2020年9月24日木曜日

昨日購入の新書『同調圧力』を読む   2971

書影

鴻上尚史;佐藤直樹『同調圧力─日本社会はなぜ息苦しいのか』(講談社現代
新書)を読む。
鴻上尚史の劇団「第三舞台」(1981年結成)の舞台公演は数本観劇しているが
小説やエッセイ、そして最近話題の『不死身の特攻兵』も未だ読んでいない。

先日、集客はほとんど満席状態(約200人)にもどったロフトの食事処に入っ
たが、マスクをした者なんて見かけない。ところが外に出るだんになるとイソ
イソとマスクをつける。
要するに「皆がつけているからつけているだけ」の同調圧力なのである。
新型コロナであぶり出された「世間体」(空気を読む)という息苦しさの暗部
を、戦時中と変わらない「国民総自粛」やメディア(SNS、、)の監視、日本
人特有の視線恐怖症、排除の論理、「自粛警察」の正義、無責任体質と自己責
任、、これらの本質を知り解放される異化効果を二人の対論から得られた。

若いと思っていた鴻上尚史は還暦は過ぎているはずだが、マルチな活躍が目立
つ。10月には、狂気の純愛活劇問題作、『ジュリエット・ゲーム』(89年)
が「日本映画専門チャンネル」で放映予定だ。

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