2013年4月28日日曜日

「アウトレイジ ビヨンド」を観る



北野武監督作品は劇場ばかりでなくDVDも加えると大半を観てきている。
「仁義なき戦い」(深作欣二監督)を祖形とする実録タッチ暴力劇(アウトロー)の
連作第二部・「アウトレイジ ビヨンド」を作るに当たって、北野監督は脚本の緻密
化を図ったことが如実に分かる。
特に新作「ビヨンド」では、無駄な枝葉を削ぎ落として巨大暴力団組織の内部抗争
の人脈相関を、正確な駒取り合戦に仕立て上げ終始一貫してドラマに破綻をきた
さない。

1973年第一作「仁義なき戦い」が上映された時、斬新な撮影技術で映像革命と
言われたが、その後の技術的進化による映画の見映えは各段にあがっている。
それだけに、ドラマツゥルギーの密度次第で感動映画か、駄作かに分かれてしまう
ように思う。




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