僕は人生の多くを出版業界に身をおき活動してきたわけだが、端で見ていても
最近の業界再編の枠組みの変貌はいちじるしいと感じる。
未来社時代からわが洋泉社でも宣伝・広告に携わることが多かった。
広告収支の推移をみると、かつて新聞、雑誌、テレビ、ラジオのマスコミ4媒
体がずっと占有していたが、ついに昨2021年には、デジタル広告が上回っ
たっと発表されている。とくにネットの伸長が大きいようだ。
大手出版社の話で申し訳ないが、講談社は前期決算で過去最高益を計上。
なかでも、電子書籍の売上が690億円(前期比30%増)に達し、この勢いは続
く目論見だ。と云うことは、はじめて紙の書籍・雑誌の売上(660億円)を抜
いたことになる。
この傾向は、大手出版社のみならず中堅社もデジタルコンテンツを活かしなが
ら今後追随するであろう。
問題になっている月刊「映画秘宝」も、ウエブサイトに踏み出そうと考案しつ
つあるぐらいだから、何をやと云うことです。

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