2023年11月26日日曜日

『海女の島 舳倉島』で思い出すこと 4028

新版書影
本書は未来社から出版されているイタリアの人類学者・マライ―二の名著。
1964年に牧野文子訳で刊行した翻訳本だが、現在もうれしいことに「新版」と
して在庫しているはずです。
僕が未来社に入社した年に海女さんを表紙に使ったのが斬新で印象深く残って
いることと、日本人の感性や自然観を再認識させられる逆照射に感銘したもの
だ。
「舳倉島の人々の生活は自然との共生で、人間のつくるどんなものにもまして
万物の根本的な尊敬を呼び覚ますことを知っている」。
古くから自然を大切にした民族にもかかわらず、戦後、経済効率ばかりを追い
求めて、こうした精神は失われつつ有る。
いまでは、やっと問題にされてきている、神宮外苑の何千本もの木を伐採し再
開発する構想もそうだろう。(NHKから)
その地に、ホテル新設や190mの伊藤忠商事本社ビル建築が計画されていると
いう。

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