2018年4月8日日曜日

黒澤明「七人の侍」を見る      2069

「七人の侍」は、前作「生きる」(1952年)に続く、黒澤明監督1954年
の作品で、映画の中の映画といわれる最高に面白い歴史的傑作。
後に、リメイク版西部劇「荒野の七人」(ジョン・スタージェス監督)が大ヒッ
トするなど、世界各国の映画人に多大な影響を与え続けている。

本作は、時代劇の壮大活劇ものなのだが、たんなる活劇映画ではなく、群衆の一
人ひとりのリアルなキャラがきわだつ。
侍それぞれの衣装の凝り方も凄いが、三船(菊千代)の刀を担ぐ仕草は、のちの
「用心棒」(1960年)で颯爽と登場するファーストシーンの姿でも見られる。

さて、ぼくのクロサワ映画リバイバルは、「用心棒」から始まったが、この「七
人の侍」を最初に映画館で観たのは封切公開された1954年で、中学2年だった。
当時は、東映の中村錦之助や東千代之介主演の三角波時代劇のファンで、黒沢・
三船コンビの映画は暗いイメージが強く、のめり込んで観ることはなかったよう
に思う。

(←ブログ:2018・1・9 「日本のいちばん長い日」を見る」1981)
(←ブログ:2018・2・26 「「用心棒」(黒澤明監督)を観る」2029)


0 件のコメント:

コメントを投稿