第一作目の「ゴジラ」(本多猪四郎監督)は、1954年11月に封切られたが、
同年4月には黒澤明監督の「七人の侍」も公開されている。
そして、この年3月14日、焼津に帰港した第五福竜丸は、ビキニ岩礁での水
爆実験による「死の灰」をあびていました。
なんと、第五福竜丸事件の8ヵ月後に、「ゴジラ」が封切られています。
「反核」の声が燎原の火のごとく広がる時期と一にして、、、。
完成したゴジラのぬいぐるみは100キロあったと云うが、それが重厚感を出
すことになる。(核実験で)溶岩が溶け出すどす黒い山のような怪物が、東京
の街を蹂躙して行く様態を見事に演じたのは、怪獣役者・中島春雄でした。
(『中島春雄怪獣写真集』 洋泉社・刊)
ゴジラから初期のウルトラマンシリーズで育った世代から、その伝承で育つ子
どもたちまで、新らたな怪獣を待ち望む声が盛んになっている。
日本発の怪獣をリスペクトする米国人監督の「ゴジラ」が世界で、日本でも逆
輸入してヒットしたが、ここにきて、日本の怪獣映画ルネサンスの気運も一気
に高まってきているようだ。想像力をかきたてられる!
余談だが、「ゴジラ」第一作に始まって、学校のクラスにゴジラの愛称で呼ば
れる子がいたのを思い出す。
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