53年前は輝くばかりの白木だったこけしも、すっかりあめ色になっている。
だが、小顔で見すえる可憐な表情はいつまでも変わらない。
この立ち像を目にするたびに、僕はその昔を想い出すのである。
東北の伝統こけし工人の名前と朱印があるが、はっきりとは読み取れない。
鳴子系の新しくデザインされた新作(創作)こけしだと思う。
もらったのは、仙台出身の結婚したばかりの親友二人からだった。
もらったのは、仙台出身の結婚したばかりの親友二人からだった。
Gyoを都心の義父宅から新居へ転居するとき、二人は駆けつけ引っ越しを手伝
ってくれた。その時贈られたこけしで「(Gyo)君 健やかに ×× ××」と、
署名されている。
その後、彼は芥川賞を受賞。(1991年)
二人とも酒好き、いつの日か元気であればしたたかに飲みたい。
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