十数年ぶりに飲み会に誘ってくれた某出版社の社長と、新刊本を出したばかりの
友人と銀座有楽町でおちあい、歩いて10分もかからない酒房「酒の穴」へ。
地下に階段を降りて予約席に通されると、全国の代表的銘柄が数多く揃えてある
のが分かった。
自分がおいしいと思うものをそれぞれたのんだ。飲み方は燗酒、常温、冷酒に分
かれた。
周囲の卓を見わたしてみると歳のいった男性客が多く、日本酒ツウの酒を嗜み特
定名称を持っているリピーター客もいるのではないだろうか。
築地からの新鮮な魚介類の刺身を、いつものようにおまかせしているようでした。
中里介山の『大菩薩峠』(全41巻)は、少しづつ読みだしているが、論創社か
ら全9巻の『大菩薩峠<都新聞社版>』(伊東祐史校訂)が出版されていること
にすくなからず驚き、その経緯たずねてみた。
彼の出版活動は最初から知っているが、雑誌「国家論研究」などの刊行を始め、
とても大部数は売れそうにない、しかし、面白くかつ、出版する意味のある書籍
を刊行してきている。
次第に書店や取次の信頼を得て市場を拡大しているように感じた。
また、『家庭通信社と戦後50年史』の著者・関根由子の出会いを聞くに及んで
は、意外なところで僕の知人たちと繋がりにつながったのには、また驚きでした。

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