2015年4月7日火曜日

『夢を売る男』を読む!         971

書影
新聞広告の宣伝文を見て、『夢を売ると男』を購入した。

著者は百田尚樹で、話題作『永遠の0(ゼロ)』も『海賊とよばれた男』も、実は未
だ読んでいない。

本書は、小説の態を取っているがノンフィクションとして読める。
僕の古くからの友人が、アリス清川の名で文芸社から8年前に一冊の書下ろし本
を出したことがある。
書名は、『碧眼の阿修羅』。
彼は広告業界で30年以上、やり手の営業マンとして活躍してきたので、小説家
デビューの困難さはわきまえているはずにも拘らず、若い時からの夢に拘泥した。

中小の出版社では、小説は出版できない事情がある。出せるのは、伝統的に文
芸物に強い蓄積のある大手出版社になる。それは、文芸誌をもち、雑誌作りで培
われた編集者の資質と、宣伝・広告戦略のノウハウの差である。

何でこんなことを言っているのか。
最近ではソフトになってきているかに見える「自費出版」を手掛ける出版社の内実
を、『碧眼の阿修羅』の出版までの過程で相談を受け、経緯を知り尽くしているか
らである。


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