2016年1月4日月曜日

年賀状片片            1244


そうだよな、と唸る年賀状があった。

「昨年全日本ラグビーがW杯で快挙を成し遂げました。存命中は諦めていたこと
なので快哉の声を挙げてしまいました。それを知ることなく去った反骨の編集者・
畏友の無念さを想うとなおのこと悔やまれます。些か異見の溝はあるもののラグ
ビーの話ともなれば忽ちノー・サイドになってしまったものを、、、。」
A了さんは毎年の賀状で、謹賀新春につづけて、500字前後の文章で近況から
心境をしたためてくる。
文中の畏友とは、ぼくの親友でもあった亡き門倉弘のことだが、印刷した文中の
片隅にブルー色万年筆で、「直後、政党集会のステージに、五郎丸を見て、気が
萎えてしまいました。」と、添え書きしてあった。

ぼくも、そのニュースを見たとき一瞬イヤな感じがした。政治的選択肢の判断が
早いか、ずっと前からの主義主張なのか知らないところだが、疑問に思ったのは
間違いない。
了さんもまた、十年近く伊那の山奥で隠遁生活をしてきたが、昨年、事情あって
東京の喧騒のなかに生活の拠点を移した。


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