2017年10月21日土曜日

記憶の継承             1900

北朝鮮都市部を攻撃するB29(1950・11)
小学6年生のとき、南北朝鮮が戦争状態に入り、子ども心に戦争はもうないもの
と思ていたところで驚く。

そうしたとき、早稲田大学の学生にして「建設者同盟」で活動していた叔父さん
が、夏季帰郷したさい反戦・平和を説いてくれる。
強い気持ではなかったが、そのことが中学、高校と年を重ねるなかで、自分の向
かう途だと信じるようになった。

学生時代の激流はさておいて、1960年代半ばに出版業界に就職。僕は、それ
から50年近い同一業種でのなりわいが、自然に貴重なモノにおもわれ70余歳
まで全うできたのは有難いことだと満足している。

ところが、二世代若いハルはかつての自分と同じ小学5年生だが、世情の現状は
酷い逆流です。
政治が顕わに権力ゲームになってしまった状況で、若い人たちに抗すべき術があ
るのだろうか。秘密保護法や戦争法(安保関連法制)やら共謀罪法(改正組織犯
罪処罰法)やらを、多数の権力行使で有無も言わせない、横暴で姑息で狡猾な手
法を駆使して強行採決してきた「民主主義」ならざる無法国家に成り下がった負
の傷を健全にするにはどれほどの時間がかかるのだろうか。

解散総選挙の結果は、「大義」うんぬんするつもりは毛頭なく、政権与党の有利
な流れで終わるだろう。
この選挙を通じて唯一ハッキリしたのは、これまで自己主張ままならず屈折した
民進党内の人たちが、幸いにして「排除の構造」(赤坂憲雄)によて解放され、
思いを一に旗幟鮮明に戦えることになったこと。


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