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| 書影(2015・7・刊) |
ところが、かつて読んだ本の記憶をよびさませるキッカケをつくってくれるQ&A形
式の教養書がある。今回の場合は教養新書。
読んだ新書は「もっと知りたいシリーズ」の『長野県の歴史』(洋泉社刊)です。
僕は信州のアルプス山系から松本平野の自然が好きなのと、学生時代からの友
人がいたり、「信濃毎日新聞」に親しい知人がいて、スキー、山登り、旅によく出
かけました。そんなことで、本書の頁をペラペラ捲ることとなった。
史跡、事件、人物の項目をアトランダムに拾い読みしていくうちに完読していた。
実際に訪れているところで、上田城、諏訪の浮城・高島城、高遠城址公園、五稜
郭・龍岡城、松本城、小諸城・懐古園、善光寺、戸隠神社、別所安楽寺八角三
重塔、浅間山と軽井沢、水戸天狗党と和田嶺合戦、そして秩父困民党と佐久。
各項目は、見開き2頁か4頁で謎解きや新発掘の論拠を披瀝されることで、納得
することが多々あった。
その中でも、「秩父困民党が信州に逃れたのはなぜ?」と、下諏訪和田峠の戦
争で「松本・諏訪藩兵が水戸天狗党に敗れたのはなぜ?」は、かつて、秩父困
民党と水戸天狗党関係の書籍を集中的に読み漁ったことがあって、記憶を甦ら
せてくれた。

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