2020年11月15日日曜日

シクラメンの先祖返り        3022


木枯らし吹き抜ける庭先の鉢植えで、可憐に咲くシクラメンの花色は目を楽し
ませてくれる。

クリスマスが近づくと鮮やかな色が特徴のシクラメンが並ぶのは、冬の風景で
お馴染みだ。
日本では一般的に冬の改良園芸植物というイメージが強いが、俳句ではシクラ
メン・篝火花(カガリビバナ)が晩春の季語とされる。
たしかに現在の園芸品種は真冬に紫紅、ピンク、白など多彩に咲くが、冬を越
してから次第に萎えて枯れる。
その球茎を日陰で夏を越し周期的に地上に現れるのを待つ。そして数年後には
原種に近づき、豪華さはないが清楚で野趣に富む姿に魅入られる。
突然変異的に春に咲くことがあるカガリビバナ。

 

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