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| 書影 |
彼岸の人になってしまったと云う悲哀でした。75歳。
同世代の知人と云うのは、彼と初めて会うきっかけとなった同じ出版社の友人
竜円君から紹介されたことを思いだしたからです。
(その竜円君も鬼籍に入って久しい)。
その後、川西さんには僕が新しく出版社を興すとき、最初の刊行図書である、
『「死霊」論』に「《最後の審判≫─『死霊』7章」の一篇を収録させてもらってい
るのである。
河出書房の編集者時代は、長いあいだいにわたる高橋和巳の担当者であっ
たが、文芸批評家として自立してからも、埴谷雄高、武田泰淳、吉村昭ら戦後
文学者の研究の裡、独特の深さの位置を占めているとおもう。
合掌。

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