2016年8月30日火曜日

米倉斉加年回顧展を見る       1482

赤い月夜に旅立つ魔女(版画)
偶然、吉祥寺Tokyuで、役者・演出家・絵師「米倉斉加年回顧展」をやっている
のに出合った。

一昨年8月に急逝して二年が経つ。
福岡から上京して、劇団「民芸」に入団して個性的な役者として人気を集めだし
たころ、未来社が新劇の劇団と縁があって、社に立ち寄ったことがある。
そのとき、絵師としては無名だったが、幼少から趣味で描いてきたモノが「未来」
に連載され、はじめてしだいに注目されるようになった。

役者修行の合間に描いた肉筆画や人気の版画は相当量になると思うが、今日
見られたのは限定30点で、個人収集の展示なのだろう。
初期の独特な筆致で描かれた、華奢なようで芯の強そうな老女か胎児に見える
細密画はいまでも目に焼き付いている。

(←ブログ:2014・8・28 「米倉斉加年さんの死を悼む」746)

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