顔ぶれは問わず、毎年暮れの28日に三々五々集まる「萬八忘年会」に出た。
「加藤登紀子ほろ酔いコンサート」が跳ねて、会場で一緒だった皆と直行した。
いま、制作進行が佳境に入っている冊子の準備会メンバーが中心だったので、
原稿の回収状況をめぐる話になった。予想されたとおり、店の創業時から1970年
代に、執筆者も、取り上げられたテーマも、集中していることが判明した。
併せて、座談会出席者からは朱入れしたゲラを受け取った。
この忘年会は、師走28日に日を固定して始まって第4回になるが、年々参集する
人はまちまちで、顔ぶれの探りあいになる。
大きな手術をして復帰したかに見えた竹Yが、再入院した。表面的には気丈に見え
ていたが、やはり厳しい現実を推測できる。
来年、ぼくが被災地に行くときに同行を申し出てくれているが、元気な回復を願うば
かりです。
遅れて登場のY関さんから、署名した自著『伝統工芸を継ぐ女たち』をいただいた。
出版社が、学藝書林とあって懐かしくなった。埴谷雄高の『死霊』真善美社版が古
書でも入手困難になっていたとき、<現代文学の発見>叢書の第一回配本で刊行
された記憶があったことによる。
伝統の技と心を伝える36人の女性職人を綿密な取材で伝えてくれる。男性社会と
いわれる職人の世界で、おんな職人としての自信あふれるメッセージがある。
収録写真もいい!
労作です。ありがとう。
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