ボードレールの詩集『悪の華』を再読したんじゃないよ、井口昇監督『悪の華』
を老年にして観る。
中学生時代にこんな「悪の華」的男子&女子生徒たちがいたかなぁ、回想させ
られる今日的思春期映画。
ファーストシーン、テストで〇点とっても教師に「このクソムシが!」と平然
と言い放つ異端女生徒仲村さん(玉城テェナ)。その破壊願望の仲村さんに、
無理難題を突き詰められる、文学を心のよりどころとする鬱屈した文学青年・
春日(伊藤健太郎)。才色兼備のクラスのマドンナ・佐伯さん(秋田汐梨)。
春日はちょっとした誘惑で佐伯さんの体操着(ブルマ)を盗む。それを目撃し
た仲村さんに「変態」呼ばわりされ翻弄される中学生編と、夏祭りで衝撃的な
騒動を起こして町を出て別の町でまたまた暗黒の高校時代を過ごすことに。
その春日に、本屋で呪われた詩集『悪の華』を立ち読みしているところを見ら
れたのをきっかけに近づき行動を共にするようになる常盤さん(飯豊まりえ)。
原作は押見修三の全11巻の原作『悪の華』(講談社刊)。
(←ブログ:2020・2・7 「『ナイブズ・アウト』を観る」2739)
(← :2020・2・9 「仲代達矢主演の『帰郷』を観る」2742)
(← :2020・3・21 「コッポラ『ゴッドファーザー』を観る」2783)
(← :2020・4・14 「『園子温という生きもの』を観る」2807)
(← :2020・6・9 「映画『ニッポン国vs泉南石綿村』を観る」2864)
(← :2020・7・2 「パラサイト 半地下の家族」を観る」2887)
(← :2020・7・12 「ホアキン・フェニックス『ジョーカー』」2897)