2022年3月28日月曜日

受賞前に観ておいてよかった❣と思う  3422


濱口竜介監督・脚本『ドライブ・マイ・カー』が、アカデミー賞4部門ノミネ
ートされ、国際長編映画賞を受賞した。
これまでアカデミー賞そのものは、アメリカ映画の大作が主だった受賞対象で
気にするところではなかったが、ここ数年グローバルになり、もしやと思って
いた。

僕はこの映画を観ながら、スクリーン内演劇舞台(劇中劇)を有効にはたらき
巧みな多言語や風景の無国籍性が自然に映像化され流れていく感覚がとても良
かった。国境をとっぱらったシネマなんだなぁと思った。
黒沢清監督作『スパイの妻』の脚本も濱口竜介だったが、今回も村上春樹の原
作の雰囲気を見事に生かし、物語の単調な流れに何とも言えない心性に奥行き
をもたしてくれる。
更にその補助的作用を、赤黒の古式名車・サーブの疾走が静かに共鳴する。
(それにしても、このクルマの「多摩ナンバー」のいきさつを知りたい。)

(←ブログ:2022・3・22「濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー』」3417)

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