きょうの「日経新聞」朝刊のトップニュースは、岡山県と鳥取県の中国山地県境
にある「人形峠ウラン鉱山」遂に廃止へ、のニュースでした。
60年前は、岡山県三大河川の一つ「吉井川」の水源地になる一帯を高清水高原
といって、鳥取県側へのバス通行用切通しの場所の辺りを「人形峠」と称してい
たのです。
1950年代にそこの鉱床から採掘を始めて、全国の原子力発電所で燃料に利用
されていたようだが、諸事情で役割を終えたという。
国策民営(原発)だったのに、そこで働く人や危険性についてほとんど外に洩れて
きた記憶がない不思議な山の「怪」でした。
僕が小さく在郷のころは、「原爆の元になるモノ」が人里離れて山奥で発見され
たとうわさが広がり、何か怖い話として忌み嫌っていたが。
廃止と云ううことになれば、濃縮施設の廃止作業では大量の有害な廃棄物が生じ
るため、放射性物質の管理や処分が問題視されるのは必定で、混乱が予想される
だっろう。
おそらく人形峠の敷地内に残っているだろう劣化ウランの処理は、金属容器に密
封して漏洩が恐い地中深くに埋めようというのだろう。そもそもは、「もんじゅ」
の燃料に「活用」する資源とされてきたが、それも今や無用の長物。原子力機構
など、さっさと消え失せろと言いたい。
ところが、そう簡単な問題ではなさそうだ。

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