祖母の従姉は広島で被爆して、僕と同じ郷里に帰っていました。
被爆した顔のケロイドは子ども心に強烈に焼きついています。
兄善一さんは村長でしたが、彼女は女学校を出て人柄が良く、話題豊富で快活に
お喋りしてくれる人でした。
柔和な表情ながら、熱せんで身体が燃えていたと被爆体験を話す目は鋭く、今で
も忘れられません。
領土問題などを機に、今世紀に入り好戦的な発言や政治的潮流が突出してきて
いるのは間違いない。
明日にでも強行採決される「安保法制」にしても、戦争・戦場体験のない世代は、
「中国の脅威」などに煽られて、ハッキリと反対することができなくなっている風潮
にある。
被爆者や戦場体験者の言葉は重い。「体験者に理屈はない。次代を担う子どもの
ために、絶対に戦争はやっちゃいかん」、と言う。
所詮、僕だって戦争のリアリティーはない。だからこそ、こうした言葉を心底真剣に
考えていきたいと思う。
(←ブログ 2015・4・27 「あらから55年集団自衛権行使に!」991)
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