![]() |
| 書影(静山社/2017・7刊) |
著者の西村さんは『グリム童話の魔女たち』(1999年刊)を著して以来ずっと
ドイツの魔女を追求し「追っかけ」もしている。
そうした軌跡のなかでの最新刊本の美質は、研究者ぽい堅苦しさのないことで、
のびのびと楽しげにかみ砕くように「授業」している。
しかも、その中身は魔女の正体を晒すように語りかけ、著者年来の学問的な積み
上げの豊かさあってこそ、、を感じさせます。
この表出は、毎年ドイツに渡航しつづけ魔女のイヴェントに参加したり、日本で
「魔女展」や「グリム館」をコーディネートしてきた経験がモノ言うことになっ
ていると思われる。
経緯は知らないが、今回の出版元(ハリポタの静山社)がベターで喜ばしい。
本づくりも、ハンディで装丁の醸し出す雰囲気が良い。そして、本文中の挿絵の
貴重な文献・図版、魔女の小道具、薬草が的確に挿入され魅力的で魅入ってしま
う。

0 件のコメント:
コメントを投稿