2018年3月21日水曜日

「映画秘宝5月」変わらず迫力ある  2052

「映画秘宝」5月号から。
巨大ロボット映画&怪獣大図鑑・巻頭特集は、ゴジラやガンダム、マジンガーZ
ファンのハル好み愛読コーナ(16頁)として最速レビュー。

他誌が真似できない映秘特異の巻頭特集はさらりと流して、オイラ一番の記事は
「孤狼の血」(5月)のレビューと、主演役所広司へのインタビュー(轟夕起夫)
取材でした。
戦後のドサクサから1960年代の高度経済成長期に、都市部の利権を手中にし
たやくざとその取り締まりに躍起になる警察との抗争をテーマにした現代やくざ
の実録ものの決定打となる、深作欣二監督「仁義なき戦い」シリーズが衝撃的に
誕生した。
政治力や利権をめぐる警察対やくざの興亡が生々しくリアルに映像化され、観る
側の世代心情に十分共鳴していたのだ。
だが1970年代の実録やくざムービーの興隆は、世情の風潮とともに凋落の途
をたどる。

その後最近では、「アウトレイジ最終章」がヒットしているように、時代は巡っ
て再び三角マークの波しぶきを求めている気配を感じる。
「エネルギーのある東映やくざ映画を取り戻したい」と言って憚らない白石和彌
は、若松孝二を師と仰ぎ、反権力志向を彷彿させるシーンが随所に見られるはず。

さらに急逝した名バイプレイ―大杉漣の追悼特集が続く。


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