菅首相が日本学術会議の推薦した委員の任命を拒否したことで、学術界はもと
より僕(たち)も迫る危機を直感する。
そしていま全国の様々な団体から、内閣総理大臣による日本学術会議新規会員
の任命拒否に関する「反対声明」や抗議の声が上がっている。
勿論、反対するスタンスはまちまちであるのは当然で、学術会議内部のひとや
学会関係者と僕たちのような外部の者とは温度差とて著しいと思う。
「任命拒否に関する早稲田大学関係者有志の声明」に対してメッセージを寄せ
た一部を抜粋してみる。
*学問の領域を超えた社会的分断に危機にかかわると考えており、大変に重要
な点をご指摘されていて、感心および安心いたしました。
*「学の独立」は既に危機的状況にあると受け止めております。本件について
総理大臣から納得のゆく説明と適切な対応がなされるまで頑張ってください。
(僕は説明できないと思う。「自分たちの意にそわないから」という以上の
理由を説明できないでしょう、、。)
*今般の政権による学術会議への人事介入は、問題があると確信しています。
学術会議の改革は学術会議自身によってなされるのが適切でありそれが必要
とされています。
*岡田先生、頑張れ。自由を侵害する政権を許しません。
*私が会長をしている環境社会学会も声明をだしております。
*全体主義の序章ですね。抗う義務があると思います。
*こんな暴挙をここで許したら、次の暴挙が襲ってきます。ここで食い止め、
反撃に出ましょう。
*違和感を持つだけでなくそれを意思表示したり行動に起こしていかない限り
消極的な現状追認者になってしまう。
*新種の日本型ファシズムが暴力をふるっていますね。批判と反抗こそ今必要。
*何ら考え方を明らかにしない田中総長にも教員とコミュニケーションをとる
よう求めていくべきだと思います。
*とりもなおさず、大学人と研究従事者は、説明責任が果たされることよりも
任命拒否の撤回と任命拒否の適法性の問題に焦点を当て、さらに強い主張を
すべきだと感じています。
(→後日に続く。もう一方にある日本学術会議の存在自体の規模や権限に縛り
を入れたい動きを後押しするジャーナリズムやマスコミが多数存在し、現政権
擁護の世論形成にシャカリキになっている風潮に、どう抗していくのか追求し
たい。)
(←ブログ:2020・10・2「<日本学術会議>異論となえる学者排除」2979)