長年かけてためこんできた物を捨てられないのは、生活の軌跡をはずすことへの
こだわりだろうか。
この歳になれば、世代によって観たり、聴いたりした各種テープやレコード盤か
らVHSが山とある。本は、ある時期から一定量の基準を決めて出し入れしてい
るので溢れかえるほどではない。
こうしたカルチャー、趣味領域のモノの他に、服や靴が目いっぱいに、何十年も
変わらないスペースを占拠している有様である。
思い切って捨てることを決意し取り組むも、始める序列で迷う。
先ず、テープやVHSの類は「半分以下にしよう」と目論見を立ててみる。
ところが、ジョンバエズや加藤登紀子のテープが出てきたり、「カサブランカ」、
「灰とダイヤモンド」の録画を手にすると、購入した当時の思い入れが深く暫し
眺め入ってしまう。そして、このジャンルは後回しにして、捨てやすい物から手
をつけることに。
そうすると、さらに本棚整理や写真ファイルは最後にすることになる。
一気に廃棄処分できそうなのは、映画好きなぼくがTVからの録画したビデオ。
1000パックは優にあるも、再度見ることもほとんどないだろうし、いまや、
ネット配信などで見られる。クロサワ映画はDVDで持っているし、、。

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