出版業界の仲間、澤畑吉和さん(春秋社社長)が肝がんで亡くなった知らせを受
ける。
本郷の居酒屋で楽しい酒を酌み交し十分喋り終えて、夜更けに御茶ノ水駅から中
央線でJR新宿駅まで一緒し、彼は小田急線への乗換のため別れた。
一年余前のことで、最後になってしまいました。
また、自分が通勤のため御茶ノ水駅や神田駅を利用していた当時は、不思議と出
社途上の澤畑君と、新宿から乗り合わせることがよくあった。
その短い電車の中で、社長業の厳しさを吐露してみたり、企画中の著者や類書の
リサーチまで、情報交換したこと度々でした。
或る会で一泊旅行に出かけることも何度かありました。
この会のメンバー皆が酒飲みの典型で、主宴から場所をかえていつの間にか夜中
になるのがなりゆきでした。こういう席での澤畑君の奮闘ぶりは、ミンケン踊り
どころか一段と過激になり、その場を盛り上げようと呑みに呑み囃子続けたもの
です。サービス精神旺盛な人だった。
命の儚さをつくづく感じています。 合掌。

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