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| (論創社/2015・4・25刊) |
未來社の創業者である西谷能雄さんの著作に『出版とは何か』がある。
その未來社、現社長・西谷能英さんの新著が『出版とは闘争である』、とくれば
出版理念をよりラディカルに披瀝したことになるのだろう。
本書は著者個人の出版界への意見として、ここ3年間のブログを書いた一冊
である。
といっても、未來社の学術的専門書、人文書を創業時から継続して刊行する
出版社の代表であることは変わらないので、一編集者の発言ではないと思わ
れる。
出版社が継続的に新刊を出し続けるには、編集と営業が両輪で転がっての、
再生産の構造が不可欠であると思っています。
即ち、出版「社」は活字を通して(これまでは)出版文化を創出するコトに価値
ある意味があったし、生業の姿でもあるはずです。
武士は食わねどたかようじ、ではダメなのです。
「未來社の固有名表記について」とか、鈴村和成、柴野京子、古田一晴、小泉
孝一さんのこととか、僕についても一文あるので、一度、語り合ってみたいもの
です。
刺激ある活字から遠ざかりつつあるとき、本書の落手、感謝します。

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