2023年5月2日火曜日

ドミニク・クック監督『クーリエ』観る 3820

1960年米・ソ核競争のさなかに、モスクワから最高機密の運び屋の実話を
映画化したイギリスシネマ。
監督:ドミニック・クック
キャスト:グレヴィル・ウィン(ベネディクト・カンバーバッチ)/オレゴ・
ペンコフスキー=アレックス(メラープ・ニニッゼ)/ヘレン(レイチェル・
ブロズナハン)/シーラ(ジェシー・バックリー)

1962年10月、ソ連がキューバに核ミサイル基地を建設していることが明るみ
になり、冷戦状態にあったアメリカと衝突寸前で緊迫する。
このキューバ危機を回避するために、アメリカCIAとイギリス秘密情報部Ⅿ16
は、スパイ経験皆無だったイギリス人セールスマンのグレヴィルにモスクワに
行って諜報活動を依頼する。ちょっと躊躇するが、モスクワへ飛ぶことになる。
その内容は、ソ連情報局GRUの高官(ペンコフスキー)と接触を重ね、得た機
密情報を西側に持ってくると云う危険な運び屋だ。
運び屋の妻と子供との緊張関係や、ソ連情報を流す高官とのスパイでありなが
ら絆がうまれる局面も取り込むヒューマンドラマしたてになっている。
だが、結末は厳しく残酷でリアルだ。

時代背景は、旧ソ連とアメリカの東西冷戦時代の話だが、今ふたたびロシアや
中国に置きかえてみることもできる。 

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