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| サロマ湖/ワッカ(影:Pen) |
していたのだろう、回想と同時に死への恐怖が波紋する。
僕より、20歳以上若い女性が二週間前に、ハワイの海で急逝していた。
闘病から余命宣告された共同通信記者・金子直史の最後の仕事となった『生き
ることばへ』のページをめくっているときのことです。
彼女と飲み食いしたことはないが、印象に残る数度の偶然の出合いがある。
出版業界を一にしていた関係で、数年前トーハンの6階で近藤専務と会ったと
き一緒になった。その前は、読売新聞社の新春の会(東京會舘於)で立ち話。
そして極めつけは、夏、北海道サロマ湖の半島のネイチャーセンター・ワッカ
で貸自転車二人乗りに乗った彼女と偶然のバッテング。
この時の驚きについては、東京で会うことがあるごとに笑いながら話題になっ
ていた。
仕事での彼女は、出版にかかわるあらゆるセクションを試練を経ながら淡々と
熟せる能力を持ち合わせていたように見受けられた。
それにしても、大変悲しい夏のおわりになってしまいました。 合掌。

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