2012年9月29日土曜日

講演会でアピールする

シスコ・ハーバー(2012・9/Tk影)


更新が滞ってしまいます。この三日ばかり出版記念会の打ち合わせ、私用もあっ
てアタフタとしておりました。

NPO<大槌の風>協賛者一人であるTkさんが、神田の学士会館で催されたある
会の講演会においてサプライズで、被災地支援と自著をアピールしました。
講演は「グローバル時代の金融の役割」をテーマに、畔柳信雄(三菱東京UFJ銀
行相談役)が、震災復興の道のりを国の将来を決定付ける転換点として捉えなが
ら、世界の加速するグローバル化とマーケットの不安要素を抱えるなかでの金融
の役割を大局的視点から語った。原発問題からエネルギーのあり方、地球環境に
関わる諸問題と、、、。
国際政治環境文化研究所が催したところの、様ざまな職種のトップクラスの集まり
と見受けたが、講演のあとの交流で、「復興」の遅れを安易には言えないお喋りな
がら、関心の高さをひしひしと感じ取ることができた。
先の紹介本『波濤を越えて』でも触れている、勝手連的に進めている大槌湾の蓬
莱島(ひょっこりひょうたん島)とガラパコスの島との姉妹提携の話をだして、支援
の一つとして呼びかけたところ、畔柳さんをはじめ多くの来場者から賛同を得まし
た。感謝。           

2012年9月25日火曜日

暖簾のなかのアキさん



暑さ寒さも彼岸まで、、の通り、一気に晩秋の寒さにひっくり返りました。
今日、彼岸の入りで、亡くなった奥様のお墓参りから帰りのMtさんに会った。
月に数度会うことが恒例になっている新宿歌舞伎町のD8においてであるが、
先月、今月はお互いが東京を離れていることが多く、会う機会がなくて、久し
ぶりの感覚だった。
この居酒屋の暖簾をくぐり始めた学生時代からすれば50余年になるが、す
でに息子の代になって久しい。

2012年9月22日土曜日

ある軌跡について

1984年/第8回の案内



出版界へ足を踏み入れたほぼ50年前から、いろいろサポートしていただいてき
た長老・鎌Kから発信があり、電話で久しぶりに話しました。近じか催される会に
ついてのことだった。

1983年(S58)に第1回の会があってから、今に至るまで30年続いている稀有な集
まりがあります。
洋泉社を解纜したのが1984年ですから、ほぼ、会とともに併走した歴史に重なる
ことになります。
そして当会は、出版業界の人文系で親交のある出版者が取次と交流をはかる格
好の場所として活況呈しています。やや時代感覚のずれが出てきていますが、、。
会を発案した一人が、僕とは一回り上の電話の主・鎌Kさんです。他に、Sjさんと
亡くなったSnさんだったとように思っています。
Kさんに感謝します。色んな販売企画の提案から、自分の社の新刊に他社の類似
本の宣伝物を相乗りしてくれるなど、助言・援助をおしまないお助けマンでお世話
になりました。
また、業界のキーマンを知る貴重な人でもあります。
第1回目の新宿ゴールデン街最奥に在った「青梅雨」を設定したのは、準幹事にさ
せられた僕ですが、その後の会の軌跡を知りたい との、ご所望でした。
備忘録をくって返信しました。
来るべき会では、初期の失念している事項の穴埋めをしてもらえるはずである。



【ほんの周辺】 

*「或る『小倉日記』伝」から「日本の黒い霧」
 に始まって、松本清張モノは変わらず好きだ。
 文藝春秋版「松本清張全集」(全66巻)が
 本棚の奥に在るにもかかわらず、新しい編集
 の文庫で刊行されると、つい、買ってしまう。
 今日は他の本を探していたところ、「危険な
 斜面」に手を出してしまった次第であります。

2012年9月21日金曜日

ブログの機能や如何


上:大槌病院/中:江岸寺/下:大槌駅



ブログは何のために、誰に向かって書くのか。日記的記録か、はたまた読者のた
めに、、、当たり前のようで当たり前でない。
ケーキ屋さんはそのケーキを食べる人のため美味しく作るはずだし、大工さんは、
その家に住む人のために匠技で家を建てるはずです。
僕が今、ブログを使っているのは「つぶやき」としてではなくて、<大槌の風>を
中心するとする記録・報告を不特定多数の人へ発している積りですが、なかなか
難しいコトです。
ブログにはいろいろ制約があって、そのなかで有効利用させてもらうしかありませ
ん。アップグレードするための方策があれば、なんでもいいですからご教示願いた
だきたいところです。
ブログを始めて、そろそろ10ヶ月になるのですが、試行錯誤しながら思いの丈の
半分ぐらいを、やっと伝えられるようになってきたかな というのがありのままの現
実です。
ブログの中心に据えているのが、NPO<大槌の風>の周辺雑記(活動)なのです
が、なにせ、未だ組織的活動に至っておらず個人的域にとどまっています。にもか
かわらず、活動の領域が公的で大きいだけに、事実より誇示したアピールになっ
てしまっているのではないか、など、、、再読しながら感じることがあります。
とりあえず大槌町の「森の図書館」は、多くの人の好意で素晴らしい児童書が集ま
ったことで、小さな一歩を踏み出すことができました。
これからの成育が期待できます。       次に何ができるのか、模索中です。

2012年9月20日木曜日

追悼・北川友一郎 饒舌の魔






20歳以上も若いが、敢えて「仲間」と呼ばさせてほしい北川友一郎君が、急逝した
との報に一昨日接しました。

北川友一郎君と草野球チーム・カンバイズの合宿で秩父の民宿・梁山泊へ出かけ
たのは、確か19年前の春でした。
この時までは、J出版のリーダー的営業マンであることを人つてに知っている程度
でした。話すうちに、彼は少年リトル野球で現阪神タイガースの和田監督と一緒に
野球したことがあって、「捕手だった俺のほうが期待されていた、、、」と、聞かされ、
ちょ っと驚いたことを記憶しています。
彼がカンバイズに加わった時期は、丁度、チーム草創期の古手株と若い血をいれ
て活性化を図ろうとしていた時と機を一にしていたように思います。野球に対して、
一過言あった彼と他のメンバーが論争する情景が懐かしく浮かんできます。

その後は、酒宴の席で何度か一緒しているが、営業活動の巾もあって、書店人脈
に通じ、兎に角よくよく飲み、座の盛り上げによく喋る と、いう印象でした。
最近では、酒を断つことを余儀なくされ、仕事の上でも苦労が多かったように見受
けていました。
ある時は、どこで情報を得たのか、心身のトレーニングに読んでみたいと、洋泉社
の『筋診断法講義』(河野忠男著)を所望され、回したこともありました。
僕の『私記』についてのコメントがそうであったように、数日前までの病床からの発
信が過剰に饒舌に感じていました。
寿命を悟った上でのコトであったなら、誠に壮絶な死です。 やすらかに。






2012年9月17日月曜日

金本 最終戦でホームラン!

金本選手・ドーム最終打席(2012・9・16)



Gyoと春を急遽誘って、東京ドームの阪神対巨人戦ををバックネット裏で観戦
した。

阪神タイガースの東京ドームの今季最終戦で先発出場した金本知憲選手が4回
に惜別の2ランホームランを打つも、2対4で負ける。
今シーズンで引退を発表した金本にとって記憶に残るホームランになったはず。
そして田淵幸一のホームラン数を超える475号、長島茂雄の通算1522打点に、
あと2打点と迫まる1打を見ることができたのだ。
鳥谷もこの試合で2安打しているが、ここまで1276安打。金本引退後も鉄人魂
を受け継いでほしいものだ。(春は、羽村出身の背番号1・鳥谷敬のファン。)
今シーズンも、阪神タイガースの試合は残り14。何かが吹っ切れて、ベンチで穏
な笑顔を見せているが、未だ、感動のフナーレまでに鉄人伝説が一つ加えられそ
う。
(補:19歳の岩本輝投手が鬼門ナゴヤで、プロ初登板初先発初勝利の虎の高卒
新人では61年ぶりの快挙を、先の新人・敷内投手に先だち達成した。)


【読書&本の周辺】

*9月1日防災の日 昭文社から刊行されたばか
 りの『日本の自然災害』を読む。
 地震、津波、台風、火山噴火など日本列島で
 起こりうる「自然災害」の発生メカニズム、過去
 の事象、最新の災害予測と対策を、地図、図
 表、写真など、ビジュアルを多様して、読者の
 知識になるよう解かりやすく表している。
 巻末には、特別編として「原発」についても
 取り上げられている。

2012年9月14日金曜日

『童話 宮沢賢治 厳選アンソロジー』を、、、


三陸海岸を愛していた宮沢賢治の本を、友人の出版社Snから500冊寄贈の提案を
もらいました。ありがとうございます。
日本版メルヘン街道を花巻市から釜石を通って大槌町まで国道150㌔を、「イーハ
トヴ・メルヘン街道」の提唱があります。震災の復興支援に利用されているこの道を、
この1年で何度往復したものか、、、。

本の提供を受けて、次の事業について進めつつあります。
1.『童話 宮沢賢治 厳選アンソロジー』(言視舎・刊)
  http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7791-1075-7.html
  500冊をNPO<大槌の風>を通し被災地の方へ贈呈する。
  被災地の森の図書館来館者へ無料で提供する。
  あるいは、森の図書館当事者で有効利用していただく。例えば、仮設住宅生活の
  子どもたち、高校生に配布する こと等を、検討しています。
  
2.新刊『波濤を越えてー堀江謙一をめぐる半世紀』(土田憲著)について。
  本書は、Hm君と僕が編集協力して刊行にこぎつけたもので、本文中に出
  てくるガラバゴスのマーメード島を大槌湾の蓬莱島と姉妹島にしたい と、
  考案しているものです。
  よって、本書を森の図書館に置いて、NPO法人<大槌の風>へのカンパと
  して1,000円(定価:1,600円)で薦め協賛金にする。

ドタ撮影(2012・8)


2012年9月11日火曜日

ニユース バックナンバーから=岩手・大槌の森の図書館


Fk撮影(2012)


[掲載]2012年08月01日

 岩手県大槌町吉里吉里の丘に立つ「森の図書館」に、全国から児童書の寄付が
殺到し、蔵書は4千冊を超えた。どれも名作ばかりで、3年かけて石を積んで図書
館を造った佐々木格(いたる)さん(67)は「本棚が足りない」とうれしい悲鳴を上げ
ている。
 茨城県つくば市で、月2回本の貸し出しをしていた「さくら文庫」の代表者からは、
700冊近くが贈られてきた。32年間続けてきたが、最近は借りに来る子がほとん
どなくなり、活用方法を考えていたという。そんな時、「森の図書館」を伝える新聞記
事が目にとまった。「ホームページを開くと、温かい心が伝わってきました。本がお
役に立てればと、私たちの気持ちもフワーっと温かくなりました」。
 東京都品川区の女性からは、「ご活用いただければ幸いです」というはがきととも
に、段ボール15箱が贈られてきた。日本では手に入りにくい外国の絵本もあった。
 「森の図書館」は佐々木さん宅の庭の一角に立ち、1、2階で広さは40平方メート
ルほど。出版社「洋泉社」の創業者藤森建二さんの寄付した1千冊で4月末にオー
プンしたが、早くも手狭に。佐々木さんは「これだけ児童書がそろった図書館は、ほ
かにないのでは。ぜひ見に来てほしい」と話している。

*8月初旬に掲載された記事ですが、ご参照ください。
 この夏は、一気に子どもたちが集まり、にぎやかな声で共鳴しあった との、こと
 です。





2012年9月9日日曜日

約19兆円の復興予算は いったいどこへ



今夜のNHK報道特集で、18兆の復興予算がどこに、どの様に使われているのか追
跡していた。
被災地の復興へ波及効果があれば承認される仕組みらしい。その認可は9省庁が、
仕切っている。
1年6ヶ月にわたって仮設プレハブ住宅で生活している被災地の方たちが、この映像
で現実の進捗を知れば、怒り落胆で打ち拉げるものだった。

沖縄の海岸線道改修費に(台風に備えて)、国立競技場の修里に(安全確保のため)、
刑務所改修と養成教育費に(テロ対策強化)、南極捕鯨補助に(保安のため)、青少
年交流絆プロジェクトへ72億円(震災前の事業を復興予算に切替)と、復興への波
及効果を理由付けされた全国規模の事業所が無数にあって驚愕した。
はたして、大震災被災地にどれほど予算付けされているのか、さらに、言わせてもら
えば、先が見えないでいる被災者の直接支援に最優先して出すのが本筋だろうが!
被災6県へ支給されてはいるが、大槌町を例に見ると、グループで商店街を再興して
復興のシンボルにしたいと決死の思いで申請をしても、NO の切捨てにあう。
理由は、予算付けする枠があって第一次産業優先なのか、小規模選択なのか、調整
されて跳ね返されるのが現実らしい。
上の写真は、大津波襲来直後の県立大槌病院と、瓦礫を別の場所へ分別撤去1年
後の病院です。

政府が無能なのか、霞ヶ関官僚裏支配に圧倒され、怒り心頭至れりだ!

【日々の一口メモ】
9/7日(土)   *Gyoが撮影のためインドへ、
            1週間の予定で出かける。

2012年9月7日金曜日

震災後、初めて定置網魚を開始する!




大槌は、漁業を生業とする町である。
大槌の海は、リアス式海岸特有の豊富な地下水が海底から湧き出る優れた漁場だ。
僕が沖の蓬莱島を見ながら、安渡から赤浜を訪ねるごとに港を巡ってきたが、津波
で漁船の大半は流され、在るのは打ち上げられ放置されたままの風景だった。
東日本大震災後に破綻した旧漁業組合に代わって、新おおつち漁協が今年3月に
設立され、定置網漁業が始動したことを、ニュースで知った。

かつて大槌町の浜の水産加工会社の責任者でもあった佐々木Kさんも、漁港に活
気が戻りさぞかし喜んでいることでしょう。
1年半ぶりに魚場で働く漁師たちの定置網を曳く威勢のいい掛け声が聞こえてくるよ
うです。
大漁旗を掲げた漁船が港へ戻ると町民らが歓喜で迎え、サバやカツオがご祝儀相
場で高値で取引された。
多くの仲間の漁師たちが未だ海に眠っているなかで、「やはり漁師は海に出ないと
ね、、、」の、第一歩を踏み出したのですね。
失礼ながら、3・11震災までは岩手県の大槌町を知っている人は僅かだったとおも
うが、震災でオオツチが知れることになり、どこにも負けない鮮魚、水産のブランドに
育って欲しい。

暮れにはお歳暮で、御祖母ちゃんから大槌発祥の「南部鼻曲がり新巻サケ」や自
家製イクラ漬け、ホタテ、ワカメを送ってもらい、正月に美味しく頂いていたが、、、。

2012年9月6日木曜日

プラチナ券&奇遇な人

書影


ドームのバックネット裏プラチナ券をH社長からもらう。僕が阪神タイガースの
ファンであることを知っていてわざわざ自宅に電話をいただいた。ありがとう。
今年初めて、球場へ足を運んでダメ虎を観るきになっているところです。

その券をいただきに預けてある店売へ伺った時、神田東京堂のHさんと久しぶ
りに顔を合わせた。
彼には、洋泉社の初期出版書籍『赤シャツの英雄ガリバルディ』(藤澤房俊著/
1987年刊)の販売で共立女子大学の購買部でお世話になった。このときが初対
面であるが、その後の神田店本店でも、洋泉社の本にづっと注目してくれている。
ありがたい。
と、言っても彼と、一度も食事もお茶したこともないのでは、、、と、思うが最初の
出会いを記憶に鮮明に残している人が特殊にいるものだ。
彼とは、そろそろ、引退をほのめかしながらの立ち話になったので、僕が「未だ
まだ書店の場合、本をいじる現場に居られるでしょう」 と、返したところ管理職
で店頭に出ていないらしく、あえて取次店売回り、リアルな本に接してガス抜きを
しているのだ と。
その当時、先の著者は助教授だったと思うが、年月を経て教授になり文学博士の
称号も得ているよ と、伝えると、づっと会っていないが、嬉しいと言う。
大槌へも出かけているし。

【日々の一口メモ】
9/5(水)   *水曜会へ出席(T、Y、O、D)。常連
           のSさんが足を捻って休み。長引
           かないことを、、。
           Tは毎年、ハワイ・バカンスへ行っ
           ているが、コーヒー豆・ハワイコナ
           の薀蓄に聞き入る。
           

2012年9月4日火曜日

上越市の海ちゃん、陸ちゃんから



「風の電話でだれと話そうかな、、」と、僕あてにハガキが届いた。

電話線がつながってない黒い電話が、森の図書館の隣に置かれている。
そこには佐々木さんの詩的添え書きがあります。、、、あなたの想いを伝えてく
ださい。想いはきっとその人へ届くでしょう。
海、陸ちゃんが両親に連れられて、8月の旧盆に全壊した大槌町の菩提寺へ
お墓参りに帰郷していることは知っていた。
これまで数度、母親に連れられて帰郷し遊んだお祖母ちゃんの家は、3・11大
震災の津波に飲み込まれて跡形もなくなっている。昨年は、人の気配も家もな
い荒涼とした風景をなんと説明していいか分からず、見せることができなかった
と、母親は語っていた。が、今年は精神的にも安定したようで、是非、幼少の
こどもたちにも、現場に立つことによる思いを刻ませておきたいと考えたようだ。

彼女たちファミリーは墓参の後、浪板海岸から森の図書館を訪ねたのだった。
子ども達は、図書館に並ぶこどもの本を手にとって感動し、<風の電話>ボッ
クスから、きっとお祖母ちゃんたちへ電話したのだろう。(NPO大槌の風、理事)



2012年9月3日月曜日

今日の日は、阪神タイガース!






鯉虎相譲らず、勝利に執念見せるも、最後の最後に勝利をもぎ取ったのは阪神!

9月2日午後6時、一軍初登板初先発の19歳ルーキー歳内宏明が第1球を投
げ込んで大事な一戦が始まった。
1、2、回は緊張して投球に安定感がなかったが、ピンチにも慌てることなく5回
を1失点でしのぐ熱投だった。
相手投手は、球界を代表する広島カープのエース・マエケン。
ゲームは阪神が、金本の5回裏にライト前ヒットで1点をもぎ取り、同点に追いつ
いた。
歳内の高卒新人初先発初勝利はならなかったが、負けも消えた。運ももってる。
早い機会での登板がありそう。

6回からは鶴、加藤とつなぎ、球児の出番なく最後は榎田が踏ん張って1対1の
同点のまま11回裏の攻撃に入った。
大和を1塁において2死で打席に入ったのは、前の打席が3打数3三振の4番打
者、良太。ビビルことなく振りぬいた打球はタイガースファンのまつライトスタンド
ぎりぎりへ落ちたのだった。劇的サヨナラホームランで死闘は終わった。
移籍から2年で4番に抜擢され、この1発は、新井良太の野球人生のなかでも忘
れられないものとなるだろう。

この日で優勝の可能性がなくなった。なんとも情けない今年の阪神タイガースで
あるが、今日の試合に限っては、新世代の溌剌さを感じさせられ、夢を持たせる
記憶に残る一番だった。

【日々の一口メモ】
9/2日(日)  *新藤兼人監督『一枚のハガキ』
           (大竹しのぶ・豊川悦史)を観る。
           大竹しのぶの『事件』の初々し役
           柄から、熟成した現在の役者魂
           がいい。



2012年9月1日土曜日

羽村のまいまいず井戸

羽村五ノ神・まいまいず井戸


9月入りを告げるかのように、激しい夕立が断続的にあった。
わが町、羽村のJR駅前に「まいまいず井戸」の名称に誘われて歩け歩けのグル
ープなどが訪れる場所がある。
蝉の声に呼び寄せられて、雨上がりの草露を踏みながら久しぶりに降りてみた。
今流行のスリバチ地形散歩である。

まいまいず井戸の歴史的成り立ちは、鎌倉時代に造られたといわれ、武蔵野台
地で地下水系が低く、かつ、地質が礫土で戸々に井戸を掘ることが容易でなか
ったことから、大きな露天掘りをした とのこと。
ある深さまではすり鉢状に掘り進み、井戸桶を作った。地上の直径が、16メート
ルもあって、井戸水を汲みに底に下りる道はカタツムリのようにらせん状になっ
ている。
東大本郷キャンパス内の三四郎池(自噴池)が、類似した成り立ちか。

僕がこの地に住み着いてすでに、35年余になるが、当時の駅前は開発途上で、
家の周辺には雉や野うさぎが生息していた。
まいまいず井戸のある一角は、桜の古木がおおう鎮守の小森が残されている。
精神的にも現実的(防災避難場所)にも、いつまでも残って在ってほしい場所な
のです。
先に、孫と登った羽村の堰対岸の浅間岳(向山)についてふれたが、また、また
自分の住む足元に目を向けた半時でした。