「仁義なき戦い」のオマージュをささげる映画かと思えるシーンから、広島弁
のセリフ回しなど多数でてくる。
時代は1991(平成3)年の呉が舞台。「仁義なき戦い」が敗戦直後の社会的背
景があってのヤクザ抗争のリアリティだったが、それから50年後の製作で明ら
かにテイストに違いが必然的に出て当然だろう。
マル暴刑事(松坂桃李)と武闘派ヤクザ(鈴木亮平)の激突をえがく。前作の
優等生刑事から一変して、役所光司にかわってマル暴として地元組織と密着し
ながら悪徳刑事に徹する役作りに驚く。
一方の鈴木亮平は刑務所でも暴れん坊で厄払いで追い出される武闘派ヤクザ。
眉毛も抜いて頭髪も独特で不気味な風体は劇画っぽいが、白石バイオレンス・
アクションに生かされている。
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