大槌の風
3.11大震災の記憶と災間への伝承
2023年1月30日月曜日
平野啓一郎著『ある男』を読む 3727
書影
平野啓一郎の小説を読むのは初めて。
彼は、ブログやSNSで結構、政治的な発言をしており気に留めていた。
里枝がある事情で離婚した後に、愛した夫は名前も素性も別人だった。では彼
は「誰」なのか、、、人間の存在の根源を描いた小説で埴谷的存在の深淵の問
いかとも思えるし、清張的ミステリーとしての面白さにも引き寄せられる。
物語の構成もよくできており、個の自己同一性や自同律の不快といったことま
で思索することになる。
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