2024年12月12日木曜日

奥野修司『認知症は病気ではない』読む4510

書影(文藝春秋刊)

歳をとれば記憶力は衰え、言葉がでてこなくなり、忘れ事も多くなってくるが
これは病気なのか、悩むところ。
名前が思い出せない/水道栓の閉め忘れ/トイレの消灯忘れ、、

こうした問いに答えてくれるのは、長年、認知症の人や家族、介護・医療関係
者に取材してきた著者で、「認知症は病気ではなく老化。心の中は私たちと同
じだ」と確信す。
埴谷雄高さんが70歳になった頃から、自らのもの忘れを「ボケ老人」と頻りに
連発するようになったが、それとて創作意欲がなくなったわけではなく、愛嬌
ある人格者に見えたものです。

認知症への見方が変わり、納得の一端になる。

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