2022年4月29日金曜日

50年代後半から60年代の感覚とは   3454

1959年春、東京に出てきて、受験勉強の合間に歌舞伎町の生演奏をやっている
店にたまに通った。

うたごえ、ジャズ、ラテン音楽、シャンソンなんでもありの熱気渦巻くるつぼ
とかしていた。そんなところへ、珍しさも手伝って潜り込んでいたのだ。
新宿駅中央通りの先には、裕次郎の「嵐を呼ぶ男」の舞台ともなった「アシベ」
があって、ロカビリー歌手が競って歌い演奏していた風景が想いだされる。
「ともしび」や「白樺」など「うたごえ」の店もカオス状態だった。
今の状況では考えられないが要町の「どん底」には、新劇などの劇団員がよく
顔を見せ、<どんカク>なる安酒をあおりながら、地下では牢獄は暗いと合唱
したりコサックダンスに興じていたものです。

ちょっとした時間の流れのなかで、アシベ楽屋裏の路地に末永く贔屓すること
となる居酒屋「でん八」も誕生した。

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