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| (2011影:Can) |
電話をもらった。
アキさんの電話からの声は人工発声のため聞こえづらく戸惑っていたら、ファッ
クスで「風の電話](NHK)今再放送ですが、やっています」と、流してきた。
彼にとって、3・11から5年が経過しても、あのとき被災した江岸寺のひび割れ
倒れ掛かった墓石を洗い泥掻きをした真夏の一日の記憶が事あるごとに想い
だされるようです。
さらにその翌日に、「風の電話」が備えられた浪板海岸を眼下に鳥瞰できる、
佐々木格さんの「ベルガーディア鯨山」を二人で尋ねた瞬間の出会いもインパ
クトがあった。
BSで放映された「被災から5年の歳月」は、残された人々の歳月でもあるわけ
で、その何組かの生存者が電話線のない「風の電話」ボックスで思い想いを語
りかける様には寂謬感が漂うが、ますます忘れることのできない伝承性を感じ
ました。
妻が不明のままで、まだ信じられない、、。
失くした妻、娘、祖母に、、さびしいぞ、とひとりむせぶ男。
両親と妻と一歳の子を失くして、生きる意味がない、返事も聞きたいのに聞こ
えない、、ごめん。
大槌で生きていた証の家族を忘れない、ひとりで死ぬまで。
漁師の亭主を失くしているが、一言もしゃべらず、沈黙、、受話器を置く女性。
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(← :2012・6・13 「浪板海岸の民宿サトウ」99)
(← :2012・8・26 「浪板海岸駅前の<もりかまど>」)
(← :2013・1・28 「311大津波被災を写真で見るⅢ/浪板海岸松林)
(← :2016・5・15 「3・11から浪板海岸再生」1236)

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