家を新築したとき上京してきた母が植えてくれた山茶花。
今朝起きて玄関の扉を開けると、霜が立つ庭先のサザンカに真っ白い平開きの
八重が一輪こちらを向いて咲いているのに感動する。
表門を入ったところのに常緑樹として植えて成長した山茶花の枝振りを、弓な
りに剪定している。
華やかに声をあげる花ではないが、門から玄関へのアプローチする場所に数ヶ
月一輪一輪咲くので楚々とした風情が心にしみる。
純白の一輪を見ていると、白のなかにさらに白色が閉じ込められたような意味
ありの花弁に想いをはせる。これから、初雪が降ったときの、緑の葉と花弁の
コントラストはいっそう美しい。
散るときはツバキ科でありながらポトリと落ちるのではなく、八重の一枚一枚
が散り、雪がうすく庭に積もったように見える。
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