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| スカシユリ系(2016・6・13 影:Can) |
花の名前に関心を持つようになったのは、40歳を過ぎて野山や地方へ旅する
ようになった頃からだが、子どものころから百合の花はすきだった。
初夏からお盆の時期になると、裏山を登った中腹の湿地帯に咲く鉄砲百合や
透かし百合や鬼百合や山百合を探して採ったものです。
数本抱えて山を下りわが家に持ち帰ると、祖母が喜んでくれました。
ユリの種類によって、旅先の風景がよみがえる。
ラッパ状の花形をしている〔テッポウユリ〕は、6月の沖縄石垣島平久保崎の海
辺に純白の花が香っていた。
近年人気の高い「カサブランカ」園芸品種群の交雑親のひとつ、〔ヤマユリ〕は
8月上旬、信州霧ヶ峰の山中で花を大きく開いて華麗に咲いていた。
〔スカシユリ〕の花は杯状で橙色の斑点があり花被片基部が狭まって隙間がで
きている。別称イワユリとも言って、鯔ヵ碕灯台の岸壁に咲くを見た。お盆時期
三度訪ねている。
8月中旬、北海道サロマ湖の半島の端れで燃えるように咲く数本の〔オニユリ〕」
を見た印象は強烈だった。そのとき、真夏の日差しにやられ水アタリもして意識
朦朧とするなかでの清涼剤になった。
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