2024年2月29日木曜日

如月 2月のBlogテーマ別更新歴   4224

社会・歴史ウクライナ侵攻から二年になるが 4220
出版・書店:新宿紀伊國屋書店から新宿ライオンへ 4196
ほん&本 :埴谷雄高の翻訳本について 4203
      :九段理恵「東京都同情塔」を読む 4212
記憶の深層:見えなくなっても富士見坂 記憶の深層75 4211
記憶の断層
⑥  会  :動き出した「居酒屋文化フォーラム」 4214
観た映画 :森達也監督『福田村事件』 4197
⑧HIHO  :「映画秘宝」二年ぶりのベストテン復活! 4215
⑨猛虎コラム:鳥谷   サト輝に熱血指導 4202  
⑩追 悼  :追悼 弟・貫志のこと 4206
日常雑記 :青梅線沿い多摩地区は大雪! 4200

2024年2月28日水曜日

今日も都心へ 慈恵医大眼科~    4223

昨日のはしご酒が残ったまま、朝から都心へ出かける。
神田駅で下車して、西口商店街通りの贔屓にしている「うな正」に寄り蒲焼
二串を買う。
都営三田線に乗るために大手町の高層ビル街に入った入のはいいが、改札迄
のアプローチで時間をくってしまった。御成門で下車して慈恵医大病院眼科
へ向かい予約時間にやっとセーフ。

矯正視力検査/精密眼圧測定/前眼・後眼部顕微鏡検査/精密眼底検査/眼
底三次元画像解析 医師による結果は半年前からの進行度は殆どなく良好。

一日雑記から            4222

きょうは早朝、近くのかかりつけ歯科医院で全体のメンテナンス。

午後からは、まず新宿紀伊國屋書店へ。4階へ上がり、yuからの依頼本「数独
超激辛篇」最新刊をゲット。次に一階に下りてフロントスペースの雑誌コーナ
ーへ。21日発売のシン「映画秘宝」面陳がへっこんでいるのを見て、周辺の
他誌を観察する。
それから、「居酒屋文化フォーラム」の幹事会へ。
このフォーラムのスタートの準備会では、夢があってとんとん拍子で全国規模
へ拡大していけるかな、と、思ったが、現実的に支えていく母体作りになると
難問がある感じ、、。
実現しようとしている趣旨の明確化、宣伝(既にユーチューブ動画可)、イベ
ントから、長期的には核になるスポンサー企業の選択等など。

2024年2月26日月曜日

敗戦処理から復興へ 年表抄⓲    4221

幣原喜重郎
⓱続き⇒
1945(昭和20)年(5歳)
9・14    学術研究会議主唱で原子爆弾災害調査研究特別委員会を設置。
9・15    『日米会話手帳』(誠文堂新光社刊)360万部売れる。
9・17    西日本に枕崎台風、死者・行方不明2400人。        
9・22    GHQ、生活必需品の生産促進指令/輸出入活動の禁止。
9・27    天皇、マッカーサーを訪問。
9・27    GHQ、映画に対する映画に対する映画に対する従来の一切の
        統制を撤廃と発表。10・2民主主義演劇の確立を示唆。
10・3    本多秋五・平野謙、埴谷雄高、荒正人、佐々木基一、
        「近代文学」創刊準備会。
10・4    GHQ、政治的・民事的・宗教的自由に対する撤廃の覚え書。
10・10   政治犯500人釈放、出獄した徳田球一、志賀義雄、「人民に
        訴う」を声明。
10・11   マッカーサー、新任挨拶の幣原首相に憲法の自由主義化及び
        大権確保の五大改革を口頭で要求。
10・24   国連憲章20ヵ国の批准完了で発効。(国際連合・国連成立)
10・30   同盟通信社解散、11・1共同通信社、時事通信社発足。
11・6    GHQ、四大財閥および財閥家族所有の財産移転の禁止。
        (財閥解体
11・20   京都学生連盟結成。12・5都下学生連絡会議。

2024年2月25日日曜日

ウクライナ侵攻から二年になるが   4220

ロシアがウクライナに侵攻してから丸二年が経つが、現状は厳しくなってきて
いるようにみえるが、反転攻勢の余力がるのだろうか。

初期の段階では、プーチンの侵略戦争の横暴に過去の歴史から「正義」の徹底
抗戦で早く決着するかのようにみえたが、長期化するにしたがって悲観的にな
ってきた。
隣国へ侵攻したロシアに非があるのは間違いないのだが、支援国が一枚岩では
ないのも失望するところです。(私見)

この戦争は大国ロシア、すなわち巨像に向かって小国民が刃向かうが如しで、
米欧の全面的強力な支援なしでは勝利し得ない冷酷な現実が透けて見えます。
その支援国米国は大統領選が控えており、緊急予算審議も進められず武器支援
に滞りがちでピンチ。そして、EU加盟国の足並みの乱れも出てきている。
そんななかで、中ロに加えて北朝鮮が加勢してしまった。さらに、グローバル
サウスの国々まで立場を曖昧にしている。

2024年2月24日土曜日

川柳詠みはじめ あれやこれや③   4219


「居酒屋フォーラム」なる寄りあいの立ち上げに参加して、まず川柳詠みから
イヴェントが始まった。
いざ、試作から。

*昨日より 今日よりとて 縄のれん
*いそいそと 誰か居るだろ 止まり木に
*でん八や 噂で訪ね 呑で極楽
*暖簾なか 内にあるらし 別世界(宇宙)~誘惑に負けないでネの声響く
*今夜また 誰かいるだろ 期待する
*でん八は 何か時代風 傳八に    ~捕り物帳風居酒屋屋号
*誰か来る 俺の念力 誘われて
*故郷で 銚子一本 冬の華      ~田舎に帰って手酌酒

(←ブログ:2023・11・15 「川柳 あれやこれや」 4017)
(←ブログ:2023・11・26 「居酒屋川柳合評会に参加」 4027)

2024年2月23日金曜日

西大寺裸まつりの結末は 岡山の会陽⑧4218

本陣内の修法の声をかき消してしまう数千の裸群の歓声のなか、深夜、すべての
灯火を消して暗黒の闇にシンギが投下される。

湯気立つなかの裸群はシンギを獲得せんと激しくもみあう。オ(雄)シンギ・メ
(雌)シンギを中心に裸の塊は大きい渦となって踊り狂う。やがて、「シンギは
抜けたぞ」と、だれかが咆哮する。
裸は抜けたシンギの方へ渦のように崩れながら流れる。
シンギを奪取した福男は、祝い主の家に駆け込み、一生升の米の上にシンギを立
てる。かくてシンギ争奪の熱戦は終了するのである。

会陽に投げ入れるシンギとは;宝木、神木、心木、信木、真木などさまざまな字
あてられており諸説あるようだ。
手に入れた者は、福男としてその年を幸福にすごせるといわれる。 

(←ブログ:2024・2・18 「岡山西大寺の会陽裸まつり 岡山⑦」4213)

2024年2月22日木曜日

シン「映画秘宝」への寄書きアラカルト4217

再々復活の「映画秘宝」には、いろんなコメントがあふれている。
賛否両論あるも、まずは感謝。

*ありがとうございます。帰ってきた「映画秘宝」の選ぶベストテン。
*山崎貴監督が、、、映画秘宝での因縁を語る。
*ベストテンでライターの後藤健児に選ばれたコメントが素敵で何回も読み返
 してしまいました。
*映画『ぽーはおそれている』解説、「映画秘宝」復刊号もう売ってないから
 とてもありがたく目から鱗&腑におちまくり。
*復活の3月号をまだ読みかけなのに、4月号を買ってしまった。映画秘宝
映画秘宝のベスト&トホホ号、立ち読みしたらめちゃくそ面白い。高いし、
 本棚の肥やし増やしたくないけど買っておこうかな。
*最新号パラパラめくってるけど、前号より内容もデザインも良くなってる気
 がするぞ。
*閉店ギリギリの本屋で秒だけ映画秘宝チラ見したけど、今は映画雑誌も円盤
 って呼ぶ時代か、そうか、、。
*今月も買ったぞ映画秘宝。連休のうちに読もう。
*映画秘宝が復活してテンションストップ高。

「府中」の会へ           4216

21日、今日はシン「映画秘宝」4月号発売日!
午前中、中央線沿線の書店数店舗の売行きを見て、午後の府中での会席へ。
「HIHO」の動きは吉祥寺Bファーストをはじめとして、先月なみの初動にな
っているようで一安心。
また今朝の「朝日新聞」サンムツ広告が効いているようで、地方や中堅どころ
の書店からちょこっよこ注文のFaxや電話が入り始めている、との報告あり。

府中での飲み会は店の開店に合わせて、3時半から贔屓の「磯吉」にて。
府中に住む縁者の由利子さんの紹介で数度暖簾をくぐっている好印象の店。
新鮮な魚介類の刺身など、海鮮料理を味わえる僕好みの居酒屋です。
毎日変わる特選メニューが豊富で飽きさせない。まず旬のホタルイカとマグロ
と白身の刺身を注文。

一年ぶりに会う町田の齋藤さんとビールから芋焼酎に進んで、彼が最近こって
いる「城めぐり」のはなしから、僕がテコ入れしている雑誌の話へと、交互に
白熱し新しい気づきにつながり面白い。
一時間弱遅れで定期検診を終えたクワさんが、ガラッと引き戸を開けて登場。
彼と齋藤とは四十年ぶりぐらいになる再会だが、戸惑うことなくすぐ打ち解け
てその後3時間あまり有意義な会をもてたことはよかったよ。
すべての

2024年2月20日火曜日

「映画秘宝」2年ぶりのベストテン復活!4215


4月号表紙
映画秘宝/2024・4月号】
*100人+1.0が選ぶ2023年度ベストテン
*映画秘宝が選んだ’23のベスト女優;ケイト・ブランシェット/ミア・ゴス/
 浜辺美波/マーゴット・ロビー
*「オッペンハイマー」愚かな天才 洞察力の深い町山智浩の文Ⅱ
*「青春ジャック   止められるか、俺たちを2」芋生悠、井上淳一監督、スタ
 ッフインタビュー

2024年2月19日月曜日

動き出した「居酒屋文化フォーラム」 4214

居酒屋文化フォーラムを主宰する桑原才介の「横丁アラカルト」を、ユーチュ
ーブ動画で見る。

彼が半世紀にわたって外食産業の仕事をやってくる過程で、居酒屋文化の深掘
りに強い関心を持つことになる背景を語る。
その一環として、昨年暮れに自著『横丁する人々』を上梓した。
その紹介もかねてユーチューブ動画に自ら登場しているが、落ち着いた喋りで
なかなか良くて、聴かせるよ。
この動画を基にサブスクの構築で拡散できることを期待したいところ。

2024年2月18日日曜日

岡山西大寺の会陽裸まつり 岡山⑦  4213

麻袋を奪い合う岩手の奇祭「蘇民祭」のフィナーレは17日だったが、似たよう
な男衆裸まつりが岡山西大寺の観音院で行われ有名である。
その日の学校では、級友ら参加する人たちが奇祭の話題で興奮状態になってい
たのを思い出す。

「会陽」を土地の古老はエエヨウと呼んでいる。
陰暦1月15日(新暦2月第三土曜日)の夜から未明、裸押しの行事。
古式に従うと、フィナーレに投げ込まれるシンギ製作の棟梁の正装や、シンギ
の原木を別院へ取りに行く道中はいっさい無言で途中人にあってもいけない決
めごとかある。決められた日にお供え餅をつく。
本押し前のリハーサルや秘儀も行われる。
西大寺観音院の大床から本堂前に溢れた数千人の裸群が、踏みどよむ音や喚声
は遠くまで響きわたったはず。
深夜、すべての灯火を消して暗黒の闇にシンギが投下される。さて、、、。

2024年2月17日土曜日

九段理恵『東京都同情塔』を読む   4212

第170回芥川賞受賞作。
意味深な導入、「バベルの塔の再現。シンパシータワートーキョーの建築は、
やがて我々の言葉を乱し、世界をばらばらにする。」の書き出しで始まる本書
は、思考実験小説だ。生成AIも使用されているという。

バベルの塔の神話を主題に、モノとコトバの繋がりのねじれと理想とを、自ら
構想中の塔と同化(再現)するように描いていく。
東京オリンピック用の国立競技場がザハ・ハディドの設計案のまま建設され、
開催された過去を持つ近未来の東京として設定。そして新宿御苑に「犯罪者」
「受刑者」に同情をよせる塔が建設される。
登場人物は建築家の牧名沙羅、塔で働く青年拓人、ジャーナリストのマックス
クライン。
横文字による意味の中和を嫌い、タワーを韻をふんだ「東京都同情塔」と敢て
呼ぶ牧名。言葉の思考実験は目立つが、心底からにじみ出る声にならない声は
読む者に投げかけているのだろう。

2024年2月16日金曜日

見えなくなっても富士見坂 記憶の深層75 4211

日無坂(左)/富士見坂(右)
早稲田喜久井町から越して、1966年半ばまで豊島区高田一丁目に住んでいた。
その場所は、都電荒川線の早稲田車庫駅と面影橋駅に近い神田川沿いの低地だ
った。

低地から目白台へ上る二つの急坂を「日無坂」、「富士見坂」と呼称している。
建物に眺望が遮られ富士山は見えなくなったが、富士見の希少性が生まれ坂の
名になっている。
写真の坂は、右側が豊島区高田一丁目の富士見坂で、左側の階段が豊島区と文
京区の区境となる「日無坂」。

多くの人を魅了する富士山の名を冠する「富士見」に縁がある。gyoの通った
「××富士見小学校」、「富士見坂」、そしてわが家のベランダから眺望する
富士山。 

2024年2月15日木曜日

東京慈恵医大眼科へ         4210

早朝、新倉敷駅まで、陽ちゃんに送ってもらう。
東京に11時頃に着く。

その後慈恵医大病院へ直行して、予約時間にまにあう。
しばらくラウンジでコーヒーを飲みながらゆったりとくつろぐ。
定例の神経ブロック注射施療。
ボツリヌス療法(50単位1瓶):眼瞼・左顔面・痙性斜頸・上下肢痙縮治療

わが第二の故郷の湖畔は消えたか   4209

2024・2・11影:gyo
新幹線は岡山から新倉敷間の所要時間9分で走る。
その中間点位の走行中右窓から、僕が中高生活をしていたのふるさと「柳井原」
の湖畔を眺めることができる。
ところが、今回の旅で見えた湖岸は3・11東北大震災の津波でかさ上げした様
な、異様に高い堤防が完成したのがちらっと見えた。
息子は関心をよせ車窓にカメラを備えたが、一瞬に通り過ぎてシャッターチャ
ンスを逃してしまった。
その後、ショットの一部を発見した。

タイムマシーンで一気に未知との遭遇 4208


告別式に参列。

数十年ぶりに会えた15歳違いの弟から。
タイムマシンで一気に未来に来た感じでした。兄いの葬式の場というのは残念
だったけど、これからも皆んな元気でいられることを祈っています。また近く
会える日を楽しみにしています、と。

2024年2月14日水曜日

弟の通夜に参列           4207


弟の通夜に参列するため、息子の手配にそって新幹線で倉敷へ向かった。
東京発:12時30分~新倉敷着:15時59分
予定の時間通りに着くと、甥っ子二人が迎えに来ている。
懐かしい高梁川河口の橋を渡り、間もなく葬祭場「水島シティホール」に到着。
18時からの通夜、兄弟三人の孫の代まで揃うまさに家族葬そのものの雰囲気で
執り行われている。

2024年2月11日日曜日

弟 カンシのこと          4206


僕には双子の弟がいて、その兄の方を貫志、弟を徹志と呼んでいる。
二人の生まれは昭和20年2月12日です。
兄の貫志が昨夜入院先で亡くなったとの知らせが早朝に娘から入る。

敗戦が間近に迫ったなかでも、サイパン最後の引き上げ教師だった父親は戦争
「貫徹」を自らに鼓舞していたのだろうか、問うたわけではないが、生まれた
男子に貫志・徹志と名付けたのでした。
貫志の七十九年の生涯は、多くの方々のご厚誼によって生きてこられたことは
間違いありません。
弟は、親父が破天荒な教師であったことや、母が若くして結核で療養生活に入
った家庭環境のなかで意表をつく行動をとることで、身内でも戸惑うこともあ
りました。だが、内実はまじめで純情で、ひとには優しく親切で、その人柄は
家族皆が認めるところでした。
ここ数年はあれほど好きだった飲ん兵衛もやめ、自動車運転のプロの免許を返
上した蟄居状態の姿を見るにつけ、少し可哀そうな気分になったものです。
いま眼を閉じると、20代にわが息子を大型トレーラーの助手席に乗せて走って
くれたトラック野郎のあの風情が思い浮かぶ。
安らかに眠れ!
合掌。

2024年2月10日土曜日

朝鶯語をきく            4205


立春のこの頃は、七十二候である「うぐいすなく」初音です。

小手指の友人が、自宅の庭に来たメジロとヒヨドリにみかんを餌にあげている
写真をラインに添付して見せてくれた。
鮮やかな黄緑色のメジロをみてウグイスと間違えるほどだったが、実際の鶯は
薄茶色に近いじみな鳥です。

動きが素早く活発で春の生命力を感じさせてくれる。
わが家でも裏に梅畑があった頃にはキジのつがいや、ウグイスが藪っぽい草叢
春を告げてくれたものです。

2024年2月9日金曜日

連戦連勝の大嘘 2歳        4204


1942(昭和17年)2歳
(←ブログ:2020・10・14 「サイパン/昭和15年から敗戦20年抄」2991)
(←ブログ:2021・4・27 「戦前5年間を時系列で追ってみると①」3186)
(←ブログ:2021・5・29 「敗戦までの戦中5年間の年表②」3218)
(←   :2021・9・6  「敗戦までの戦中5年の年表⑥ 1942・1~6月)参照
(←   :2021・10・11「敗戦までの戦中5年の年表⑦  1942・7~12月)参照

1月はマニラ占領、2月シンガポール、3月ラングーン、、、日本軍の南方進撃
がつづいた。日本(皇)軍は各地に転戦、連戦連勝をラジオで誇大戦況報告。
開戦から約半年、ミッドウェー大海戦に大敗(艦隊の中核を失う)すると「退
却」を「転進」と言いつくろう。
うちに目を向けると、「横浜事件」のような言論弾圧がすさまじくなり「国賊
は殺してもよいことになっている」と、脅しが平然とまかり通る世情になって
きていた。

食糧事情はいっきに悪くなり、庶民の主食はイモを代用するような暮らしっぶ
りになる。婦人たちは集団で河川敷の砂場を耕しさつま芋づくりに精を出す姿
が目に浮かぶ。 

2024年2月8日木曜日

埴谷雄高の翻訳本について      4203

埴谷雄高さんは少年時、台湾僻地の田舎に在った製糖工場にいた。
そして中学二年に東京に来てからは板橋に住み、昭和9年に吉祥寺に移ってい
る。
板橋での「無秩序無系統の濫読」傾向を引き継ぎ、当時まだ小さな町であった
吉祥寺の小さな書店「光陽館」から、三笠書房から出た「ドストイェフスキイ
全集」などは届けてもらっていたようです。
この時代埴谷さんは新刊本書店より、「古本屋」を数件丁寧に見て歩き探索し
ていた。彼が戦時中に訳したウォルインスキイの『偉大なる憤怒の書』の独訳
本も、本郷の古本屋で原本を見つけたのがきっかけと言う。
埴谷さんの手元に残る「古い時代の読書」の400字詰ナマ原稿をめくってみる
うちに、なつかしい筆跡に込められた思索の深淵に触れた感じ。

2024年2月7日水曜日

鳥谷 サトテルに熱血指導       4202

阪神タイガースの沖縄宜野座キャンプは第2クールに入った。
現役時代、遊撃の吉田義男二世と言われ最後は三塁に転向した鳥谷から、三塁
守備の極意注入。

昨春もこの時期、遊撃と三塁でゴールデングラブ賞を獲っているOBの鳥谷敬に
三塁守備を教わりながら失策王(20失策)になった佐藤輝。
今年は、岡田監督から「打つ方よりも守ること」と言われ鳥谷塾に熱がこもる。
送球する際の足の運びかたなど身振り手振りで助言する様が映し出される。
失策が減り守備がレベルアップすれば、打撃にも生きると説く。
本人がどれだけ意識するかによるが、トリチャン流根気が必要なのは自明だ。
最後はマンツーマンで290本のノックの嵐。

2024年2月6日火曜日

眼瞼下垂コンサルの時間       4201

いやぁ、眼科には縁があるなぁ。
慈恵医大へ、いま定期的に通院している科目は、ボトックス治療と緑内障。
さらに今日は、眼瞼下垂についてコンサルの予約で問診させてもらう。

僕の右まぶたのたるみは先天性で拳筋が未成長によるもので、前頭筋と瞼を
つなぎ改善する手術の方法があるという。
決断のうえ手術となると、術後にまぶたの開きが左目とアンバランスになっ
たりするという。この年まで独眼流をそんなに苦にすることなく、字を書き
運転もし、バッテングでも芯にあててきたのだから、ここで無理して拳筋前
転術での調整は必要なし、と結論を出した。
そして、子どもの頃からいままで漠然と右まぶたの鈍さを気にしていたが、
その科学的裏付けがハッキリしたことは大収穫でした。

2024年2月5日月曜日

青梅線沿い多摩地区は大雪      4200

’24・2・6(影:ncan)
慈恵医大病院で受付をすませたところに、メールで雪がさらさらと降り始めて
いる知らせ。都心は未だ雨まじりの雪が舞っている程度だった。

東京はニ三日前からしきりに大雪積雪警報が発せられていたが、僕の上京予定
も決まっていたので変更しないで出かけた次第。
治療が終わったら、青梅線が止まらないうちにさっさと途中下車しないで帰る
ようお達しがあったので家路を急いだ。
ところが、東京駅から乗車の中央線が国分寺を過ぎるあたりで、窓の外は煙が
立ち込めたような寒気のなか、よこなぐりの猛吹雪に変わってきた。そのうち
青梅線は、青梅駅~奥多摩間はすでに運行中止のテロップと車内放送が響く。
結局、小刻みな途中停車があって我が羽村駅には一時間ほどの遅れだったが、
やっと着いて一安心。
ただ、なんだかんだ言っても、雪が降った後の朝は好きだ。

(←ブログ:2022・1・6 「新年の初雪」3379)
(←ブログ:2022・2・14 「雪景色  色いろ」3379) 

2024年2月4日日曜日

荻窪の「天沼酒房」へ初登場     4199

昔の同僚、石川君店主のこのお店はもう三年になると云うが、初めて訪ねた。
立飲みの店の名前は「天沼酒場/茶房」。

彼が会社を辞めた詳しい事情を知らないまま、その時期丁度ボランティア活動
の後始末やら何かと忙しさに感けていた。
訪ねて分かったことだが店自体も職住隣接していて、地元の人たちの拠り所に
なっておりそれらしき常連客仲間で賑わっている雰囲気でした。

驚いたことに偶然、今は亡き盟友の娘さんに遭遇することになった。
亡くなった日、いの一番に電話をもらい予期しながらも衝撃であわてて受話器
をとったままの姿をまざまざと思いだす。

2024年2月3日土曜日

松原治さん卒寿祝い「升」で豆まき  4198

ここ毎年節分の豆まきに使っていた升は、紀伊國屋書店会長(当時)の卒寿を
祝う会で記念にもらった物だった。
思いだした、、、。ホテル・ニューオオタニに500人ほどの出版関係者と著者
や俳優らが出席した晴れやかな祝宴でした。
祝辞は、森村誠一や井上ひさしに加藤剛さんまで多士済々でした。
ところが、皆さんみなが鬼籍に入っているのは、いまや驚きであり不思議な感
じがしています。

升にお酒をなみなみと注ぎ一杯やるのではなく、邪気を払う鬼やらいの豆まき
を旧暦節分の日にそって実行した。鬼はそと、福はうち!
新年を迎えたばかりで、もう梅の花が咲きはじめ如月季節の移ろいを知る。

2024年2月2日金曜日

森達也監督『福田村事件』シネマネコで4197

青梅「シネマネコ」で上映の『福田村事件』を観るために早朝、10時からの部
へキャロちゃんで出かけた。劇場前に駐車場もあり、間に合った。
劇場の座席シートは確か、新潟かどこかの廃屋になった座席を移譲したと聞い
ていたが、座り心地がすこぶるいい。

監督-森達也  出演:井浦新/田中麗奈/永山瑛太/ピエール瀧/水道橋博士/柄本明

関東大震災から100年。1923年9月1日の震源から5日後、幼児や妊婦含む9人
の四国讃岐から行商(薬売り)してきた人たちが朝鮮人と疑われ白昼殺された。
震災下で多くの人々が命を失う、そんな中でいつしか流言飛語が飛び交いまた
たく間にそれは関東近隣の町や村に伝わっていった。戒厳令が施行され千葉の
福田村にも拡がり、村人びとは大混乱に陥った。
村の自警団により、行商人は讃岐弁で話す朝鮮人と疑われ殺害されたのだ。
関東大地震の発生で市民の不安と恐怖が高まり、社会的事件が発生したことは
漠然と知らされてきたが、実話にもとづく実写化が公開されるた事は計り知れ
ない伝承になる。

紀伊國屋書店からライオンへ     4196

新宿紀伊國屋書店(’24・2・1影:and)
今年はじめてわが街新宿へ出る。そして久しぶりに紀伊國屋書店へ直行。

1階のフロントスペースが随分モダーンな平台と棚構成に変わり、話題の書籍、
新書、文庫、実用書から雑誌まで見て回った。
発売から2週間になる雑誌「映画秘宝/3月号」もしっかり面陳されていた。
丁度、「HIHO」を手にとりほか数冊わきに抱えてレジに向かう中年の男性客
を発見し、めったに遭遇しないことなので感動したよ。

紀伊國屋の正面、新武蔵野館通りに在る「新宿ライオン」へ。
僕より20歳弱若いが、現役バリバリの営業&編集者と遅い新年会になる。