2022年3月5日土曜日

高橋眞知子『歌と革命』を読む    3398

書影
さっそく、本書の関係編集者から贈呈いただいた、『歌と革命─リトアニアの
独立とそれにまつわる人々』(社会評論社刊)を読み始める。

現在進行しているロシアのウクライナ侵攻を憂うところだが、本書もまた1989
年、ソ連邦から独立を要求して、200万人のバルトの民衆が武器をもたず平和
への祈りをささげ、歌いながら、国境を越えて人間の鎖でつなぐ600kmの
「バルトの道」を実現した。「歌の革命」と呼ばれた当時の情景がよみがえる。

ソ連邦時代は、コサックといえばウクライナのキエフからリトアニア、ポーラ
ンドあたりまで存在した義勇兵団の共同体みたいなものに思え、いまのような
ロシアの支配とは違って見えていたものだが、地政学的な変動はすさまじい。

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