大槌の御祖母ちゃんは、3・11大津波襲来の日、最初の大きな地震の揺れで立
っていることができず床柱にしがみついておさまるのを待ったという。
次にとっさの判断で、着の身着のまま常備したリュックを背負って福祉協議会の
サポータの先導に従って近くの菩提寺裏山へ逃れて助かった。
このことは、古く昭和8年の三陸地震津波の被害を経験した教訓化として、町民
の皆に伝承されてきた。遺訓の碑だけは旧ふれあいセンター前の広場に流出する
ことなく淋しく建っている。
「津波てんでんこ」、「高台へてんでんこ」の実践です。
国際津波防災学会のロバート・ゲラー(東京大学名誉教授)は、東日本大震災で
は大地震が津波をもたらした。地震学だけでは津波を解明できず、地質や火山、
海洋など横断的に幅広い知見を集めることが不可欠との考えから学会を立ち上げ
ている。
11月11日に開いた設立総会では、重要な納得の指摘が数多く出ている。
「とにかく逃げろ、と訴えるだけでは高齢者らがとりのこされる。実情に合った
避難計画の策定を」とか、今回の3・11で車が津波に流され多くの人が犠牲にな
ったのを教訓に「水に浮く車ができれば命を守れる」などの提案が出ている。
さらに、これからの防災はAIの活用も大事なテーマになってくるのだろう。
(←ブログ:2015・3・11 「御祖母ちゃんの<津波てんでんこ>!」942)

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