ヨシキ✕ホーク『ファッキン・ムービ・トーク』(イースト・プレス刊)を読む。
本書の著者高橋ヨシキとてらさわホークは雑誌「映画秘宝」で育ち、いまでは常連の執筆者たちだ。本書の第5章で田野辺尚人(創刊1995年「映画秘宝」の1997年~2005年まで2代目編集長)が加わる鼎談から読みはじめる。
「映画秘宝」創刊から、映画雑誌として20年間の悪戦苦闘のについては、『映画秘宝/激動の20年史』(2015年・洋泉社刊)で知っているので、本鼎談はその補完的位置づけで興味をそそる。そのうえ田野辺の編集者魂が最近の彼の映画批評評価と相まって注目されているので、鼎談を引っ張る話しぶりに迫力を感じる。映画秘宝編集部の熱気が挿話豊かに浮かび上がってくるし、時代状況に関わる雑誌本来の姿を追求しているのがイイ。

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