2019年12月10日火曜日

『ブリューゲルの「子供の遊戯」』を読む2681

森洋子著『ブリューゲルの「子供の遊戯」―遊びの図像学』(未來社・刊)
を読みつづける。

ブリューゲルの代表作「子供の遊戯」はよく見慣れているし、その研究・批評
もなされてきた。
だがしかし、500ページに及ぶ本書ほど徹底してその内容を詳細に考究し微細
に分析したものは唯一になるのではないか。
歴史学においても長いあいだ子供の姿は歴史の視座にはいらず、20世紀の中頃
まで子供不在の歴史学の時代がつづいた、、。

この作品には、二百数十人の子供たちと91種類の「遊び」が描き出されてい
るが、著者はそれらの遊戯の一つひとつについて、図像学的に多数の文献を援
用して追求している。日本の子どもの遊びに通じる比較などの、フォークロア
手法に納得させられる。
(→続きは後日に)

0 件のコメント:

コメントを投稿