2014年2月26日水曜日

西村佑子『不思議な薬草箱』を落掌。     563

書影(山と渓谷社刊)

一級の魔女研究家である西村佑子さんから、自著・最新刊の傍題「魔女・グリム・
聖書」を持つ『不思議な薬草箱』を恵贈いただいた。

西村さんは大学時代からの友人で、主著でもある『グリム童話の魔女たち』を洋泉
社から、1999年に出版している。
また、彼女はグリムと魔女の研究から、実際に「ドイツメルヘン魔女街道」ツアーな
るものを企画して、毎年出かけている。今は亡き出口Y君も同行したことがあった。

評判の前著『魔女の薬草箱』に続く本書は、瀟洒でなかなかしゃれ本だ。
176頁の本文中、ほとんどの頁に写真・図版・挿絵がちりばめられ、それを捲るだ
けで、「異国」の不気味な森のなかをさ迷う気分にさせられた。
前著が、魔女と薬草という直截な切り口だったが、本書は、ヨーロッパ特異な聖書、
神話から魔女や「薬草」の絡みを説き、歴史・文化の深淵を探る好奇心旺盛な旅
へ誘う。
乾杯!

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