2024年10月5日土曜日

弟を偲ぶ              4442


今年二月に弟(三男)が亡くなったが、僕には直ぐ下に二男の弟がいた。
父は自分がサイパン島に教師として赴任していたときに誕生した弟で、太平洋の
「洋」から洋次郎と命名した。
その弟の命日が先日でした。
その弟は、東京に漫画家を志して上京して一年足らずで脳内出血であっという間
に逝去してしまった。死については表現のしようがなく、しばらくは死そのもの
を信じることができなかった。
彼は陽気で笑いを誘う喋りが得意で弟たちからも格段に慕われていました。
当時の母は大手術後の静養中でしたが、すぐに上京してきました。田舎の津山か
ら岡山へさえ出かけること皆無なのに、驚き飛ぶように駆けつけて対面し、一瞬
でしたが慟哭しました。悲しい思いをさせたことがトラウマになっています。
20代になったばかりの僕は、親より先に弟の死に遭遇するなんてことを考えても
みなかったので、何年も洋次郎の顔が忘れられなかった。
川魚を追っかけまわした夏の思い出、弟たちに似顔絵や漫画を描く姿がいまだに
浮かぶ。

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