りの話題のなかで、塔晶夫(中井英夫)の『虚無への供物』が出て
きた。
当時本書は何故か絶版状態でなかなか入手できず、関心のあるひとは回し読み
していたのである。そんな時、わが手元にあった本を御貸ししたことがある。

尖鋭的な作品群で大島渚、篠田正浩監督らとともに松竹ヌーベルバーグと称さ
れた。
僕の好きな「秋津温泉」は、敗戦を経て小説家を目指す主人公長門裕之がやす
やすと心変わり(転向)する男を、戦後社会と重ねて描きつくした心にしみる
傑作です。
以後の作品も、近現代史の日本政治を批判し続ける姿勢は首尾一貫していた。
合掌。

2022年12月10日土曜日

お歳暮についてあれこれ       3677


暮れになると、お歳暮ギフトを出す方と、頂くケースがある。

出し方としては、20代の頃からずっと菩提寺の住職さんや縁者でお世話になっ
てきた家、仕事上の関係者などでした。
ところがここ数年で、大半が必要なくなった。
かたや拝受の方だが、依然として数人の仕事上や知人、スポット上のひとから
ギフトが届く。
なかでも、一度礼状で儀礼抜きに「僕の好きな大好物で美味」と絶賛したとこ
ろ、十数年変わらず丁寧に箱詰めされて送られてくる。勿論一度や二度、儀礼
廃止を申し出たが止めることなく、当人は元気のうちは贈らせてくれという。

他にも今日は、うどん好きのオイラのことを知って蒲郡のコシのあるツルツル
うどんが届いた。

2022年12月9日金曜日

オーダーメイド補聴器に       3676

先日の会で相手の話が聞きづらく時々聞き返す様だったので、補聴器の新調を
思いたった。

二年前からの難聴推移を、眼鏡店専門スタッフ(店長)に控えのカルテを基に
最新聴力測定(聴こえ具合いと言葉判音)をしてもらう。やはり前回より高音
の「聞こえ」がやや低下していた。仮名の発声聞き分けは左右とも90%以上
で満足するもので安堵した。
補聴器の御世話になり始めて5年になるが、やっと、オーダーメイド耳あな型
補聴器を製作してもらう決断をした。
耳の立体構造は人によって千差万別で、僕の場合、既成の物だと耳穴から浮い
たりうまくフィットせずイラついていた。だがオーダーメイドだと自分の耳に
ぴったりあって機能が飛躍的によくなるとのことで、楽しみだ。
それにしても、年をとってからの物入りはきつい。

2022年12月8日木曜日

初めて奥多摩産「自然薯」をゲット  3675

2022・12・8 影:ncan
青梅温泉ホテルでの宴会の翌日、このまま帰ってしまうのはもったいないと、
御岳までさかのぼって澤乃井酒蔵のガーデンで小一時間遊んだ。
その際、御酒や酒粕、豆腐などを売っている片隅に地場特産品として、天然物
の「自然薯」がコモに巻かれてあった。

早速、夕餉に擦りおろし山椒の擂粉木で丁寧に捏ねた。
出汁は今回はこぶに味噌味にしてみた。
自然薯の特長である独特の香りと粘りについてはそこそこだが、田舎・奥津の
優れモノには及ばずです。それは、土壌と土質の相違なのか、年取って味覚の
変化なのかどうかはかわからない。

今が旬の日本原産の神秘の食材で、僕の最後の晩餐になる一品とずっと宣言し
ている。 

2022年12月7日水曜日

奥多摩路 「ままごとや」へ      3674

「ままごとや」にて
二日酔い状態でお目覚め。朝食後、ひと風呂浴びて宿の送迎バスで青梅駅に送
ってもらう。このまま都心へ向かって帰るのはもったいないとばかりに、更に
奥多摩へ向かい沢井駅下車。

澤乃井酒造の清流ガーデンから、多摩川の清流に架かるつり橋周辺の残り紅葉
狩り。朝からの一献とはならず、コーヒーを啜りながら談笑。 

奥多摩路 鮎美の湯に浸かりながら納会  3673

亀の井ホテル(背後)
納会幹事の手前、10月に場所の下見に出かけて決めた青梅の温泉ホテルで、気
がおけない仲間の懇親会があった。

JR青梅駅から真っ直ぐに歩いて多摩川の対岸に見える高層のホテルまでゆっく
りウオーキング1㌔。途中、かつて街に数館あった映画館の跡地に残る看板を
懐かしく眺めながら、活気溢れていた時代を想う。

二階大広間にて(17時30分~)
夜の御膳:胡麻豆腐 茄子そぼろ/茶わん蒸し/本鮪と旬の魚貝盛り合わせ/
鰈西京焼き 焼前/あご出し鍋/南瓜饅頭 秋茄子 里芋/長岡こしひかり/
味噌椀/香の物/杏仁豆腐 担々麺 

2022年12月5日月曜日

20世紀末に秩父の夜祭へ 記憶の断層127 3672

影:pen
今年と同じ寒い夜で、深夜になるころには雪がちらついていた。(1999・12)

日本三大曳山祭りの一つ。
二千有余年前、秩父の総社、現「秩父神社」の12月3日の例大祭が「秩父夜祭」
として賑わう。
この当日に、重要民俗文化財の屋台笠鉾が引き廻るのを人並みの揉まれながら
見物した。 

2022年12月4日日曜日

出版物デジタルチラシ配信の試み   3671

書店は、活字を紙の書籍や雑誌になったモノを読者に売るのを第一義的な生業
としてきた。その書店でDXで情報を処理する動きが波及しているようだ。

数年前になるが、吉祥寺のナショナルチェーンの一書店の店長は「ファックス
による新刊案内」に異議をとなえていた。この書店には、販売促進のチラシが
多い日によっては100枚以上送られてくるという。適格な有難い情報もあるが
日に何回にも分けて部門担当者別に手配するのはことのほか手間がかかる。
さらに受信、印刷費用もばかにならない、と嘆いていた。

そこでこうした苦情や要望を察知して、デジタルチラシ配信サービス「book
link」の提供を「文化通信社」が始めた。
DXは出版社が販促チラシをPDFでアップロードして、書店担当者は専用ウェブ
サイトから閲覧する。必要な情報を検索。書店の利用は無料。
出版社は約60社が参加、書店では紀伊國屋書店、くまざわ書店、有隣堂などの
国内外約700点が利用。

さらに、街の書店の店頭で電子書籍の販売をする取り組みも加速してきている。

2022年12月3日土曜日

『絢爛たる流離』松本清張の短編を読む3670

清張の小説は、世相と事の起こる場所と登場する人間の業の深掘りに引き寄せ
られる。

第一話の舞台となる「北九州のR市」は、清張の誕生の地であり育った小倉が
モデルであることはあきらかだし、物語の主が若いとき作州津山の山奥から出
て来て、、となると、おぅ俺の出自と同じ所かとの思いで読み進むことになる。

2022年12月2日金曜日

ドイツ戦に続くスペインに逆転弾   3669

勝敗分けた1㍉
カタールWでサッカー日本代表が、世界を二度もアッと言わせた。
初戦でドイツ相手に逆転勝利で珍しく興奮した。
二戦のコスタリカ戦はあのドイツに勝ったのだから、負けることはないだろう
と高をくくって観戦するも大苦戦で落とす。

そして日常化している深夜のブログ更新を終えて、三戦目のスペイン戦(二日
明け方4時のキックオフ)を見た。0対1で迎えた後半早々に2ゴールを奪い
勝ち点3をゲットしたのにはタマゲタよ。堂安選手と田中碧選手!ブラボー!
これで、次は決勝トーナメント一回戦でクロアチアと対戦する。
ここまでの「奇跡的」逆転に逆転による決勝T進出に、おそらく日本中のサッ
カー少年たちの夢が虹色のかけ橋となって列島を覆ったに違いない。

さてこの興奮のなかでオイラは何を考えたか。
僕はサッカーのルールもロクに知らず、選手名もほとんど知らないし、普段は
サッカーを観戦することもないのに、W杯だと魅いるのが不思議である。
愛国者であるはずもないが、無意識からくるナショナリズムの表出なのだろう
か。これは、僕の生誕からずっと取り囲まれている圧倒的多数の人間群と共に
大雑把に共感しあい共生したいという、根っからの道徳感情(民衆との一体感)
のように思われる。だから自分は、日の丸を掲げることは絶対にない。

2022年12月1日木曜日

母の記念樹 ヒサヱサザンカ咲く   3668

2022・12 影:ncan
師走に入り、朔風払葉の言葉通り北風で柿の葉は完璧に吹き払われました。
葉を落として裸木になってしまい、来年は柿の実を一杯成らせるよ、といって
いるような力強さを感じさせられます。

11月に蕾をふくらませ12月に入ると玄関先に、山茶花が純白の八重の花を咲か
せているのに御対面です。
新築祝いで上京していた母が、記念に植樹してくれた山茶花です。
ツバキ科のサザンカは白色花のほか、桃や紅、八重や獅子咲きなどさまざまな
品種がある。新潟の瓢湖へ行く途中で見た、3月頃、残雪をかぶって咲く寒椿、
春山茶花の群もある。

極月のなかに咲いて、ひそやかなうちにもパッと華やぎを感じさせる、母を想
う白い花。